半夏生 2010:07:02:06:56:07
今日(7月2日)は半夏生(はんげしょう)と言う日だそうです。夏至から11日目で、昔は田植えも終わり一休みをする日(今日から5日間)だったそうです。それに関連して全国に色々な行事があるようです。また、この時期の花として半夏生と言う花が有ります。
半夏生(はんげしょう)
雑節の一つで、半夏(烏柄杓)という薬草が生えるころ。
(ハンゲショウ(カタシログサ)という草の葉が名前の通り半分白くなって化粧しているようになるころ)
7月初旬 開花が始まる
白化した葉
七十二候の一つ「半夏生」(はんげしょうず)から作られた暦日で、かつては夏至から数えて11日目としていたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっている。毎年7月2日頃にあたる。
農家にとっては大事な節目の日で、この日までに農作業を終え、この日から5日間は休みとする地方もある。この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけないとされたりした。
また三重県の熊野地方や志摩地方の沿岸部などでは、ハンゲという妖怪が徘徊するとされ、この時期に農作業を行うことに対する戒めともなっている。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)参照
◇福井県の「半夏生鯖」
福井県では大野市を中心として半夏生には焼き鯖を食べる慣習があるそうです。これを称して「半夏生鯖(はんげしょうさば)」といいます。
半夏生鯖の由来は、昔この地方を治めた大野藩の殿様が田植えが終わった時期に農民の労をねぎらうと共に、疲れた身体に滋養をつけるためと鯖を食べることを奨励した為だとか言われています。
◇京都の「蛸の日」
7/2 は「蛸の日」となっています。これは半夏生の時期には蛸を食べるという慣習があるということから生まれた記念日です。バレンタインデーのチョコレートのような物でしょうが、残念ながらバレンタインデーのチョコレート程には全国展開出来ていないようです。
◇香川県では「うどんの日」
この日は、香川県生麺事業協同組合がうどんの消費拡大を狙って制定したものです。香川といえば讃岐うどんの本場。うどんの日も納得出来ます。ただなぜ半夏生にかというと、麦の収穫時期と関係していると言われています。麦は半夏生の前あたりに収穫されます。
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