2009年6月

太陽活動の衰退

2009年6月16日

 先週、千歳空港から車で20分、札幌市内からは車で40分の恵庭カントリー倶楽部(北海道恵庭市 盤尻 53番地2)で、第77回日本プロゴルフ選手権大会(平成21年6月11日(木)?14日(日)開催)が開催されました。1日目が雨で中止となり、3日間(3日目は36ホール)の大会となりました。金曜日・土曜日と予選を行い、日曜日に決勝トーナメントとして36ホールマッチで行なわれました。

 結果   
1 -14 池田 勇太 
2 -7 立山 光広
3 -5 小田 龍一
4 -4 篠崎 紀夫
5 -3 近藤 共弘
 プロ3年目の池田勇太選手(23)が、初日からのトップを守り抜いて通算14アンダー、2位に7打差をつけてツアー初優勝しました。
 最終日は36ホール決戦となりましたが、池田選手は69、65と、この長丁場でもさらにスコアを伸ばす勢いのあるゴルフで完勝でした。  話題の石川遼選手はトータル6オーバー83位タイで予選通過はなりませんでした。
 テレビで観戦しましたが、非常に寒そうな気候でした。選手はほとんどウインドブレーカーを着込んでいました。そして6月と言うのに白い息を出ていました。冷夏になるのではと心配なくらいです。地球の温暖化は問題となっていますが、太陽の活動が衰退して、地球が寒くなると言う説を唱える学者も出てきました。

気象条件

1 日目 晴れ 風向き --南東 風速(m/秒) 5.0 気温(度/摂氏) 19.7
2 日目 雨   風向き --南南東  風速(m/秒) 8.0 気温(度/摂氏) 12.8
3 日目  雨  風向き --南西 風速(m/秒) 3.0 気温(度/摂氏) 11.7

 この太陽の衰退に関して面白い記事が載っていましたので掲載しておきます。

太陽の活動低下、地球への影響は?
 太陽の活動がこの50年で観測された中で最も弱まっているようだ。太陽・宇宙探査機「ユリシーズ」の観測データから、太陽の黒点数が減少し、太陽風や太陽磁場が弱まっていることが分かったという。
 これは、言い換えれば太陽圏が縮小したということを意味する。太陽圏とは太陽風の影響下にある広大な領域で、冥王星軌道を越えてはるか先まで広がっている。
 その境界では、宇宙の深奥から流入する生命にとって危険な銀河宇宙線をブロックし、地球をはじめとする各惑星の盾となっている。

 科学者らはこの観測結果についていまのところ具体的な結論を出していない。
特に、この変化が地球の気候に影響するか否かに関しては回答を保留している。
「この領域は、科学的にはいまだ推測の域を出ない」とボストン大学のナンシー・クルッカー氏は話す。
 一方、ユリシーズ内の実験の一部を主導するサウスウエスト研究所のデイビッド・マコーマス氏は、
「これは重大な変化だ。太陽全体の活動が10?15年前に比べてかなり低下している。
観測史上、これほど長い低迷期が続いたことはない」と語っている。

 太陽の活動に波があることは以前から知られており、磁場分布は22年、黒点数は11年周期で変動している。
 だが、同氏によると「今回観測された太陽風はこれまでの最小記録を大幅に塗り替えるほど弱いものだった」という。
そして、その状態が予想以上に長く続いているというのだ。

 太陽の活動が過去50年間のデータよりも低下していた時期は以前にもあった。
1600年代前半にはガリレオをはじめとする天文学者らが、通常であれば30年で5万個近く観測できる黒点を約50個しか観測できなかった。
 太陽の活動の強さに関しては、地球の気候との関係についても何世紀にもわたる議論がなされており、短期的には影響を及ぼすという証拠も得られている。
 1645?1715年ころにマウンダー極小期と呼ばれる太陽活動の低下した時期があり、このときにはグリーンランドにわたる海路の大半は氷に閉ざされ、オランダの運河は日常的に厚い氷で覆われたという。
 1695年にはアルプスの氷河が拡大し、海氷も増加してアイスランド周辺の海域が氷で埋まるほどになった。
このような以前の記録からすると、最近の太陽はそれでも活発な方ということになる。

 前出のクルッカー氏は、「太陽圏による保護範囲が狭まることで、宇宙探査の危険性が増す可能性もある」とも話している。
 太陽圏外には人間に死をもたらす宇宙線が飛び交っており、宇宙飛行士が危険な領域に入り込む恐れが高まるかもしれない。

 もっとも、この悪影響の大部分は太陽圏の境界にあたる冥王星のはるか遠方での話だ。
 宇宙探査機ユリシーズはNASAと欧州宇宙機関が1990年に共同で打ち上げ、当初の想定の4倍の期間、探査を続けてきた。
今後数カ月以内に徐々に燃料が凍結して機能を停止するとみられている。
ユリシーズの機能停止を間近に控えて、NASAは新たな太陽探査ミッションを予定している。
この探査ミッションでは太陽の近くまで探査機を飛ばし、太陽の外層大気であるコロナの熱源や、
 太陽風を加速させているものの正体に迫ることになる。

                               (Image courtesy NASA/JPL-Caltech参照)

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IQとEQ

2009年6月13日

 IQは知能指数、EQは心の知能指数と言われています。現代社会に於いて仕事上では、EQの大切さが言われ始めました。このことは右脳・左脳の使い方・鍛え方ともつながっていっているようです。IQとは、知能指数、つまり知的能力を表す指数で、EQとは、心の知性度、社会性を表す指数で右脳を使うことがEQ指数を上げることにつながっていると言われています。

 知能指数 IQ (Intelligence Quotient) は、20 世紀初頭にフランスの心理学者アルフレッド・ビネーによって考案され、その後アメリカで手を加えられました。
 IQ を判定するための知能検査では、バラバラに出される色々な問題を制限時間内に解いていきます。
 これらの問題は、ある年齢になると解けるとされるものが多数組合わせられており、成績を以下のように分析すると知能の働きの程度として、IQ を割出すことができます。
 知能年齢 / 生活年齢 ÷100
 10 歳の子供が、15 歳の子供であれば解ける問題のほとんどに正解すれば、IQ 150 になります。
 アインシュタイン・ガリレオ・ゲーテの IQ は、それぞれ 173, 145, 185 だったそうです。
 しかし、IQ は人間の資質を表すものではなく、訓練や体調により上がったり下がったりします。
 そのため、最近では集団全体の傾向を表したり、普通学級の授業について行けるか、という知能の遅れを判断するために利用されることが多くなっています。


 心の知能指数 EQ(Emotional Intelligence Quotient)は、1990年、現在エール大学学長を務めるピーター・サロベイ博士とニューハンプシャー大学教授のジョン・メイヤー博士によって提唱されました。そしてその研究を進めたダニエル・ゴールマンが「EQ こころの知能指数」を著したことで世界中に普及しました。
 IQ と対比するため EQ の名称がよく用いられますが、EI (Emotional Intelligence) と呼ばれることもあります。
 
EQ は、5 つの能力で構成されます。
・自己認識力
・自己統制力
・動機付け
・共感能力
・社会的スキル
 仕事上の成功には、IQ と EQ が 1 : 3 くらいの割合で関係していると言われます。
 EQ を高めるには、日常の小さな出来事にも目を向け、感動する習慣を付けることが有効です。
 EQは人格や倫理の指数でもあり、感情制御力があり、自己理解や他者理解がある人ほど高くなると言われている。
 社会で成功するのは、良好な人間関係を築けるEQが高い人であるという研究者もいますが、IQにしてもEQにしても、それで人間の全てが分かるわけではないので注意が必要です!

 

 

 

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空からおたまじゃくし?

2009年6月11日

 先日「とくダネ」と言うモーニングショウで、空からおたまじゃくしが降ってきたというニュースをやっていました。

とくダネ
先週6月4日16時40分ごろ、七尾市内の駐車場で突然『ドサッ』という音。
近くにいた人が音のした方を見ると100匹ほどのオタマジャクシが。
翌5日には白山市でも30匹ほどのオタマジャクシが空から降ってきて、駐車場や隣接する民家の庭でつぶれていたという。
周囲に人の気配はないことから「悪戯」も考えにくい、強い風も吹いていないので「風が運んできた」という説も考えられない。
鳥の仕業という説も出たが、一度に100匹となると鳥では多過ぎる。
この超常現象にオッタマゲターお年寄りは「空に田んぼがあるわけねえのに……」と不安顔。
七尾市の市議会議員となると「オタマジャクシじゃなくて、おカネでも落ちてくれればいいのに」。
ただ、空から降ってくるはずのないものが降ってくる現象は今回に限ったことではないという。
何百匹もの生きたカエル(1954年イギリス)や大量のカブトムシの幼虫(1958年フランス)、8匹のアリゲーター(アメリカ年代不詳)が降ってきた現象が報告されているという。

 結局NHKニュースでもさまざまな取材をしていたのですが「結論が出ず」状態でした。竜巻説の可能性はあったか?との取材に対し、金沢地方気象台では「竜巻とおぼしき現象は起きていない」と答えています。自然観察センターに取材に行った様子がローカルニュースで映し出され「オタマジャクシを餌にするサギ類など、鳥の群れが移動する際に落としていく可能性もある」というコメントがあり、確かにそれも一理あります。しかし、確証は得られていません。
 なかなか謎が多いニュースですが、人為的ではあって欲しくないと結んでいました。

 村上春樹さんの『海辺のカフカ』では空から大量の魚が降ってきますけれど、それに似たことが現実に起こるなんて、想像もしませんでした。

 聞くところによると、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』や映画『マグノリア』でも空から生き物が降りそそぐシーンがあるそうで、こういうの“ファフロッキーズ現象”というらしいです。

 もちろんそんなに日常的に起こる話ではないと思いますけれど、まったくの絵空事ではないということなんですね。

 世界各地で確認されたファフロッキーズ現象の事例には、カエルや魚、カブトムシなどがあるようです。

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