2010年1月

車のお飾り

2010年1月 5日

 今年の正月に、改めて気が付いたことが有ります。年々少なくなっていたのですが、今年は我が家の車しか着いていません。【車のお飾り】です。車を持ちだしてから私は、1度も欠かさず着けています。  今年は、着けている車を1台も見ませんでした。妻が初出勤をして、他の先生方に「車にお飾りをつけていることに感激した」と、言われたそうです。その先生方も今年から、突然、着けている車が居なくなったと言っておられたそうです。

 不景気感のせいですかね?人々の気持ちが変わってきているのですかね?不景気の年は、お宮参りが多いと言います。縁起物ですから、1年間事故を起こさないようにと言う気持ちを込める事は必要と思いますがね。そこまで合理化するのは、いかがなものかと思います。

 我が家の【正月飾り】は、床の間の【鏡餅】玄関の【注連飾り】配られる【紙の門松】、【仏壇飾り】、車へはフロントへ【お飾り】少し小さめの【鏡餅】等、新年を迎えるための縁起物を飾ります。しかし、今年は良くないと言われる、1夜飾り(31日に飾ること)となってしまいました。これらのお飾りは、今年は11日の【とんど】で全て処分します。(昨年の破魔矢等も)

 1月1日には朝食を全員で向かえお節料理を並べ、年の若い順に、昨年のお礼と本年の抱負を言い、お屠蘇をいただきます。そして、雑煮を食べゆっくりとした正月を迎えます。今年は、子供ができてから初めて3人の正月となりました。(妻・母)子どもたちは忙しくて帰って来ませんでした。少し寂しい正月でした。

 このような正月の風習は、段々廃れていっているのでしょうか?少し寂しいですね!

正月飾り

 飾る時期
 飾り始める日は松飾りの飾る期間と同じ扱いで良いが、地域によって風習は異なり、現在ではクリスマス後から28日までに飾る事が一般的である。
 29日と31日に飾る事は縁起が悪い事とされ、31日に飾る事を一夜飾りといい、迎え入れる神様に失礼であるとされる。

しめ縄のはずす日
 一般的には1月7日の「七草がゆ」を食べた後か、1月15日の「とんど焼き」まで飾っておきます。
 「とんど焼き」では、しめ縄を焼いて処分します。

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今年珍しいマイカーの車飾り

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有平棒

2010年1月 4日

 昨日(1月3日)は、正月早々葬式でした。年末の31日に亡くなり、火葬場が31日・1日・2日と3日間休みでしたので昨日になりました。葬儀場は、3日分の葬儀があるため混雑していました。故人は、選挙でお世話になった方で、60歳代の若い方でした。お酒を飲んで風呂に入り心筋梗塞を起こされたそうです。救急車を呼んだ時にはもう、脈が無かったそうです。故人の冥福をお祈りいたします。

 飲ベーの方、飲んだら乗るな(車)、飲んだら入るな(風呂) 徹底しましょう!

 昨日夕方、テレビを見ていると、【有平棒】とはなんですかと言うクイズがありました。散髪屋の前で回っているサインポールのことだそうです。調べてみました。

 

signpole.jpg

有平棒(サインポール(signpole))
 理容店を示す細長い円柱形の看板のことです。赤・白・青の三色の縞模様(レジメンタル・ストライプ)がクルクルと回転する。
 ひねりを加えた形が、安土桃山時代にポルトガルから伝来した砂糖菓子有平糖とよく似ていたことから有平棒(あるへいぼう)(またはアルヘイ棒)とも言います。英語圏ではバーバーズポール(Barber's pole)と呼ばれています。

 散髪屋さんは営業中を表すためにサインポールを回します。日本のサインポールの模様は、右側に行くに従って上がる、いわゆる「Z巻き」が圧倒的に多いと言われています。

 

サインポールの色
 サインポールの由来には諸説あり、かつ明文化された記録が存在しないため、由来の調査は困難なのが現状である。よって内容が異なる説があったとしても一概に違うとは言いきれない場合も存在する。

 1、12世紀のヨーロッパで、当時の理容師が外科医を兼ねていた(「床屋外科」と称した)
   ため、赤は動脈、青は静脈、そして白は包帯を表しているという説。

 しかし、血管に動脈と静脈の2種類があることが発見されたのは17世紀のことで、12世紀に血管を赤と青で分けて表示したということは、歴史上考えられないという指摘がある。 

  2005年7月20日に放送された『トリビアの泉 ?素晴らしきムダ知識?』内のコーナー「ガセビアの沼」では、「サインポールは元々中世のイギリスで、当時の理髪師が外科医も兼ねていたことから血液を表す赤と包帯を表す白の2色で生まれた。

「理髪師と外科医を別けるため理髪店は赤白に青を加える動きもあったが定着しませんでした」

「その後アメリカで同国の国旗(星条旗)のカントンの色である青が加えられたものである」という説を紹介した。
なお、同コーナーでは、全国理容衛生同業組合連合会の意見を根拠に、「赤は動脈、青は静脈、そして白は包帯というのはガセ」と放送した。

2、瀉血の際に使用した棒が原型とする説。

3、1815年のワーテルローの戦いで、フランス国旗を巻き付けた棒が野戦病院に
    立てられたのが起源とする説。


カントン (紋章学)
 旗・紋章の向かって左上の小区画。たとえば、星条旗(右図)で青地に白星の部分。

瀉血(しゃけつ)
 人体の血液を外部に排出させる事で症状の改善を求める治療法の一つである。古く中世ヨーロッパで広く行われたが、
現在は限定的な症状に対してのみ他の療法と併用して用いられる。現在の医療行為としては静脈切開ともいう。

                                (ウィキペディア等インターネット記事参照)

 

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2010年1月 3日

 鶴は、日本では縁起の良い鳥とされて、昔話にもよく登場し、「鶴は千年、亀は万年」などカメと共に長寿の象徴とされています。他の動物より寿命が長いのは確かですが、実際の寿命は動物園での飼育の場合であっても50年-80年程度で、野生では30年位と推定されています。

 ツルは地上性、特に湿地での活動に高度に順応した鳥で、一部の種類を除き木に止まることはできません。 よく水墨画でツルがマツ等の樹に止まる構図がりますが(いわゆる「松上の鶴」。伊藤若冲の『旭日松鶴図』や広渡湖秀の『桃鹿・巌波双鶴図』を始め数作が知られる)が、これは一般にコウノトリとツルとを混同してのことだとされています。

 日本だけではなく欧米などでも「神秘の鳥」「幸運のシンボル」とされています。
また、かつての日本航空やルフトハンザドイツ航空などの航空会社のシンボルにも使用されています。

 日本では、北海道の【丹頂鶴】・山口県周南市八代鹿児島県出水市の【鍋鶴、まな鶴】が有名です。北海道の丹頂鶴は1年中居ますが、なべ鶴・まな鶴は、冬季に北から飛来します。

種類

ナベヅル(鍋鶴 NABE-ZURU Hooded Crane)
 首から下は黒褐色、上は白色、額に黒と赤い肌がみえる小柄なツルです。世界中に約1万羽いるといわれています。
夏は、アムール川(ロシアと中国の国境)周辺やその北部などで子育てし、冬は大多数が出水で、少数が山口県周南市八代、中国東部、朝鮮半島で過ごします。

マナヅル(真鶴 MANA-ZURU White-naped Crane)
 ナベヅルより頭ひとつ大きく、目の回りが赤。飛んだときは特に、背中の銀灰色が目立ちます。
世界中に約5,000羽いるといわれています。夏は、アムール川周辺で子育てし、冬は半数近くが出水で、
他に中国中東部や朝鮮半島などで過ごします。

クロヅル(黒鶴 KURO-ZURU Common Crane/Eurasian Crane)
 体は薄い灰色、のどに目立つ黒が入ります。大きさはナベヅルとほぼ同じか、少し大きめで見分けにくいのですが、翼を広げると、風切羽がくっきり黒く色分けされています。世界中に約25万羽いるといわれています。
 夏は、ドイツやスカンジナビア半島からロシア、中国に至る広い範囲で子育てし、
冬はスペイン、北・北東アフリカ、イラク、アフガニスタン、インド、中国などで過ごします。

カナダヅル(カナダ鶴 KANADA-ZURU Sandhill Crane)
 体は薄い灰色ですが、羽に泥を塗る習性があるため、よく赤さび色を帯びています。額にハート型の赤い肌がみられます。ナベヅルと同じか少し小ぶりです。世界中に約65万羽いるといわれています。
 夏はカナダ、アメリカ北部、アラスカ、シベリア東部などで子育てし、冬はアメリカ南部、メキシコなどで過ごします。

ソデグロヅル(袖黒鶴 SODE-GURO-ZURU Siberian Crane)
 顔面は赤、体は白ですが、飛ぶと翼の先の黒が現れます。マナヅルより少し大きめです。世界中に約3,000羽いるといわれています。
夏はロシア東北部、冬は中国東部にすむものと、夏はロシア西部、冬はカスピ海南部やインド北部にすむものがいます。

アネハヅル(姉羽鶴 ANE-HA-ZURU Demoiselle Crane)
 蒼灰色の体、頭から胸まで漆黒で、目の後ろに白く長い飾り羽があります。ツルの中で最も小型の種類です。世界中に約23万羽がいるといわれています。夏は東ヨーロッパから中央アジア、中国東部に至る広い範囲で子育てし、冬はアフリカ、パキスタン、インドなどで過ごします。

タンチョウ(丹頂 TANCHO Red-crowned Crane)
 体がほぼ白く、額が黒と赤、のどと翼の風切羽に黒い部分があります。日本のツル類の中で最も大型です。世界中に約1,900羽がいるといわれています。
 夏はアムール川周辺、冬は朝鮮半島や中国の長江北部にすむものと、一年中北海道にすむものとがいます。

 次をクリックして下さい。鶴の写真を掲載しています。    turu.pdf 

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