2009年6月

ICT

2009年6月19日

 昨日(6月18日)から、6月定例会が始まりました。6月12日の【市政報告】で書きました勉強会の内容で、市長説明があり補正予算、条例案の提案がありました。

 また、我々三期の議員全員へ全国議長会から十年表彰がありました。皆様のおかげで十年という議員生活を過ごすことが出来ました。これからも広島市のため、故郷のために一歩一歩焦らず努力して行こうと思っています。宜しくお願いします。

 今回の議案の中の言葉に【ICT】と言う言葉が出てきています。今までは【IT】と言っていたのに、どのように違うのか解らないので調べてみました。

【ICT】

 情報・通信に関連する技術一般の総称である。従来ひんぱんに用いられてきた「IT」とほぼ同様の意味で用いられるもので、「IT」に替わる表現として日本でも定着しつつある。

 ICT(Information and Communication Technology)は、多くの場合「情報通信技術」と和訳される。
 IT(Information Technology)の「情報」に加えて「コミュニケーション」(共同)性が具体的に表現されている点に特徴がある。
 【ICT】とは、ネットワーク通信による情報・知識の共有が念頭に置かれた表現であるといえる。
 情報の共有化という点において、ICTはITに比べても一層ユビキタス社会に合致した表現であるといえる。
 日本でも、2000年頃に盛んに提唱された「e-Japan構想」では「IT」が盛んに用いられたが、2005年を始点とする「u-Japan構想」ではもっぱら「ICT」が用いられている。
 総務省の「IT政策大綱」も、2005年までにはすでに「ICT政策大綱」に改称されている。すでに海外では、ITよりもICTのほうがよく通る名称として通用するようになっている。
 インターネットにおいて「URL」(Uniform Resource Locator)が「URI」(Uniform Resource Identifier)という表現へ移行しつつあるように、「IT」も徐々に「ICT」へ移行していると見られる。

ユビキタス社会

 ユビキタス社会とは「いつでも、どこでも、何でも、誰でも」がコンピューターネットワークを初めとしたネットワークにつながることにより、様々なサービスが提供され、人々の生活をより豊かにする社会である。「いつでも、どこでも」とはパソコンによってネットワークにつながるだけでなく、携帯情報端末をはじめ屋外や電車・自動車等、あらゆる時間・場所でネットワークにつながる事であり、「何でも、誰でも」とはパソコン同士だけでなく家電等のあらゆる物を含めて、物と物、人と物、人と人がつながることである。

                            (フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』参照)

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地球の滅亡

2009年6月18日

 昨年12月放映されたリメイク版「地球が静止する日」を見ましたが、そのSF映画を地で行くような発表がありました。地球が火星又は金星地衝突して滅亡するというものです。

『地球の静止する日』 (原題:The Day the Earth Stood Still) は、1951年、アメリカの未来SF映画。20世紀フォックス製作、監督ロバート・ワイズ、主演マイケル・レニイ。2008年、キアヌ・リーブス主演でリメイク作品『地球が静止する日』は公開されました。

地球が火星と衝突する?パリ天文台が試算(発信地:パリ/フランス)  

【6月11日 AFP】惑星の軌道のズレが原因で将来、地球が金星か火星と衝突し、太陽系が滅亡する可能性がある――。
 10日の英科学誌『ネイチャー(Nature)』にこのような研究が発表された。
 ただ、衝突の可能性は2500分の1と極めて低い上、少なくとも今後35億年間は発生しない見込みだという。

■一般相対性理論も考慮して計算

 太陽系の惑星の動きについてはこれまで、数千年後までなら正確に予想することができたが、数千万年後ともなると予測不可能だった。
 今回、パリ天文台(Observatoire de Paris)の研究員、ジャック・ラスカル(Jacques Laskar)氏と
ミカエル・ギャスティノー(Mickael Gastineau)氏は、処理能力の高いコンピューターを使い、今後50億年間の軌道不安定性に関するシミュレーションを作成した。
 その際、過去の同様の試算では使われたことのなかったアルバート・アインシュタイン(Albert Einstein)の一般相対性理論を考慮に入れた。この結果、短期予想では惑星の軌道経路にさほど差は見られなかったが、長期予想では顕著な違いが表われたという。

■地球が粉々になるパターンも

 シミュレーションでは計2501通りの予想が得られたが、うち25通りは、太陽系に大きな被害をもたらす内容だった。
 たとえば、火星が地球のわずか794キロ上空を通過するという予想が出たが、この近さでは地球も火星もバラバラになるため「衝突」するのとほぼ等しいという。
 こうした衝突の可能性をさらに詳しく分析するため、2人は、火星の軌道を少しずつ変えた200通りでシミュレーションを行った。
 すると、このうち195通りで、太陽、地球、水星、金星、火星のうちの2星間で衝突が発生するとの試算が得られ、地球が粉々になる大規模な衝突は、そのうちの4分の1に上った。

■カギを握るのは水星?

 惑星同士の衝突という事態が発生するか否かの「かぎ」を握るのは、太陽に最も近い水星だという。質量が小さいため、太陽系惑星の中で最も早く不安定化する可能性があるというのだ。
 そして、水星の軌道が木星の軌道と共鳴するようなことにもなれば、質量がはるかに大きい木星の
角運動量(Angular Momentum、物体が持っている回転の強さ)は、軌道の内側にある惑星全ての軌道をめちゃくちゃにしてしまうという。

                                      ( 6月11日 AFP ニュース参照)



 

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鱧(ハモ)

2009年6月17日

 先日、弟の店「話食家 和」で、鱧シャブ鍋を食べました。美味しいだし汁に玉ねぎを入れ、鱧をシャブシャブして玉ねぎと一緒に食べる。この季節の大変美味しい1品です。季節の鱧について調べてみました。


栄養
・ハモには、タンパク質、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれています
・特にビタミンAが多く含まれていて、消化器や呼吸器、目の粘膜を強化する効果をもち、胃腸の病気や風邪の予防、夜尿症にも有効です
・他に、ビタミンB2やビタミンE、それにEPA、DHAも豊富に含まれ、動脈硬化、疲労回復、老化防止に効果的です
・また、皮にはコンドロイチン(生体の骨、軟骨、血管、角膜、などの結合組織に含まれるムコ多糖の一種)が多く含まれています
・白身の魚ですが、脂肪が多く、暑い夏を乗り切るには打ってつけの食材です

特徴
・ハモはウナギ目ハモ科の回遊魚です
・ハモはウナギやアナゴ同様に細長い体型をしていますが、目つき、顔つき、歯並びは鋭く、どう猛で近寄りがたい容姿をしていて、上顎の中央に歯があります
・寿命は10数年と言われ、2メートルを超える大物もいます
・成長には雌雄で差があり、雌の方が成長は早い

漁場
・本州中部以南、特に瀬戸内海、四国、九州に多い。さらに朝鮮半島、台湾、東インド諸島、インド洋、紅海にわたって暖かい海に広く分布しています
・真ハモとスズハモの2種類がありますが、味は銀色の真ハモに限ります
・漁法は一本釣り、延縄、底曳網が主流です
・国内物では山口県、淡路島を中心に大分県、愛媛県などで漁獲されます
・最近は中国物の入荷はすくなくなってきましたが、韓国物の入荷は順調で、国内物と同じぐらいの値段がつきます

語源

ハモの語源は「食(は)む」からきているといわれます。
ハモはウナギ目に属しますのでウナギやアナゴの仲間です。
同じ仲間でもウナギやアナゴは脂ののった濃厚な味が魅力ですが、ハモは味わい深く上品で淡泊な味が魅力です。
これはウナギやアナゴの様には脂分が多くない代わりに、鱧には旨み成分であるアミノ酸がより多く含まれているからです。
さっぱり、あっさりとしているのに旨いのはアミノ酸が多く含まれているおかげです。

ハモはその上品な美味しさから想像つかないような非常に凶暴な魚で、魚、イカ、エビ、タコなどのかなり大きな獲物をその大きな口で捕らえて食べます。
この口には料理人もかなりの注意が必要で、活絞めする際に指を噛まれたりすることが多々あるようです。
海のギャングと呼ばれるウツボも同じウナギ目の魚であると言えばこの凶暴さも納得できるでしょう。

毒入り?

ウナギ目共通の特徴として、毒があります。
ウナギ、アナゴ、うつぼ、もちろん鱧にも血液中に「イクシオトキシン」という毒があって、食べるとおなかを壊すんです。ただし、加熱するとその毒は分解してしまいます。だから安心して食べています。。

鱧の骨切り

ハモは小骨が非常に多いため、そのままでは食べることができません。そこで「骨切り」と言う技法を行います。開いた身に細かく包丁を入れていき、皮一枚だけを残してじゃばら状にします。
一寸(3.3cm)あたり25本の包丁を入れられれば名人とされるようです。
最近(と言っても結構昔からですが)では「骨切りマシン」なるものが存在しますので、ハモ切りの経験が無い魚屋などでもハモが並べられるようになりました。
しかし、機械式のものは綺麗に一定間隔で切られ、身がやけに平べったくなるので華を咲かせるのは難しいようです。

ハモと京都

京都の人は昔からハモをよく食べます。
今のように流通が発達してなかった時代、海が遠い京都へは暑い夏に新鮮な魚を運ぶのは非常に困難でした。
しかし、ハモは非常に生命力の強い魚で、瀬戸内から生きたまま京都に入荷させることが可能でした。
特に七月、つまりハモの旬に行われる「祇園祭」ではハモが大いに振舞われ、別名「鱧祭り」と呼ばれます。
                                   (京都 本田鮮魚店ホームページ参照)

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