空からおたまじゃくし? 2009:06:11:06:54:15
先日「とくダネ」と言うモーニングショウで、空からおたまじゃくしが降ってきたというニュースをやっていました。
とくダネ
先週6月4日16時40分ごろ、七尾市内の駐車場で突然『ドサッ』という音。
近くにいた人が音のした方を見ると100匹ほどのオタマジャクシが。
翌5日には白山市でも30匹ほどのオタマジャクシが空から降ってきて、駐車場や隣接する民家の庭でつぶれていたという。
周囲に人の気配はないことから「悪戯」も考えにくい、強い風も吹いていないので「風が運んできた」という説も考えられない。
鳥の仕業という説も出たが、一度に100匹となると鳥では多過ぎる。
この超常現象にオッタマゲターお年寄りは「空に田んぼがあるわけねえのに……」と不安顔。
七尾市の市議会議員となると「オタマジャクシじゃなくて、おカネでも落ちてくれればいいのに」。
ただ、空から降ってくるはずのないものが降ってくる現象は今回に限ったことではないという。
何百匹もの生きたカエル(1954年イギリス)や大量のカブトムシの幼虫(1958年フランス)、8匹のアリゲーター(アメリカ年代不詳)が降ってきた現象が報告されているという。
結局NHKニュースでもさまざまな取材をしていたのですが「結論が出ず」状態でした。竜巻説の可能性はあったか?との取材に対し、金沢地方気象台では「竜巻とおぼしき現象は起きていない」と答えています。自然観察センターに取材に行った様子がローカルニュースで映し出され「オタマジャクシを餌にするサギ類など、鳥の群れが移動する際に落としていく可能性もある」というコメントがあり、確かにそれも一理あります。しかし、確証は得られていません。
なかなか謎が多いニュースですが、人為的ではあって欲しくないと結んでいました。
村上春樹さんの『海辺のカフカ』では空から大量の魚が降ってきますけれど、それに似たことが現実に起こるなんて、想像もしませんでした。
聞くところによると、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』や映画『マグノリア』でも空から生き物が降りそそぐシーンがあるそうで、こういうの“ファフロッキーズ現象”というらしいです。
もちろんそんなに日常的に起こる話ではないと思いますけれど、まったくの絵空事ではないということなんですね。
世界各地で確認されたファフロッキーズ現象の事例には、カエルや魚、カブトムシなどがあるようです。
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