おせち料理 2010:12:30:06:55:45

2010年12月30日

 今年もあと2日となりました。毎年今年はどうしようかと言いながらおせち料理を作っている妻です。昨日あたりから少しづつ準備をしているようです。(黒豆・なます等)

おせちについて調べてみました。

「おせち」
 古代より朝廷の節目に行われる宴「節会」(せちえ)で振る舞われる「御節供」(おせちく)の略が語源です。
 節会には1月1日の元日節会(がんじつのせちえ)、
 1月7日の白馬節会(あおうまのせちえ:後に七草粥)、
 3月3日に上巳祓(じょうしのはらえ:後に桃の節句)、
 5月5日に端午節会(たんごのせちえ:後に端午の節句)、
 7月7日に乞巧奠(きっこうてん:後に七夕節会)、
 9月9日の重陽節会(ちょうようのせちえ:後の菊の節句)、などがありました。
 この節目の日に神に供えたり、お客さまに出された「御節供」(おせちく)が、「おせち」と略されましたが、現代では元日節会のみが残っています。正月おせち料理の基本は、お屠蘇、祝い肴三種(三つ肴)、雑煮、煮しめで、地方により内容は異なりますが料理は通常重箱に詰めて出されます。これは「めでたさを重ねる」という意味で縁起をかついでいるからです。
  (インターネット時事両断知識の宝庫 管理人日記引用)

◆おせち料理

 家族が小人数になった現代は、おせち料理も2段重ね、多くて3段重ねの重箱に詰める家庭が多くなり、ハムや肉類など洋風の料理も取り入れられるようになりましたが、昔は4段重ねの重箱に縁起物を詰めるのがしきたりでした。
下から一の重、二の重、三の重、与の重(四の字を避けて当て字を用いる)といい、詰め方は地方の風習や家風によって多少違いがあります。

◇重箱への詰め方いろいろ

 重箱への詰め方、重箱に詰めるお料理は、地域・家庭・年代によって様々ですが、いずれも今年一年の幸福を願うものです。
 4段重の場合は、
 1段目に祝い肴(祝い事の膳の酒の肴)数の子、ごまめ、黒豆(関西では黒豆の変わりにたたきごぼう)など、
 2段目には口取り(儀式のときに最初に出す料理)きんとん、だてまき、紅白かまぼこ、日の出かんなど。
 3段目には海の幸や焼き物中心で、焼き魚、昆布巻き、えびの鬼殻焼きなど。
 4段目には、れんこん、高野豆腐、にんじんゴボウなどの煮物を中心に。
 正式には4段重といわれますが、現在の主流は3段重ねです。
 
 3段重ねの場合は、
 1段目には祝い肴(祝い事の膳の酒の肴)、
 2段目には口取り(儀式のときに最初に出す料理)、
 3段目には煮物を詰め合わせます。
 
 お重が2段の場合は、乾いたものと汁気のあるものに分けて詰めます。
 1段目には祝い肴3種ときんとん、かまぼこ、だて巻きなど。2段目には煮物や酢ものなどを詰めます。

主なお節(おせち)料理の意味や由来について
海老
 ヒゲが伸び、腰が曲がっている姿から、えびを老人に見立て「腰が曲がるまで、ともに長生きするように」という長寿への願いが込められています。

数の子
 沢山の卵が詰まっているという所から、子沢山、子孫繁栄多産への願いが込められています。

栗きんとん
 「栗金団」と書くことから、金運を招く。繁盛、繁栄。

黒まめ
 「黒くまめまめしく」という語呂合わせから、黒く日に焼けるまでマメに働いて暮らせるようにと健康を祈る意味が込められています。「まめに暮らす=元気に暮らす」という意味もあるようです。

紅白かまぼこ
 紅白はおめでたさの象徴としてお祝い事全般 に使われます。蒲鉾の材料となる白身魚は、昔は非常に高価であり、白身魚で作る蒲鉾もまたご馳走でした。海のない地域にも流通可能であるほか、生ものよりも保存がきく高級な海の幸と考えられていました。

紅白なます
 紅白はおめでたさの象徴としてお祝い事全般 に使われます。熨斗などに使われる紅白の水引きを表わしているという説もあります。

昆布巻き
 「よろこぶ」という語呂合わせと、「子生婦(こんぶ)」という字をあてる語呂合わせがあります。一家の幸せと、子孫繁栄を祈ります。また、昆布はひろめとも言われたので、世間に名が広まる=立身出世 との願いも込められています。

里芋
 里芋は、1本の苗から沢山の小芋が収穫できるという所から子だくさんの象徴とされます。子孫繁栄多産への願いが込められています。
ごまめ(田作り)
 かたくちいわしの稚魚は、昔、肥料として使われ、ゴマメ(五万米=ごまめ)とも呼ばれています。田作りという名称もごまめと同様に、片口いわしの干物を田んぼの肥料に使っていたことから来ています。豊作の願い豊作を祈願する食べ物です。

橙(だいだい)
 言葉から連想されるように、代々家が栄えるようにとの願いが込められています。

伊達巻き
 蒲鉾と同様、白身魚を原料とし、卵を混ぜることで黄金色になることから、豪華で見栄えが良く神様への供物としてふさわしいと考えられていました。巻いている形状から反物(着物の布地)を連想させ、衣装に困らない...繁盛、繁栄の願いをこめてという説や、巻き物として文化的な繁栄を願っているという説などがあります。

錦玉子
 黄色と白は金銀を表わし、財宝や富の象徴とされました。

れんこん
 穴があいているので「将来を見通せるように」という願いが込められています。

            (インターネット記事 引用)



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