2010年7月

ゲゲゲの女房

2010年7月 3日

 現在、NHKの朝ドラで「ゲゲゲの女房」を放映しています。漫画家「水木しげる」氏夫妻の生活を描いています。昭和30年代からの話で非常に懐かしく見ています。現在は昭和39年の東京オリンピックの年です。私はその時高校2年生でした。あの時代を思い出しています。先日もインスタントラーメンが出てきました。6年生の頃だったと思います。弟が京都の親戚に行って「チキンラーメン」を持ち帰りました。インスタントラーメンを初めてあじわいました。世の中にこんな美味しい物があるのかと感激したのを思い出しました。そのように私自身が生きてきた昭和の時代を思い出しています。「貧乏!!」みんなそうだったんですね。

 『ゲゲゲの女房』(ゲゲゲのにょうぼう)は、漫画家・水木しげるの夫人・武良布枝さんが著した自伝です。並びにそれを原案として2010年3月29日に放送を開始し同年9月25日まで放送される予定のNHK『連続テレビ小説』で第82シリーズの作品、および同年秋に公開予定の映画作品です。
 副題は「人生は・・・・・・終わりよければ、すべてよし!!」。インタビューで実業之日本社の人間と話した際に、武良布枝さんが口にした「終わりよければすべてよしです」という言葉に対して、それをタイトルにして自伝を書かないか持ちかけられたのが執筆のきっかけだそうです。


 島根県の商家で生まれ育った布美枝。彼女が29歳の時に東京都で貸本の漫画雑誌に執筆していた水木しげると運命的な縁談を持ちかけられる。水木は太平洋戦争での爆撃で左腕を失うハンディを持ちながら漫画執筆に情熱を傾けていた。水木の人柄にほれた布美枝はすぐに結婚を決断。東京都調布市で新婚生活を始めた。

 しかし、その新婚生活は貧乏家庭での苦しくも厳しい物となり、貸本業界が厳しさを増す中で、水木は漫画を描き続けていく。その中で布美枝は「何があってもこの人(水木)と一緒に生きよう」と決断します。その後厳しい試練を乗り越えて水木が売れっ子妖怪漫画家として成長しながら、それを支えに生きていく布美枝の奮闘振りを昭和という時代背景を絡ませながら描くホームドラマです。

 NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」(月?土曜前8・0)の6月12日放送の平均視聴率が20・4%を記録したことが6月14日、ビデオリサーチの調べ(関東地区)で分かりました。
 初回は14・8%(同地区)と朝ドラ史上最低のスタートでしたが、じわじわと数字を伸ばし、約2カ月半を経てついに20%超えました。

 「ゲゲゲの女房」は、漫画家の水木しげる氏(88)の妻、武良布枝さん(78)の自伝をもとに、夫妻の激動の人生を描いています。視聴率は、松下演じる布美枝が向井理(28)扮する村井と結婚した5月以降、18%を超えることが増えました。

 NHK広報部によると、視聴者から「貧しい生活を支え合う2人に共感した」「昭和の時代が懐かしい」といった趣旨の声が届くようになったと言っています。昭和30年代の郷愁を誘う映像と貧しくも温かい夫婦愛が支持拡大の根底にありそうです。

 今後のストーリー展開は、村井が「水木しげる」として漫画誌などで活躍を始め、自身のプロダクションを立ち上げる時代に突入します。
 チーフプロデューサーの谷口卓敬氏は「ヒロイン夫婦についに追い風が吹き始める」と明るい展望を予告しました。

            (サンスポCOM)参照

追伸

水木しげる夫妻は現在も生存されています。

水木しげる
本名 武良 茂(むら しげる)
生誕 1922年3月8日(88歳)
鳥取県境港市
(大阪府大阪市住吉区生まれ)

武良 布枝(むら ぬのえ)
1932年1月 (78歳)

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半夏生

2010年7月 2日

 今日(7月2日)は半夏生(はんげしょう)と言う日だそうです。夏至から11日目で、昔は田植えも終わり一休みをする日(今日から5日間)だったそうです。それに関連して全国に色々な行事があるようです。また、この時期の花として半夏生と言う花が有ります。

半夏生(はんげしょう)
 雑節の一つで、半夏(烏柄杓)という薬草が生えるころ。
(ハンゲショウ(カタシログサ)という草の葉が名前の通り半分白くなって化粧しているようになるころ)

            hanges4.jpg

                     7月初旬 開花が始まる

               hanges1.jpg

                        白化した葉

 七十二候の一つ「半夏生」(はんげしょうず)から作られた暦日で、かつては夏至から数えて11日目としていたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっている。毎年7月2日頃にあたる。

 農家にとっては大事な節目の日で、この日までに農作業を終え、この日から5日間は休みとする地方もある。この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけないとされたりした。
 また三重県の熊野地方や志摩地方の沿岸部などでは、ハンゲという妖怪が徘徊するとされ、この時期に農作業を行うことに対する戒めともなっている。

(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)参照


◇福井県の「半夏生鯖」
 福井県では大野市を中心として半夏生には焼き鯖を食べる慣習があるそうです。これを称して「半夏生鯖(はんげしょうさば)」といいます。
 半夏生鯖の由来は、昔この地方を治めた大野藩の殿様が田植えが終わった時期に農民の労をねぎらうと共に、疲れた身体に滋養をつけるためと鯖を食べることを奨励した為だとか言われています。
      
◇京都の「蛸の日」
 7/2 は「蛸の日」となっています。これは半夏生の時期には蛸を食べるという慣習があるということから生まれた記念日です。バレンタインデーのチョコレートのような物でしょうが、残念ながらバレンタインデーのチョコレート程には全国展開出来ていないようです。

◇香川県では「うどんの日」
 この日は、香川県生麺事業協同組合がうどんの消費拡大を狙って制定したものです。香川といえば讃岐うどんの本場。うどんの日も納得出来ます。ただなぜ半夏生にかというと、麦の収穫時期と関係していると言われています。麦は半夏生の前あたりに収穫されます。
 

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ほたる

2010年7月 1日

 昨日(6月30日)で1年の半分が終わりました。早いもので今日は7月1日です。

 現在、ほたるの乱舞する季節ですが、私の住んでいるところにはいません。子どもの頃には沢山の、ほたるが飛んでいました。ほたるを採ってぬるぬるが良いんだとネギの中に入れて持ち返ったり、麦わらでほたるかごを編んでいました。そして家に帰り寝る前に蚊帳の中に放してほたるの光を見ながら眠りにつきました。懐かしい思い出です。

 ほたるについて調べてみました。(オスと雌の違い・源氏と平家・西日本と東日本での光り方の違い等)

ほたる
【オスとメスの違い】
基本的にメスの方がオスより体が大きいです。
●メスの特長
 発光器がひとつで、葉っぱの上に止まってオスの発光にこたえて光ります。
 
●オスの特長
 発光器が二つあり、メスよりか発光器は大きいです。水辺を飛び回っているのは、ほとんどがオスで、オスは飛びながら光ります。

源氏ほたる・平家ほたる
 名前の由来は諸説ありますが、「ゲンジ」の由来は、源氏物語の主人公である光源氏の優雅な暮らしから命名されたとする説と、山伏が山中修業中に夜灯火として蛍を使用していたことから、「山伏」または「験師(ゲンジと読み、修験者のこと)」の使用する蛍を用いた夜灯火を「ゲンジ」と呼ぶようになり、発音から「験師」が「源氏」に、すり替えられたとする説。

 形が大きく明るく強い光を放つのに対し源氏螢に対し平家螢は、弱々しく光るところから、繁栄する源氏と源平合戦に負けて没落する平家になぞらえたという説。

 今日では源氏物語の中に「源氏 蛍の光を借りて玉かずらの容姿をす。」という叙述から生まれたとする説が有力です。

「ヘイケ」の由来は、明治初期の教科書作成時に、大小2種類いる主な蛍を区別する為、大きな蛍を以前から「ゲンジボタル」と呼んでいたので、対語として小さな蛍を「ヘイケボタル」と呼んだことが始まりだと推定されています。
 そしてさらに小さな蛍を「ヒメボタル」と呼ぶようになったと推定されています。

 大きさもかなり違い、ゲンジが2センチ近くあるのに対しヘイケはその半分くらいしかありません。生息環境もゲンジの幼虫は清流に棲み、巻き貝のカワニナを食べています。そのため清流のシンボルとされています。
 ヘイケの棲みかは主に田んぼで、こちらモノアラガイという貝を主に食べています。
                  (インターネット団塊オヤジの短編小説参照)

東日本と西日本
 ホタルの光り方は種類で異なり、光交信で、自分と同じ種類のオスメスであることを知ります。
 ビデオや開放でとった写真の画像から解析すると東日本の蛍は4秒周期でのんびり型、関西は2秒でせっかちです。西が暖かいからなのか、光り方に方言があるのか、光り方が変わると遺伝子も変化してきているのかわかりません。2秒、4秒の境界は、糸魚川のフォッサマグマのあたりだそうです。地質の違いによるものかもしれません。
 活動性は、東日本にいるオスは9時には葉の上で休みますが、九州は12時すぎてもぶんぶん飛んでいて、九州、関西はうちわどころか、網でないととれないくらい速く飛びます。
 メスの習性も異なっていて、関東は卵を単独で産みますが、関西は集まってコケの上に集団で産卵します。この習性は、関西のホタルを関東につれてきて変わりません。
 今はイベントなどで,源氏ホタルの幼虫を販売したりして、独自の地域性が崩れてきてて,ずいぶん混じって来てしまっているのだそうです。
自然にそうなったのではなく,人為的な影響がありました。
                      (インターネットくらしとバイオネット21)参照

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