2010年12月

2022年ワールドカップ

2010年12月 3日

  2022年のワールドカップ開催がカタールに決まりました。決定前までは、アメリカとカタールが有力視されていましたが、日本も十分勝てる可能性があると言われていました。立候補していたのは、アメリカ・カタール・韓国・オーストラリア・日本です。

 開催地を決めるFIFA=国際サッカー連盟の理事たちの投票は、2日、いずれかの候補地が過半数を取るまで、最下位の候補地を除外しながら繰り返す仕組みで行われました。22人の理事たちの投票の結果、1回目でオーストラリアが1票で落選する一方、日本は3票を獲得して2回目に進みました。しかし、続く2回目では、1回目よりも票を減らし2票にとどまり、日本はこの段階で落選しました。投票は4回目でカタールとアメリカの決選投票になり、ここまで安定した支持を集めていたカタールが14票を獲得し、選ばれました。

 日本はカタールが掲げた「中東で初めてのワールドカップ」のように分かりやすい招致の大義名分を打ち出せず、「2002年大会を開催したばかりの日本でなぜ2回目を開くのか」という疑問に十分答えることができず、今回の招致を成功させることができませんでした。一方、カタールは、王族が招致委員長を務めるなど、国と一体となって、天然ガス資源を背景とした豊富な資金を使った積極的な招致活動が実を結びました。最も懸念された暑さについては、スタジアム全体を太陽光発電を利用した冷却装置で冷やすという解決策を提示し、不安の解消に成功しました。

 日本はFIFA加盟国・地域数に合わせた「208の笑顔」をテーマに、最先端技術を駆使してFIFAに加盟する全208カ国・地域で立体映像によるパブリックビューイングを行うことや、世界から6000人の子供たちを招待する教育活動プログラムなども開催計画に盛り込んでいた。しかし、日韓大会からの開催間隔の短さや、他の候補地との計画書での比較で政府の支援態勢の弱さなどが指摘され、終盤の懸命な招致活動も劣勢を覆すことは出来ませんでした。

 日本のプレゼンテーション参加者は、小倉純二委員長(日本サッカー協会会長)・佐々木かおり(2022年20歳となる子供)・鈴木寛文文部科学省副大臣・田島幸三郎日本サッカー協会副会長・ハワード ストリンガー会長兼社長(Sony)以上5人で行いました。

 今回の招致費用として約100億円かかったそうです。02ねん日韓共催の時の費用は89億円だったそうです。

            (NHKインターネットニュース参照)

ちなみに、2018年は東欧圏初めてのロシアに決まったそうです。

 2020年のオリンピック招致を目指している広島市(市長)ですが、今回のワールドカップ招致を見てみますと日本選考に成功したとしても世界の舞台で成功するのは至難の業ではないでしょうか。平和市長会議のすべての市が応援団に回ってくれるのでしょうか?ノーベル平和賞受賞者が応援プレゼンテーションをしてくれるのでしょうか?100億円の費用は?疑問が増すばかりです。

正式国名:カタール国(State of Qatar)
首都:ドーハ
面積:11,427km2(秋田県よりもやや狭い面積に相当)
人口:約74万4千人(04年/カタール計画評議会)
人種:アラブ人
言語:アラビア語
宗教:イスラム教スンニ派に属するワッハーブ派
主要観光地:ドーハ、カタール南部のホール・アル・ウデイドのラグーン
都市:ドーハ、アル・ワクラ、アル・ホール、ウム・スラル・モハメッド、ラス・ラファン、ウム・サイド、ドハーン
通貨:カタールリアル(QR)、補助通貨:ディルハム
時差:日本時間マイナス6時間
国際電話-国番号:974
公共 電話番号:消防、救急車、警察:999
旅行シーズン:10ー4月の冬季
ビザ(査証):必要。

     qatar_ol_map.gif

 

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2010 ユーキャン新語・流行語大賞

2010年12月 2日

 今年も師走の風物詩『2010 ユーキャン新語・流行語大賞』(現代用語の基礎知識 選)が1日、発表されました。年間大賞にNHK朝の連続ドラマ『ゲゲゲの女房』で人気を博した「ゲゲゲの?」が選出されました。選考委員特別賞には日本ハムにドラフト1位指名された早稲田大学野球部主将・斎藤佑樹選手の「何か持っていると言われ続けてきました。今日何を持っているか確信しました…それは仲間です」が選ばれました。
 その年に生まれた、さまざまな言葉のなかで軽妙に世相を表現していた言葉や大衆の目や耳を賑わせた“新語”“流行語”を選ぶ同賞は1984年に創設されました。『現代用語の基礎知識』読者審査員のアンケートから上位60語がノミネートされ、作家・藤本義一氏を審査委員長とした委員会により、大賞とトップテンを選出します。今回、斎藤選手の特別賞は、新語・流行語大賞にとどめておく言葉ではないとしながらも「50年ぶりの早慶優勝決定戦の歴史を証明する言葉」として与えられました。

 トップテンには、わかりやすい時事解説をした池上彰の「いい質問ですねえ!」、国民的アイドルグループに成長した「AKB48」、ヒット商品となった「食べるラー油」などが選ばれています。なお、今年のノミネート語(60)は11月12日に発表されていました。

 トップテンに選ばれた新語・流行語は以下の通りです。

・いい質問ですねえ!    受賞者:池上彰
・イクメン            受賞者:つるの剛士
・AKB48             受賞者:AKB48
・ゲゲゲの?          受賞者:武良布枝(「ゲゲゲの女房」著者)【大賞】
・女子会            受賞者:大神輝博(モンテローザ代表取締役社長)
・脱小沢            受賞者:辞退
・食べるラー油         受賞者:小出孝之(桃屋代表取締役会長兼社長)
・ととのいました        受賞者:Wコロン
・ーなう。            受賞者:梅崎健理(IT界のスーパー高校生)
・無縁社会           受賞者:NHK『無縁社会』制作チーム
・選考委員特別賞      受賞者:早稲田大学野球部主将・斎藤佑樹選手

(Yahooニュース参照)

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