2009年8月

エルニーニョ/ラニーニャ現象

2009年8月 6日

 昨日(8月5日)の記事で、梅雨明け宣言が遅くなって、天候異変が起こっている理由としてエルニーニョ現象が起こっていることを書きました。そのことについて調べてみました。

エルニーニョ/ラニーニャ現象
 エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米のペルー沿岸にかけての広い海域で海面水温が平年に比べて高くなり、その状態が1年程度続く現象です。
 逆に、同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象はラニーニャ現象と呼ばれています。
ひとたびエルニーニョ現象やラニーニャ現象が発生すると、日本を含め世界中で異常な天候が起こると考えられています。

エルニーニョ現象時の状態
 エルニーニョ現象が発生している時には、東風が平常時よりも弱くなり、西部に溜まっていた暖かい海水が東方へ広がるとともに、東部では冷たい水の湧き上りが弱まっています。
 このため、太平洋赤道域の中部から東部では、海面水温が平常時よりも高くなっています。エルニーニョ現象発生時は、積乱雲が盛んに発生する海域が平常時より東へ移ります。

ラニーニャ現象時の状態
 ラニーニャ現象が発生している時には、東風が平常時よりも強くなり、西部に暖かい海水がより厚く蓄積する一方、東部では冷たい水の湧き上がりが平常時より強くなります。
 このため、太平洋赤道域の中部から東部では、海面水温が平常時よりも低くなっています。
ラニーニャ現象発生時は、インドネシア近海の海上では積乱雲がいっそう盛んに発生します。

エルニーニョ・南方振動(ENSO)
 南太平洋東部で海面気圧が平年より高い時は、インドネシア付近で平年より低く、南太平洋東部で平年より低い時は、インドネシア付近で平年より高くなるというシ?ソ?のような変動をしており、南方振動と呼ばれています。
 南方振動は、貿易風の強弱に関わることから、エルニ?ニョ/ラニーニャ現象と連動して変動します。このため、南方振動とエルニーニョ/ラニーニャ現象を大気と海洋の一連の変動として見るとき、
エルニ?ニョ・南方振動(ENSO:エンソ)という言葉がよく使われています。

                                               (インターネット参照)

追伸

 今朝は(8月6日)は、急いで64回目の式典の行なわれる平和記念公園に出かけます。忙しくてブログをゆっくりと書くことがが出来ません。このような記事になりました。

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梅雨明け

2009年8月 5日

 気象庁は昨日(4日)、九州北部と中国、北陸の3地方で梅雨明けしたとみられると発表しました。
九州北部は平年より17日、昨年より29日遅く、中国地方は平年より15日、昨年より29日遅い発表です。北陸は平年より13日遅く、昨年より2日早い発表でした。
 梅雨前線が本州付近に長く停滞した影響で、九州北部と中国の梅雨明けは、記録が残る1951年以降、梅雨明けを特定できなかった年を除いて最も遅い記録となりました。両地方でこれまで梅雨明けが最も遅かったのは、いずれも98年の8月3日頃でした。
 立秋(今年は8月7日)を過ぎれば、「梅雨明け特定せず」という扱いになりますから、リミットぎりぎりでの発表でした。
                                                (毎日新聞参照)


 また、7月は北日本を中心として日照不足や大雨などが記録的な状況だったことが3日、気象庁のまとめで分りました。
同庁は同日開いた異常気象分析検討会(会長・木本昌秀東大教授)で、エルニーニョ現象などの影響で偏西風が強まり、平年より南寄りに蛇行したことが主な要因との見解をまとめました。
 同庁によると、7月は梅雨前線が本州付近にほぼ停滞。北日本から西日本にかけて曇りや雨の日が多く、北日本の太平洋側では月間降水量が統計を取り始めた1946年以降最多になり、北日本と西日本の日本海側では日照時間が最少となりました。
 北海道の釧路や根室などのほか、むつ(青森)、呉(広島)、山口で月間降水量が過去最多を記録しました。
 検討会の分析によると、亜熱帯ジェット気流(偏西風)が平年より強く、日本の西で気圧の谷が深まる形での蛇行が持続し、例年7月下旬には気流が北に移動し、太平洋高気圧が張り出して梅雨明けとなりますが、今年はなりませんでした。 
                                                 ( 時事通信参照)

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モスキート音

2009年8月 4日

 モスキート音についてご存知ですか。若者には聞こえても我々加齢を重ねた人には聞こえない音だそうです。若者には非常に耳障りな嫌な音だそうです。それを利用して若者撃退の音として利用されているそうです。

モスキート音
 
 通常、人間が聴くことができる音の周波数は20Hzから20KHzといわれています。この音を聴き分ける能力は年齢と共に変化し、30代になると17KHz程度の音は聴こえなくなるといわれています
 モスキート音はこの17KHzの周波数を持つ音のことで、キーンとした非常に耳障りな音です。高周波数の音は、年齢とともに徐々に聞こえ難くなる為、おおむね20代後半以降の大人には全く聞こえないか、もしくはほとんど気にならない。しかし、聞こえる若者にとっては、かなり耳障りな音です。
 ただし、高周波数の可聴範囲は個人差が大きく、若年層以上でモスキート音が聞こえる人もいます。
 このような特別の人を除いた人意外は聴こえないためほとんど影響はありませんが、若者が聴き続けると非常な不快感を覚えます。
このモスキート音を利用して、たむろする若者を撃退するシステムが出来ています
 現在数多くの店舗で導入され高い評価を獲得しているそうです。
 日本でも次の様な商品が発売されています。
(若者撃退システム 『キーン太郎』 特許出願中です。  出願番号2009-014220)


モスキート音が視聴できるサイトがネットにもありました。

早速聞いてみました
・13kHz (31歳?40歳に聴こえる周波数)
・15kHz (25歳?30歳に聴こえる周波数)
・17kHz (18歳?24歳に聴こえる周波数)
・19kHz (13歳?17歳に聴こえる周波数)
 4種類ありました。

全て聞こえませんでした。

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