2009年4月

プロ野球開幕

2009年4月 4日

 昨日(4月3日)、プ日本代表が死闘の末に2連覇を果たしたWBCの熱気が醒めやらぬ中、プロ野球が開幕しました。今年はセリーグ・パリーグに分かれて60周年となると言うことで、5年ぶりにセ・パ同時開幕となりました。

 我カープは、東京ドーム球場で東京読売ジャイアンツとの対戦でした。6対3で大勝利です。144分の1とは言え幸先よいスタートです。今年は新球場のオープンということで活躍を期待しています。【夢の器】の価値は、カープ次第と言う所もあります。強いカープで新球場を満員にして欲しいと思います。

 話は変わりますが、今回のWBCでは「イチロー」の活躍(調子のよいとき・悪いときを含む)が、大きな話題となりました。ある週刊誌は、年令から来る衰えが始まっている・動体視力が落ちている等、限界説まで出てきました。しかし、韓国との優勝戦では、さすがと思わせませた。「イチロー」のためのWBCだったと思わせました。9回ダルビッシュが打たれて同点にならなければあの場面はない。1塁が空いていたのに敬遠をしなかった。等、超一流選手には何もかも付いて回るんだと思わせました。「つきも、実力の内」という言葉を実感しました。

 その「イチロー」選手に大変なことが起こっているようです。

 (共同通信社)によると、3月30日、アリゾナ州メリーベールで行われたブルワーズとのオープン戦で体調不良のため途中交代した。WBC後、チームに合流して4試合目。初の3番で3打席に立つ予定だったが、三回の第2打席で右前打を放った後に代走を送られた。マリナーズのワカマツ監督は「軽いめまいを覚えたようだ」と説明。打撃内容に異変はみられず、疲労の蓄積による交代のようだ。イチローは珍しく肩を落とした様子で「疲れた」と小さな声で話し「きょうはちょっと」と報道陣を制して、それ以上のインタビューには応じなかった。

 米大リーグ・マリナーズは3日、イチロー外野手を15日間の故障者リスト(DL)に入れたと発表した。開幕からの出場が不可能になった。

 球団ホームページによると、イチロー外野手は胃潰瘍と診断された。出血は止まったが、大事をとって休養させる。米大リーグに移籍後9年目で始めてのDL入りとなった。(ニューヨーク支局)

と言う記事が掲載されました。

 あの「イチロー」が、胃潰瘍です。WBCでのプレッシャーは言語に絶するものがあったようです。でもさすがと、また思わせました。普通の選手なら、WBC期間中に倒れていたと思います。ゆっくり休み、しっかり回復して活躍をして欲しいと願っています。

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花冷え

2009年4月 3日

 昨日(4月2日)の、NHKの7時PM前の天気予報で、頭に花が付く言葉(花あらし・花いかだ・花あかり)について話していました。桜の季節によく使われる言葉ではないでしょうか。興味があったので調べてみました。以外に沢山あるのにびっくりしました。

花笑(はなえみ)・・・・・蕾がほころび花が咲く。

花霞(はながすみ)・・・・群がって咲き誇る桜を遠くからみると、まるで一面に白く霞のかかったように見える。

 花の宴(はなのえん)・・・桜をめでて酒を盛る。

 花逍遥(はなしょうよう)・花を見ながら散歩する。

 花疲(はなつかれ)・・・・散歩の疲れも、いやしの疲労感に感じる。

 花曇(はなくもり)・・・・桜の咲くこの頃の空は、うすく曇っていることが多い。

 花明(はなあかり)・・・・桜が満開だと闇の中でも桜のあたりはほのかに明るい。

 花冷(はなびえ)・・・・桜の時期は、また冷え込む。

 花篝(はなかがり)・・・篝火の下で夜桜を楽しむ。

 花風(はなかぜ)・・・・桜の盛りに吹く風が花を吹き散らす。散ってこそ桜だ。

 花嵐(はなあらし)・・・風が強くなり、花も厳しく散っていく。

 花の浮橋 ・・・・・・・水に散り敷いた花は浮橋である。でも渡れない橋。

 花筏(はないかだ)・・・水面に浮かんだ花びらが流れる様は筏のようだ。

 花屑(はなくず)・・・・散り落ちた桜まで愛でるのは日本人の心の豊かさ。

追伸

 昨日・一昨日とブログに写真を入れるのに苦労をしました。結局ケーブルテレビをプロバイダーと使っているので処理が遅いと言うことで、写真が入りませんでした。苦労をして「pdf」に落として別口で入れました。

 仕方がないので、プロバイダーをNTTコミニケーションの光回線に変えることにしました。

 

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直島(写真を入れました)

2009年4月 2日

 3月31日は、香川県 香川郡直島町1122番地1【直島町】に行きました。瀬戸内海の香川県高松市の北に約13km、岡山県玉野市の南に約3kmの位置にあり、直島を中心とした大小27島の島々で構成されています。朝8時半ごろホテルを出てJRで茶屋町・宇野と行き、高松行きのフェリーで20分の直島に着きました。10時AM過ぎから視察を始めました。見るところが多く1日では駆け足で回りました。現代アートで説明を受けなければ理解しにくい作品が殆どでした。広島市立大学芸術学部との関係もあり、広島現代美術館は素晴らしと言っておられました。視察した所と直島について記載しておきます。

 いくつかの島は三菱マテリアル直島製錬所の操業により煙害で禿山となっていたが、戦後まもなくから植林の努力は続いている。特に荒神島の緑は近年見事なまでに復活している。北側一帯の木が枯れたように見えるのは2004年(平成16年)1月の山林火災のためであり、現在は煙害は無いに等しいと言われています。

面積

 14.23平方キロメートル(本島約8平方キロメートル、属島約6平方キロメートル)

人口

 世帯数1,501   男1,672   女1,693   計3,365(平成21年現在)

ベネッセアートサイト直島

  直島町は、北側の精錬所の部分でなく南側の風光明媚な場所を、秩序だった文化的な観光地にしようと藤田観光を誘致し、キャンプ場を1960年代後半の観光ブームの時期にオープンさせたが、瀬戸内海国立公園内のため大規模レジャー施設にするには制約があり、石油ショック後は業績が低迷し撤退しました。その後に福武書店(現・ベネッセコーポレーション)創業者の福武哲彦と当時の町長・三宅親連が「直島文化村」づくりで意気投合、1989年に研修所・キャンプ場が安藤忠雄のマスタープランでオープン。さらにホテル・美術館建設が1992年に完成するなど拡大し現在に至っています。

・ベネッセハウス(安藤忠雄設計 1992年)

 美術館とホテル併用

・地中美術館

 クロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレルの3人の作品を、本人たちの構想を最大限生かしながら設置するために、山の上の塩田跡の地下に建設された。2004年オープン。

・家プロジェクト 

 島内の集落・本村(ほんむら)の、今は使われていない古民家の修復・町並み保存と同時に、現代美術のインスタレーションを組み合わせて恒久展示場としたもの。

 

角屋

 1998年。築200年の屋敷に宮島達男作品を展示、ヴェネツィア・ビエンナーレの作品の直島バージョン。建物修復監修は香川県高松市牟礼町牟礼のイサム・ノグチのアトリエの修復を手がけた建築家・山本忠司

南寺

  1999年。明治時代まで寺のあった場所に周囲や歴史的文脈と調和した建物を新築し、内部にジェームズ・タレルのインスタレーションを展示。安藤忠雄設計

きんざ

  2001年。築200年の小さな民家に内藤礼作品を展示、ヴェネツィア・ビエンナーレの作品の直島バージョン。建物修復は内藤礼、木村優、永田直

護王神社

  2002年。写真を使った美術家、杉本博司の構想による作品。老朽化した江戸時代からの神社の本殿・拝殿を建て直し、地下に石室を作ってガラスの階段で本殿とつなぎ、光を採り入れるもの。設計は杉本博司、木村優、設楽敏生

石橋

  2006年。製塩業を営んでいた石橋家に、千住博による「ザ・フォールズ」など19点を展示

はいしゃ

  2006年。歯医者だった建物の内外装に大竹伸朗が廃物を設置しペインティングを施した「舌上夢/ボッコン覗」

碁会所

  2006年。碁会所のあった空き地に建物を新築し、須田悦弘による彫刻「椿」を展示

 3月31日の写真を添付しておきます。下記をクリックして下さい。

sisatu2.pdf

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