2010年5月
口蹄疫
近年、鳥インフルエンザから始まって、新型インフルエンザ(A/H1N1)、そして口蹄疫です。21世紀は細菌に注意を払わなければならない時代だと言っていましたが現実となってきています。中国産の藁が持ち込んだと言われている口蹄疫ですが宮崎県で猛威を振るっているようです。畜産農家にとっては生き死にをかけるような大変な打撃となっています。
昨日の東国原英夫知事のブログでは現在次の様な状態だそうです。
殺処分対象は2045頭。発生は、川南町と高鍋町。これまでの累計は101例、殺処分対象は82,411頭。本日までに殺処分が完了した家畜(牛・豚)は、49,198頭。
大変な状態となっているようです。政府の経済対策を含めた対応の遅れが言われています。農水大臣が連休中外遊をしていた時期に大きな遅れが出たようです。危機管理対策を各省できちっと確立しなくてはいけないと感じました。
口蹄疫とは
・ 牛、豚、めん羊、山羊などの偶蹄類に感染する
・ 非常に伝染性の強い、急性かつ悪性の伝染病
・ 症状は、口の中や蹄(ひづめ)の付け根、乳頭などに水疱(みずぶくれ)ができ、発熱・元気消失・多量のよだれを流す・食欲不振・泌乳量低下・足を引きずるなど
発生した場合
・発生農場の偶蹄類は殺処分
・周辺農場(原則半径10km以内)の偶蹄類の移動が最低3週間禁止
・周辺農場は生乳の移動も禁止される場合あり
口蹄疫を予防する6つのポイント (現場でできる口蹄疫防疫対策)
1 畜舎の出入時には必ず消毒
畜舎出入口に消毒槽を設け、出入りの際には履き物を消毒しましょう。
2 外部の人は畜舎に入れない
関係者以外は極力畜舎に入れないようにしましょう。
3 海外旅行者、海外のみやげ物・郵便物は要注意
口蹄疫発生国からの旅行者、みやげ物、郵便物などでウイルスが持ちこまれることがあります。
4 食品残渣は加熱して給与
調理残渣などで口蹄疫が拡大した事例があります。
5 飼料は出所を確認して
6 家畜に異常があったらすぐに連絡
おかしいな?と思ったら、すぐに獣医師、家畜保健衛生所に連絡する。
入札・契約制度改善
この度、入札・契約制度が改善されることとなりました。5月21日の総務委員会で説明するそうです。
これまでの制度では、過当競争により低入札が横行し、ダンピング受注により様々な影響を及ぼす事態を引き起こしていました。工事の品質、安全性、下請け業者へのしわ寄せなど、この制度による弊害を予算特別委員会で沢山の議員が追求しました。
こうした事態を改善すべく、最低制限価格制度が7月1日より実施されることとなりました。ただ、対象工事が設計金額1000万未満の工事となっており、まだ十分な内容とは言えませんが一層の改革に向けてこれからも努力していきたいと思います。
【最低制限価格制度の導入】
1. 対象工事
1)緊急工事(災害復旧等)
2)設計金額1000万未満の工事
3)年間単価契約(道路等維持補修工事)
2. 最低制限価格の算定方法 調査基準価格の90%
(今回、調査基準価格の算定方法が見直しされます。)
3.最低制限価格の事前公表
透明性の確保の観点から、最低制限価格は事前公表とする
【地元建設業者の受注機会の拡大】
1. 地域要件の見直し
市内に本店を有する建設業者に限定した入札の範囲を、原則として1億円未満の工事に拡大
2. 直営施工可能業者限定入札の実施
災害時における応急復旧の迅速かつ円滑な協力体制を構築するため、直営施工が可能な地元建設業者を対象とした限定入札の実
その他、低入札価格調査制度の見直しとして
1)調査基準価格の算定方法に見直し
2)低入札価格調査の強化
などが行われます。
原文を掲載します。クリックして下さい。
市民病院駐車場
先日(5月13日)に病院事業局広島市民病院事務室より次の様な駐車場に関する改定を行ないますという知らせがありました。
このことは、我、会派の宮本健司議員が何年も前から取り組んできた結果です。
最初にテニスコート地下の駐車場と市民病院を地下通路で結ぶべきだと提案され実現しました。(3ー4年かかりました)
次に、病院の駐車場はいつも満車状態で路上に駐車待機の車が並んでいる。しかし、テニスコート地下の駐車場はほとんどガラガラに空いている状態でした。
そこで、料金を同じにして使ったらどうかと提案されていました。ここまでたどり着くのにやはり3年ー4年かかりました。病院の駐車場は病院事業局・テニスコート地下の駐車場は道路交通局と縦割り行政の弊害そのものです。
しかし、粘り強く提案をし続けた結果ようやく結果が出せました。前にも書きましたが、やはり行政へ提案をしてから結果を出すのに時間がかかりますね!
これからは、市民病院に車で行く時少し便利になります。路上への車の長い列はなくなるでしょうね!
広島市民病院の外来患者さん・見舞人の中央駐車場の活用の開始について
平成22年(2010年)5月13日 病院事業局広島市民病院事務室
病院駐車場の混雑による病院前道路の駐車を無くすため、広島市中央駐車場(広島市民病院に隣接するテニスコート地下の駐車場で、地下連絡通路で接続しています。)を外来患者さん・見舞人が利用する場合に、一定の時間無料で利用できることにします。
病院駐車場が満車のときに利用していただきます。
1 開始日
平成22年(2010年)6月1日(火)
2 対象者及び無料となる時間
対象者 無料となる時間
外来患者さんまたは外来患者さんの付添人 入庫後最大4時間まで
見舞人と入院患者さんの入退院時の付添人 入庫後最初の30分
※ 無料となる時間を超えた場合は、30分単位で180円の駐車料金が必要となります。
3 駐車料金の精算手続き
まず、料金精算前に病院内の警備員室で中央駐車場の駐車券と領収書等の提示などにより手続を受けます。その後、中央駐車場で駐車料金の精算を行います。
( 参考 )
1)広島市民病院駐車場の無料となる時間
対象者 無料となる時間
外来患者さんまたは外来患者さんの付添人 外来受診日当日
見舞人と入院患者さんの入退院時の付添人 入庫後最初の30分
2)広島市民病院駐車場の駐車料金
30分単位で180円 (上記?以外の時間)
3)広島市民病院駐車場の収容可能台数
第一駐車場(平面駐車場) 60 台
第二駐車場(立体駐車場) 132 台 合計 192 台