2011年6月

梅雨

2011年6月 8日

 天気予報では今日は天気が良いと言っていたのに、雨が降っていたので散歩に行けませんでした。これが梅雨ですかね。非常に小さな雨でもうすぐ止みそうです。

梅雨について調べてみました。

梅雨(ばいう)
 夏至(げし)(今年は6月22日)を中心として前後それぞれ約20日ずつの雨期。梅雨(つゆ)ともいう。これは極東アジア特有のもので、中国の長江(ちょうこう/チャンチヤン)(揚子江(ようすこう))流域、朝鮮半島南部および北海道を除く日本でみられる。中国ではMi-y、韓国では長霖(ちょうりん)Changmaというが、日本語のBai-uは国際的にも通用する。ウメの実の熟するころの雨期なので「梅雨」と書くが、カビ(黴)の生えるころの雨期でもあるので、昔は「黴雨(ばいう)」とも書かれた。梅雨はまた「つゆ」ともいう。旧暦では五月(さつき)ごろにあたるので「五月雨」と書いて「さみだれ」と読ませた。この流儀でいうと五月晴(さつきば)れは元来はつゆの晴れ間をいったので、現在の新暦の5月の晴天を「さつきばれ」というのは誤用である。

 梅雨期間の雨量は、西日本では年降水量の4分の1程度、東日本では5分の1、北日本や日本海側では5分の1から10分の1程度となっている。梅雨末期の集中豪雨はさまざまな水害をもたらすことがあるが、梅雨全体としての雨量は冬の日本海側の雪とともに、日本のたいせつな水資源となっている。
                          [ 日本大百科全書(小学館)引用 ]

「梅雨」の語源には、いくつかの説がある。

中国で生まれた説
●「梅の実が熟す頃に降る雨」という意味で、中国の長江流域では、「梅雨(ばいう)」と呼んでいたという説。

●「黴(カビ)が生えやすい時期の雨」という意味で、「黴雨(ばいう)」と呼んでいたが、カビでは語感が良くないので同じ読みで季節に合った「梅」の字を使い「梅雨」になったという説。

 
日本で生まれた説
●「露(つゆ)」から連想した。

●梅の実が熟す時期だから「つはる」から連想した。

●梅の実が熟し潰れる時期だから「潰ゆ(つゆ)」と関連つけた。

●カビのせいで物がそこなわれる「費ゆ(つひゆ)」から連想した。
 
「梅雨」という言葉が伝わる以前は「五月雨(さみだれ)」といった。
「さ」は陰暦の5月(現在の6月)、「みだれ」は「水垂れ」を意味する
                    (なんでも梅学引用)

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収穫

2011年6月 7日

 昨日(6月6日)、玉ねぎとラッキョウを収穫しました。玉ねぎは今年は失敗したと妻が言っていました。沢山植えたのに苗が枯れたりして収穫の数が少なく玉揃えも悪く、大きく育った玉と育たなかった玉と不揃いになってしまいました。全て妻が作っていますが、収穫できる作物が大好きで嬉々として家庭菜園をやっています。私は、畑を耕す時だけ手伝っています。

    001.JPG

 これだけしか収穫出来ませんでした。玉が不揃いです。

 スライスオニオンが楽しみです。(私、食べる人・妻、作る人)

 ラッキョウはよく出来、大粒のラッキョウは見事でした。

    002.JPG

           大粒のラッキョウです(畑からぬいたばかりです)

    004.JPG

         綺麗に皮をむぎ、洗ったら見事なラッキョウです

    003.JPG

 今年も八朔の実が付きました。花が終わるとその花の後に写真のような実が付きます

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ほととぎす

2011年6月 6日

 昨日(6月5日)は、先週の週間予報では雨となっていました。土曜日ぐらいから予報が変わりました。その予報の通り雨は降りませんでした。朝3時ごろに目が覚めるとホトトギスが鳴いています。5時過ぎからの散歩に時にも鳴いていました。

    ホトトギス.gif

子供のころから「ほととぎす」の鳴き方は「とっつぁんこけたか」と言っていました。

 一般的には「てっぺんかけたか」・「とっきょきょかきょく」だそうです。

地方によって色々な捉え方があるようです。

 種子島では「トッピイ取れたか」と鳴くそうです。トッピイとはトビウオのことです。

盛岡の一地方では「包丁欠けた 包丁欠けた」と鳴いています。
 姉妹がいました。ある日、姉が芋を焼き、まわりの堅いところは自分が食べ、中の柔らかい部分を妹に食べさせました。しかし妹は、姉がさきにおいしいところを食べたと思い、姉を包丁で殺してしまいました。姉はカッコウになり、「ガンコ、ガンコ(堅いという方言)」と鳴いて飛び去りました。妹は自分の誤ちを知って後悔し、ホトトギスになり、「包丁欠けた 包丁欠けた」と鳴いています。盛岡の一地方では、いまもホトトギスのことを「包丁かけ」と呼んでいるそうです。
                           《遠野物語》

 日本の文学、特に和歌に現れ、あやなしどり・くつてどり・うづきどり・しでのたおさ・たまむかえどり・夕影鳥・夜直鳥(よただどり)などの名があります。その他呼び名は非常にたくさん有るようです。(ホトトギスの異称)

・浅羽鳥 あさはどり ホトトギスの異称。
・網鳥 あみどり ホトトギスの異称。
・あやなしどり (広辞苑に項目無し)
・文目鳥 あやめどり ホトトギスの異称。
・古恋ふる鳥 いにしえこうるとり (「藻塩草」の説)
・妹背鳥 いもせどり ホトトギスの異称。
・歌い鳥 うたいどり ホトトギスの異称。
・卯月鳥 うづきどり ホトトギスの異称。
・かけたかの鳥 かけたかのとり (「ほんぞんかけたか」「てっぺんかけたか」と鳴くというので名づける)
・勧農鳥 かんのうちょう ホトトギスの異称。4?5月頃「田を作らば作れ、時過ぐれば稔らず」と鳴くといわれる。
・拘耆羅
・拘枳羅
・倶伎羅 くきら (梵語 kokila 好声鳥と訳す) インドにすむ黒いホトトギスに似た鳥。形は醜いが声は美しい。鳩夷羅(くいら)。倶・尸羅(くしら)。また、ホトトギスの異称。
・沓直鳥 くつてどり (古い俗説に、ホトトギスが前生に沓を造って売ったという)
・恋し鳥 こいしどり (拾遺集哀傷「死出の山越えて来つらむほととぎす恋しき人のうへ語らなむ」に基づく)
・早苗鳥 さなえどり ホトトギスの異称。
・子規 しき ホトトギスの異称。
・賤鳥 しずとり ホトトギスの異称。
・死出の田長 しでのたおさ (「賤(しず)の田長」の転とも、死出の山から来て鳴くからともいう)
・蜀鳥 しょくちょう ホトトギスの異称。
・蜀魂 しょっこん [太平寰宇記](蜀の望帝の魂がこの鳥に化したという伝説から)
・田長鳥 たおさどり ホトトギスの異称。
・黄昏鳥 たそがれどり ホトトギスの異称。
・橘鳥 たちばなどり ホトトギスの異称。
・たまさか鳥 たまさかどり ホトトギスの異称。
・綱鳥 つなどり ホトトギスの別称。
・杜宇 とう ホトトギスの異称。
・時つ鳥 ときつどり (「時鳥(じちよう)」の訓読) ホトトギスの異称。
・時の鳥 ときのとり (「時鳥(じちよう)」の訓読) ホトトギスの異称。
・杜鵑 とけん ホトトギスの漢名。
・射干玉鳥 ぬばたまどり ホトトギスの異称。
・不如帰 ふじょき ホトトギスの異称。
・無常鳥 むじょうちょう 冥途(めいど)にいるという鳥。ホトトギスの異称という。
・百声鳥 ももこえどり ホトトギスの異称。
・夕影鳥 ゆうかげどり ホトトギスの異称。
・夜直鳥 よただどり (広辞苑に項目無し)
                   (日本の鳥百科参照)

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