2009年9月
9月1日
昨日(9月1日)から9月です。8月はあっという間に終わりました。今年は夏があったかな?蒸し暑い日はありましたが、夏らしい日はあまり無かったような気がします。
昨日9月1日
・防災の日(日本)
1923年9月1日午前11時58分に発生した関東大震災を忘れることなく災害に備えようと、1960年に制定。
・二百十日(にひゃくとおか:日本、2002年・2003年・2004年)
立春から数えて210日目の日。台風襲来の時期であるため、農家にとっての厄日である。
・おわら風の盆(富山県富山市八尾地区、9月3日まで)
「おわら風の盆」富山で始まる 北陸路に秋の訪れ(日経ネット)
北陸路に秋の訪れを告げる「おわら風の盆」が1日、富山市で始まり、編みがさをかぶった男女の踊り手が街並みを流し歩く様子に観光客らが見入った。
立春から二百十日目の「風の厄日」に、田畑を荒らす風を鎮め、災害を防いで五穀豊穣(ほうじょう)を願う伝統行事。3日までの3日間、夜を通して踊り明かす。
哀調を帯びた胡弓(こきゅう)や三味線の音色が響く「おわら風の盆」、10何年か前、妻と行きました。思い出されます。夏の終わりの何か忘れたような、何か寂しい雰囲気を思い出します。もう一度ゆっくり行きたいと思っています。
●「風の盆」とは
暴風を吹かせて農作物に災厄をもたらす悪霊を、「二百十日」に歌や踊りで鎮める行事というのが通説のようです。けれども、八尾町は、養蚕や紙などの交易で栄えた町で、農作物に依存する割合は大きくありませんでした。
二百十日の風害の厄を除き、豊作を願うというのは、風俗壊乱・安眠妨害だとして警察から差し止められていた経緯もあるのではないでしょうか。
古くは「回り盆」と言っていたようです。歌や踊りで町を練り回るからです。
「回り盆」といい、「風の盆」といい、「盆」という言葉を含んでいるのは、「盂蘭盆」(うらぼん)との関係があるからだと考えさせます。
太陰暦の「盂蘭盆」は、太陽暦では8月7日から9月6日の間になります。
「二百十日」は立春から数えて二百十日目で、太陽暦では9月1日(希に8月31日)になり、「盂蘭盆」と「二百十日」は時期的に重なります。
また、「盂蘭盆」から続く魂祭の最後の行事が「風の盆」、という考えもあります。
現在の「おわら風の盆」は、日本古来の祖先信仰の「魂祭」、中国の『盂蘭盆経』の「盂蘭盆会」、豊作祈願の「習俗」、それらが結合したものだと思います。
若衆や娘たちの踊りが不文律のようになっているのも、地域共同体の宗教行事であった名残のように思います。
(インターネット参照)
比例復活当選(今回の惜敗率を追加掲載しました)
昨日(8月31日)に第45回衆議院議員総選挙の結果について書きましたが、小選挙区で落選した議員が、比例区で復活しています。現在の日本の衆議院選挙について調べてみました。小選挙区で落選した議員が比例区で復活するのはおかしいと言う意見をよく聞きます。
小選挙区比例代表並立制(選挙制度の一つ)
小選挙区制と比例代表制の2つを並行して行う選挙制度の一つで、現在の日本の衆議院選挙で行われている制度です。小選挙区制度の弱点を少しでも補完しようとする制度ですが、国民には国民の審判で一度落選した議員が復活することは、中々理解し難いことだといえると思います。
日本においては、衆議院議員総選挙について1996年以降行われている選挙制度であり、重複立候補制度によって双方の制度が一部連動している。つまり、政党は小選挙区での候補者を比例代表の名簿にも登載できます。
比例代表候補者には順位を付けることもできるが、重複立候補者については同順位とすることもできる。同順位とした場合、実際の順位は小選挙区における惜敗率によって決定される。重複立候補した議員が小選挙区で当選した場合、比例代表名簿から除外されるが、小選挙区で落選した場合、比例代表での名簿順位とにより復活当選の可能性がある上、小選挙区で有効投票総数の10分の1の得票を得られないと復活当選の資格を失うため、比例代表は本来政党への投票を促進する目的で導入されたものの、各候補は依然として個人的な集票行動に走る傾向が強く残っています。
惜敗率(選挙用語)
小選挙区における当選者の得票数に対する落選候補者の得票数の割合のこと。
1996年以降の日本の衆議院議員総選挙では小選挙区比例代表並立制で立候補者が「小選挙区選挙」と「比例代表選挙」に重複立候補できる。比例代表の名簿には政党が複数の重複候補者を同一順位にすることがあるが、この場合、候補者の惜敗率を求め、惜敗率の高い候補者から比例名簿の順位が決められていく。 また、惜敗率は選挙区における最下位当選者の得票数に対する落選候補者の得票数の割合とすれば、選挙区落選候補者がどれだけ健闘したかの指標としても使われる。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』参照)
今回の選挙で比例復活当選 を果たした議員
自由民主党
武部勤・町村信孝・吉野正芳・ 遠藤利明・ 金田勝年・ 額賀福志郎・ 永岡桂子・ 新藤義孝・ 柴山昌彦・ 佐藤勉・ 甘利明・ 林幹雄 ・松本純・ 斎藤健・ 田中和徳・ 松野博一・ 鴨下一郎・ 平将明・ 与謝野馨・ 小池百合子・ 菅原一秀・ 北村茂男・ 馳浩 ・長勢甚遠・ 田村憲久・ 塩谷立・ 野田聖子・ 古屋圭司・ 大村秀章・ 川崎二郎・ 高市早苗・ 竹本直一・ 石田真敏・ 松浪健太 ・伊吹文明・ 谷公一・ 谷畑孝・ 阿部俊子・ 中川秀直・ 平井卓也・ 山口俊一・ 谷川弥一・ 衛藤征士郎・ 北村誠吾・ 岩屋毅 ・今村雅弘
民主党
仲野博子・ 田名部匡代・ 津島恭一・ 中野渡詔子・ 高野守・ 富岡芳忠・ 三宅雪子・ 柳田和己・ 三村和也・ 金子健一・ 中後淳 ・勝又恒一郎・ 横粂勝仁・ 山崎誠・ 早川久美子・ 糸川正晃・ 田中美絵子・ 松宮勲・ 笹木竜三・ 藤田大助・ 今井雅人 ・橋本勉・ 斉木武志・ 大西孝典・ 小原舞・ 玉置公良・ 湯原俊二・ 高井崇志・ 菅川洋・ 花咲宏基・ 高邑勉・ 小室寿明 ・仁木博文・ 永江孝子・ 高橋英行・ 皆吉稲生・ 後藤英友・ 古賀一成・ 野田国義・ 打越明司・ 道休誠一郎・ 網屋信介・ 山本剛正
日本共産党
塩川鉄也・ 穀田恵二・ 吉井英勝
社会民主党
吉泉秀男・ 阿部知子・ 中島隆利
みんなの党
浅尾慶一郎・ 柿沢未途
今回の惜敗率(全員中国ブロック比例4位)
4 中川 秀直 前 [選:広島4区] 95.0 %
4 寺田 稔 前 [選:広島5区] 93.8 %
4 山本 繁太郎 新 [選:山口2区] 90.1 %
4 宮沢 洋一 前 [選:広島7区] 83.2 %
4 平口 洋 前 [選:広島2区] 73.9 %
4 橋本 岳 前 [選:岡山4区] 72.4 %
4 増原 義剛 前 [選:広島3区] 71.7 %
4 萩原 誠司 前 [選:岡山2区] 62.8 %
4 小島 敏文 新 [選:広島6区] 50.8 %