2009年4月

警戒度「フェーズ5」に

2009年4月30日

 世界保健機構(WHO)マーガレット・チャン事務局長は、スイス・ジュネーブで、日本時間30日午前5時の記者会見で、今回の新型インフルエンザの警戒度をフェイズ4からフェイズ5に引き上げると発表しました。メキシコ以外でも新型インフルエンザの感染による死者が出たほか、欧州諸国やニュージーランドなどに感染が広がり、世界的な大流行(パンデミック)に発展する恐れが高まったため、と話し、フェーズ5はパンデミックの一歩手前の状態を意味する警戒レベルとなります。 フェイズ5になったと言うことは、世界に2つ以上の罹病が確認され、世界的大流行の恐れが出てきたと言うことです。

新型インフルエンザをめぐる動き
3月18日?メキシコで豚インフルエンザとみられる症例で60人前後が死亡
4月23日  メキシコで豚インフルエンザの感染確認                     
     24日  米CDCがカリフォルニア州、テキサス州での感染例を確認。「人から人の感染」と発表        
     25日  WHOが緊急委員会。「公衆衛生上の緊急事態」と声明も警戒レベル引き上げは見送り         
     26日  カナダで感染確認                
     27日  スペイン、英国で感染確認            
                WHOが警戒レベルを「フェーズ4」に。新型インフル発生を宣言
     28日  ニュージーランド、イスラエルで感染確認。    
     29日  ドイツ、オーストリア、コスタリカで感染確認   
                米国内で初の死者(1歳9ヶ月)                
     30日  WHOが警戒レベルを「フェーズ5」に引き上げ 

 以上のように大変なことになっています。しかし、日本はゴールデンウイークによる、海外旅行の出国ラッシュとなっています。成田空港では29日だけで、約4万5000人が出国しました。テレビでのインタビューを見ると、新型インフルエンザは怖いけど、計画しているのでどうしても行きたいと話していました。今回の新型インフルエンザを日本が水際で阻止出来るかどうかは、行政の力が大きいとは思いますが、国民のノー天気ぶりも気になります。騒ぎすぎてパニックを起こしてはいけませんが、国民一人一人が冷静にそのことに対処しなければいけないと思います。

 広島県や広島市、広島検疫所などは28日、ウイルス侵入防止の水際対策や監視体制強化といった動きを本格化しました。
 は同日、危機対策本部(本部長職務代理者・城納一昭副知事)を設置し、各局長らが会議を開いた。会議では、WHOや政府の動き、行動方針を報告。水際防止や県内での発生に備えて情報収集、庁内の体制などを確認しました。県民に対しては、感染国への渡航の延期などを呼びかけている。県医師会を通じて、医療機関にも情報提供を求めます。
 

 広島市も同日、新型インフルエンザ対策本部会議を開きました。市長や各区長、病院事業管理者ら約30人が出席し、当面は、鳥インフルエンザ発生時を想定して作られた対応マニュアルで対処することが説明されました。
 同市では、検疫所から通知があった対象者についてメキシコ出国後10日間の様子を見る方針です。各医療機関で新型インフルエンザが疑われる患者が出た場合は、県立広島病院(南区宇品神田1)で検査し、入院は市立舟入病院(中区舟入幸町)で行ないます。

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豚インフルエンザ

2009年4月29日

 WHOは2009年4月24日、メキシコにおいて、人が豚インフルエンザウイルスA型(H1N1型)に感染する事例が相次ぎ、4月25日夜にかけて1000人以上の感染60人以上の死亡が報じられました。4月27日にかけて、アメリカでの感染例が報道され、ニュージーランドでもメキシコから帰国した25人が感染の疑いがあるとし、拡大の兆候を見せています。

 感染の疑いのある者が存在する国・地域2009年4月27日の警戒レベルは、「人から人への感染が全くないか、極めて限定的な段階」「Phase3」でしたが、豚との接触が無く感染する事例が確認され、世界保健機関(WHO)が、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」との声明を出す事態となりました。WHOは緊急委員会を再度招集し、2009年4月28日(日本時間)未明「Phase4」に1段階引き上げることを決定しました。このことにより新型ウィルスの存在が認められました。

日本の対応
 4月26日、麻生太郎首相が検疫体制の強化や在外邦人への情報提供などの体制を指示しました。厚生労働省や自治体に電話相談窓口が開設された。また、前述のWHOによる警戒レベル引き上げに伴い、同日(2009年4月28日)朝、舛添要一厚生労働大臣が緊急会見を行い、冷静な対応と個人レベルでの予防・警戒策を取るように呼び掛けました。 また、アメリカやメキシコからの到着便の飛行機、船舶の乗客は健康チェックシートが義務付けられ疑わしい場合は、すぐ 対応が出来るようなシステムが指示されています。

WHOのフェィズの定義は次の様になっています。

警報(フェイズ)
フェイズ1、 
パンでミック間期          ヒトへの感染リスクは低い

フェイズ2、 動物間に新しい亜型ウィルスが  ヒト感染のリスクはより高い
         存在するがヒト感染は無い

フェイズ3、 パンでミックアラート期       ヒトーヒト感染は無いが極めて限定されている
        新しい亜型ウィルスによる
        ヒト感染発生

フェイズ4、 パンでミックアラート期       ヒトーヒト感染が増加していることの証拠がある
        新しい亜型ウィルスによる
        ヒト感染発生

フェイズ5、 パンデミックアラート期       かなりの数のヒトーヒト感染があることの証拠がある
        新しい亜型ウィルスによる
        ヒト感染発生

フェイズ6、 パンデミック期           効率よく持続したヒトーヒト感染が確立

 

4月28日現在の豚インフルエンザの感染状況(ロイターニュース)

 死者が出ている国

 メキシコ(149人)

 感染が確認出来た国

 米国(51人)・カナダ(6人)・スペイン(12人)・英国(2人)

感染の疑いが有る国

 スペイン(6)・オーストラリア(19)・ニュージーランド(10)・スエーデン(5)・ドイツ(3)・イスラエル(2)・フランス(4)・ノルウエー(1)・韓国(1)

 以上のような深刻な状況になっています。予防は、マスクの着用、はぐ(抱擁)はしない、キスはしない、手洗い・うがい等風邪にたいする予防法と同じだそうです。インターネットの書き込みですと、メキシコの状況はマスコミが報じているよりもっと深刻な状況を訴えている記事もあります。先日感染列島という映画を見ましたが、現実になろうとしています。ともあれ、我々はパニックを起こさないようしっかりとした準備をして、冷静な行動をしなくてはいけないと思います。

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スラムドック&ミリオンネア

2009年4月28日

 昨日(4月27日)、昼から夕方まで時間が出来たので、映画を見ました。13時30分より新天地サロンシネマ2で、【スラムドック&ミリオンネア】という昨年のアカデミー賞8部門を独占した作品を見ました。驚いたことに、映画館が満員状態でした。平日のこの時間に席を探さなければいけない状態は初めてです。客層は、私と同じ年代は多いものの、色んな世代の方がおられました。

 60歳を過ぎて、映画館では「シニア」と言えば、全て1,000円です。得をしたようなまた、もうそんな年かと損をしたような、変な気分になっていましたが近頃は慣れてしまいました。時間を見つけて色んな映画を見ています。【映画って良いですね!】

 この映画は、何年か前に行ったインドを思い出しました。この映画の描いているインドの一片を見ているので興味深く観ました。前回のインド旅行では、デイリー周りの北インドでした。この映画で描かれている「ムンバイ」(旧ボンベイ)には行っていませんが、スラム街その他インドの風景は変わりませんでした。人間と活気の溢れるインドを久し振りに味わいました。この映画のラストシーンは、ダンスシーンでした。ビートたけし監督の【座頭市】のタップダンス思い出しました。よく似ています。真似ているのですかね?

あらすじ:
 テレビ番組「クイズ$ミリオネア」に出演し、賞金を獲得したジャマール(デヴ・パテル)だったが、インドのスラム街で育った少年が正解を知るはずがないと不正を疑われ逮捕される。ジャマールになぜこれほどの知識があり、この番組に出演するに至ったのか。警察の尋問によって、真実が明らかになっていく。(シネマトゥデイ)
 ムンバイの若者の現在と過去を、英国人監督が描き出す本作には、笑いと涙、夢と冒険、アクションとロマンス、ありとあらゆる要素が詰め込まれている。基軸は、困難に打ち克つサクセスストーリー。そう、人と場所は違えども、これは典型的な"ハリウッド映画"である。  クイズ番組に出演した青年が全問正解を前にして、不正を疑われ司会者に告発される。逮捕された挙げ句、拷問まで受けるのだが、まさかあり得ないと思わせないカオスがこの街にはある。高層ビルとスラムが混在する大都市が、過激な出来事にもリアリティをもたらすのだ。なぜ無学の彼がクイズに答え続けられたのかというミステリーの下、青年の生い立ちが明らかになっていく。その忌まわしく陰惨な過去には、格差社会、幼児虐待、裏ビジネス、宗教暴動、急激な近代化といった、インド現代史が凝縮されている。社会の底辺を駆け抜けてきたからこそ、必要な知識を身につけていたという一見あざとい構成。しかし、「トレインスポッティング」に原点回帰したダニー・ボイルの疾走感あふれる演出は、インドの現実をデフォルメしていく上で実に効果的だ。  スピルバーグの映画会社ドリームワークスがインド資本となり、ハリウッドが衰弱しきったご時世、アメリカは失われたドリームをこの地に見て、大量のオスカーを与えたのだろう。いや、同時不況にあえぐ今、インドのエネルギッシュな夢物語は、世界中で歓迎されるに違いない。(清水節)(eiga.com)

映画の1場面を添付しておきます。下記をクリックして下さい。

jyama-ru.pdf

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