2009年8月

長崎原爆の日

2009年8月10日

 昨日(8月9日)は、64年目の「長崎原爆の日」でした。平和祈念式典が開かれ原爆の投下された11:02AMに黙とうを捧げました。

長崎平和宣言
 田上市長は平和宣言で、オバマ大統領の演説を「核超大国が核廃絶に向けてようやく一歩踏み出した歴史的な瞬間」と表現した。一方、北朝鮮の核実験を批判し、「世界が核抑止力に頼るかぎり、危険な国やテロリストが現れる」として、核保有5カ国に対し核不拡散条約(NPT)での核軍縮の責務を果たすよう要求。核兵器禁止条約への取り組みも求めた。
 日本政府には非核三原則の法制化、北東アジア非核兵器地帯の実現に着手すべきだとした。
 さらに、多くの遺骨が眠る被爆の跡地に立てば犠牲者の無念の思いに心がふるえ、被爆者の声を聞けば心動かされるだろうと述べ、核保有国の首脳らの名前も挙げて世界の指導者に被爆地を訪れるよう要請した。
 長崎市の平和宣言は、今年5月から市民や学識者らで構成する起草委で宣言内容を協議され、今年の平和宣言として決定され昨日、田上市長が読みました。

 広島市の平和宣言と長崎市の平和宣言の大きな違いは、広島市は市長が起草する。長崎市は市民代表の起草委員会が起草する。この点が大きな違いだと思います。

 

追伸

 昨日(8月9日)は、朝早く地域のゴルフコンペが入っており、家を6:00AM前に出ました。そのため時間が無くブログを休んでしまいました。

 久し振りのゴルフというのに、朝から雨で1日中降り続きました。コンディションもスコアーも散々なゴルフデーでした。48&50=98(柳井カントリークラブ)

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名前の由来

2009年8月 8日

 会社や商品名など、名前の由来が色々有るようです。 我々が良く知っている会社や商品にも名前の由来がありました。

アップルコンピューター
アップルの設立者スティーブン・ジョブスがリンゴが大好物だったから。
ロゴのリンゴが欠けているのは、「byte」(バイト=デジタル単位。)と「bite」(噛む)をかけているらしい。

カルピス
「カルピス」の「カル」はカルシウム、「ピス」はサンスクリット語から。仏教では、「乳」「酪」「生酥」「熟酥」 「醍醐」を五味といい、醍醐をサルピルマンダ、熟酥をサルピスと言います。
五味の最高位は醍醐のため「サルピル」でなくてはならないが、歯切れが悪いので、「カルピス」と名付けられた。

NIKE
新しいブランドの検討中に、社員の夢にギリシャ神話の勝利の女神「ニケ(NIKE)」が出てきた事に由来しているらしい。

チケットぴあ
人気雑誌などに頻繁に出てくる「ぱ」行の音から「ぴ」を選び、語感の良い「あ」を合わせた造語。

モスバーガー
M=Mountain・・・山のように気高く堂々と。
O=Ocean・・・海のように広い心で。
S=Sun・・・太陽のように燃え尽きる事のない情熱を持って、という自然・人間への限りない愛情をこめての名前だそうです。

UCC
UCCは、上島=UESHIMA、珈琲=COFFEE、株式会社=CORPORATIONの頭文字。

U.F.O(日清食品)
U:うまい、F:太い、O:大きいの頭文字からとっている。

TU-KA(ツーカー)
”ツーと言えばカー”から来ています。

スタジオジブリ
ジブリとは、「サハラ砂漠に吹く熱風」という意味。日本のアニメーション界に旋風を巻き起こそうという気持ちが入っている。

アビバ
アビバ(Aviva)は、フランス語で「生き生きと」という意味。

サンリオ
サンリオ(SANRIO)は、スペイン語で「聖なる河」という意味。

ジョナサン
コーヒーショップにふさわしい名前として当時の大学生に新店名についてモニター調査をした結果、ジョナサンに決まった。

びっくりドンキー
「びっくり」は、たくさんの人を「びっくり」でニコニコワクワクさせたいという思い、
「ドンキー」は、ロバは、かっこよくないが、目には優しさが満ち、どんなときでも一生懸命がんばるイメージがある。 「のろまでもいい、たくましく育って欲しい」そういう気持ちでつけられた。

ポリデント
ポリはpolish(磨く)、デントはdenture(入れ歯)が語源。

バファリン
英語の「緩和・緩衝」を意味する「バッファー(buffer)」と「アスピリン」の合成語。

資生堂
易経の一説「至哉坤元 万物資生 乃順承天」に由来。天地の資源から新たな価値と創造を目指すという意味。
 
あじかん
仏教用語の「阿字観(あじかん)」と、造語の「味観」(尽きることのない味の道の追求)と、
”あ”に始まり、”ん”で終わるひらがな51文字の無限の可能性を含めて、あじかんとした。

赤福
「素直に真心を尽くして、人の幸せを自分のことのように喜びましょう」という意味の「赤心慶福」に由来する。
                                               (インターネット参照)

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広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式

2009年8月 7日

昨日(8月6日)、広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式(HIROSIMA PEACE MEMORIAL CEREMONY)が行なわれました。

8:00 開式  原爆死没者名簿奉納    広島市長・遺族代表

8:02 式辞                   広島市議会議長

8:07 献花                 広島市長・議長・遺族代表・子ども代表・被爆者代表・来賓

8:15 黙とう・平和の鐘

8:16 平和宣言                広島市長

 放鳩

8:22 平和への誓い              子ども代表

8:26 来賓あいさつ           内閣総理大臣・広島県知事・国際連合総会議長・事務総長

8:45 ひろしま平和の歌(合唱)

8:50 閉式

 今年の式は、珍しく曇っていました。例年のように真夏の太陽が照りつける暑さではありませんでしたが、梅雨明け宣言すぐですので蒸し暑さは格別でした。

 この式典の司会はここ何年かは、市民局 市民活動推進課長がやっています。このポジションは今まで男性職員がやっていましたので、式典の司会は男性と決まっていました。今年は女性の課長さんで、司会が初めて女性となりました。この司会については、全世界に発信されると言うことで大変な名誉で相当長い間練習をして勤めます。司会が女性となったことで、非常に柔らかく聞こえ、非常に良い印象に感じました。

 しかし、式典全体では来賓献花の時、花輪が用意されて無い来賓や、数が足らないということが起きた様で、バタバタとしていました。また、「平和の鐘」の前半が変な音が出てあわてていました。毎年のように式に出席していますがこんなことは初めてです。

 市長の平和宣言は、平成11年初めての平和宣言は中学生にも理解出来て、解り易く大好評でした。しかし、年々難しくなり理屈のオンパレードとなりつつあるように思います。広島市の中学校は登校日として市長の平和宣言を聞いています。もっと全ての人にわかりやすい内容・言葉にして欲しいと思います。市長さんは非常に頭の良い人で、議会のときも色んな言葉に反応をして、すぐに答弁をされる傾向に有ります。反応が良すぎるために失敗された例が沢山あります。今回の「オバマジョリティー」についてもアメリカからの、帰りの飛行機で思いつかれたそうです。 6月10日の記者会見で発表されました。

 「オバマジョリティー(OBAMAJORITY)」の意味は、大統領の名前にマジョリティー(多数派)をかけた秋葉市長の造語で、「核廃絶に向け一緒に行動しようとの思い」を込めたと説明されました。また、オバマ大統領の許可をもらって、オバマ大統領の等身大のパネルを、広島駅なり球場なり、人が多いところに設置すると発表されました。

 昨年までは、アメリカを核保有国として「平和宣言」でたたき、都合の良いオバマ大統領の言葉は,大々的に利用してキャンペーンを張り、宣伝をするやり方は、あまりにも安易な方法ではないでしょうか。アメリカ国民の核に対する考え方は、少しも変わっていないと私は理解しています。また、オバマ大統領は、4月のプラハ演説で「核廃絶」を演説しただけで、まだ何も実行していません。オバマ大統領のプラハ演説は、アメリカ国内事情で泡と消えていく、可能性もあると思います。

 世界平和については人類にとって大変大事なことです。それゆえ色んな考え方があります。「核の抑止力でのバランス平和・核廃絶での平和(「グローバル ゼロ」「平和市長会議等)・核の傘の下の日本の平和」と考え方はいろいろ有ります。しかし、今日の平和宣言は、広島の祈りの日にとってはあまりにも、はしゃぎすぎておられると私は感じました。オバマ大統領の世界的人気を利用したパーフォーマンスに見えます。最後の英語での演説もそれを感じました。今年オバマ大統領が使った言葉で大流行をした言葉、YES WE CAN.もう少し地に足の着いた形で動いて欲しいと私は感じました。

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平和記念資料館

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麻生総理大臣献花

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秋葉市長平和宣言(バックは市民の演奏者・合唱団)

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