広島市議会 2012:04:22:07:46:46
市民の皆さんから時々市議会とは何をするところですかと言う質問をされることが有ります。簡単にまとめてみました。
市政と市議会(広島市議会HP引用)
広島市では、市民の皆さんが安心して快適に暮らしていけるように、日常生活を営むために欠くことができないいろいろなこと(例:福祉、教育、道路、上下水道など)を行っています。
このため、市政には、市民の意見が反映されなければなりません。そこで、市民はその代表者として、市議会議員や市長を選挙によって選び、市政の運営を委ねています。
市議会は、市民を代表する市議会議員が、市民生活に関係するさまざまな問題を話し合い、市政の方針を決定する機関で、 議決機関といいます。
また、市議会で決定した意思に基づいて実際に仕事を行うのが市長や教育委員会などの行政委員会で、これを 執行機関といいます。
市議会と市長などの執行機関は、全く対等な立場で、お互いに尊重し合い、協力し合いながら住みよい広島市をつくるために努力しています。
図式すると上記のようになります。市民の丸が大きいのに注目してください。
そのほか議会には常任委員会と特別委員会が設置されています。
常任委員会
・総務委員会(10名)・消防上下水道委員会(9人)・文教委員会(9人)・厚生委員会(9人)
・経済環境委員会(9名)・建設委員会(9名)
特別委員会
・大都市税財政対策等特別委員会 委員数14名
1 大都市税財政制度の充実強化について
2 地方分権の推進について
3 財政健全化の推進について
以上について、調査研究する
・都市活力向上対策特別委員会 委員数20名
1 当面する都市活性化に関する課題について
(1)旧広島市民球場跡地の活用
(2)広島大学本部跡地の有効活用
(3)広島駅周辺地区の整備
(4)広島西飛行場廃止後の跡地活用
2 観光振興について
3 災害に強いまちづくりについて
以上について、調査研究する
・人にやさしいまちづくり特別委員会 委員数20名
1 子どもの健全育成について
2 高齢者福祉対策について
以上について、調査研究する。
・議会運営委員会 委員数 14人
議会が公正円滑に運営されるように話し合いを行い、議長の諮問に応じるほか、議案や請願・陳情などをどこの常任委員会に振り分けるか(これを付託といいます)を審査します。
・広島市議会広報委員会 委員数6人
議長の諮問に応じ,議会の広報紙の発行等に関し協議又は調整を行うものとする。
・広島市議会改革推進会議 委員数14人
議会改革の推進に関し協議又は調整を行うものとする。
ハサミ 2012:04:21:06:46:36
先日、テレビで文房具の進化についてハサミがすごい進化をしていると放映していました。昨日早速、東急ハーンズに生き買い求めました。315円でした。使ってみるとちょっとうれしい買い物をした気分です。
ハサミ3000年の歴史(ハサミの原形は約3000年前のギリシャで作られたらしい)の中でも、飛び抜けた進化を遂げたハサミと言ってもいいようなハサミが発売されました。
普通のハサミと比べると歯が湾曲しているだけです
どこが普通のハサミと違うか、それは、刃が湾曲していることです。違いはそれだけ。地味過ぎる変化です。しかし、このカーブ(製品名の「フィットカットカーブ」のカーブは、このカーブなのだ)が、今までに無かった切れ味と使い勝手を実現しました。このカーブを設計する際に、流体力学の祖・ベルヌーイの理論を参考にしたため、この刃を「ベルヌーイカーブ刃」と呼ぶほど、このカーブには科学が詰め込まれています。
普通のハサミと比べてみると、刃の湾曲が分かると思う ?このカーブが、何をハサミにもたらすか、それは、このカーブによってハサミの刃の根元でも刃先でも、常に刃が開く角度が一定になると言う事です(分かりにくい?)。従来のハサミでは、どうしても、刃先に行くに従って刃が開く角度が小さくなります。そのため、根元と刃先では、切るために必要な力が大きくなります。しかも、ハサミはテコの原理を使っているので、元々、根元の方が力が入りやすい。手元にあるハサミで、厚紙を四つ折りにして、刃先で切ってみて下さい。まず切れません。切れても力がいるし、紙を巻き込んでしまったりもします。
普通のハサミでビニールを切ると、先の方で巻き込んでしまう事が多いがフィットカットカーブなら先まで均一に力が掛かるから、スパッと切れます。この差の大きさには驚くと同時に感動する。これまでのハサミって何だったの??というくらいの驚きです。引き続き、紙を根元から刃先まで使って、一気に切ってみて欲しい。従来のハサミだと、刃先部分は紙を巻いてしまうけれど、「フィットカットカーブ」なら、スイーッと最後まで切れるのだ。これ、相当気持ちいい。そして、それは、単に刃を湾曲させただけで実現しているのだ。もしかしたら、今後、ハサミの刃は曲がっているのが当たり前になるのかも知れない、それだけのブレイクスルーが、このハサミにはあります(見た目地味だけど)。
刃先だけでも、小さな力で簡単に切れます。面白いのは、根元で切ると、通常のハサミより少しだけ力がいることです。つまり根元では通常のハサミに比べて開く角度が小さく、その分、力が必要になるのだ。でも、その事実が、刃先での切れ味を保証しているようで、ちょっと余分に力がいることも面白く感じてしまう。その凄さが分かりやすいのは、ビニールなどを切る時。ビニールのような、ハサミで切ろうとすると巻き込んでしまう素材でも、このフィットカットカーブだと、力のかかり具合が均等に近いため、巻き込まずに真直ぐ切れる。ビニールなどは、ピンと張ってから切らないと切りにくかったのだけど、このハサミならその手間が要りません。切りにくかったブリックパックも簡単に切れます。それも、力が均等に切る物に掛かるからだけど、普通、ハサミで切る時の力の掛かり具合なんか気にしないから、実際にスムーズに切れると魔法のように感じます。
普通のハサミと比べてみると、刃の湾曲が違います
ケース付きだから、カバンに入れて持ち歩いても安心?筆者は、50万回以上切れるという耐久性に惹かれて、ちょっと高い(でもブルーのコーティングがカッコいい)チタンコートタイプ(735円)を購入したが、他にも、スタンダード(315円)、フッ素加工(420円)、左手用(315円)、ロング(367円)と揃う。さらに、ハンドルが左右非対称の「ジャストグリップ」タイプでも、同様に、「スタンダード」(315円)、「フッ素加工」(420円)、「チタンコート」(735円)、「ロング」(367円)がある。「スタンダード」ならグリップの色も豊富に揃うし、好み、必要に応じて選べるラインアップだ。というより、普通にハサミとして売ってるわけだ。
こんなに凄いのに、ケースの裏には名前を書く欄なんかもあって、微笑ましい ?だから、普通に文具店なんかで見たら見過ごしてしまうかも知れない。でも、このハサミの凄さは見過ごすにはもったいない。安いんだから、一度は使ってみて欲しい。で、気がつくと、いつの間にか、ハサミの刃は曲がっているのが当たり前、という時代が来た頃に、自分はその時代の境目を知っていると思えるのは、ちょっと嬉しい様な気がします。