秋分の日 2009:09:24:07:06:32

2009年9月24日

 昨日(9月23日)は、秋分の日でした。朝の散歩に行く途中で、父の墓に線香を焚いてお参りしました。5時AM代でまだ外は暗い状況ですが、少しづつ東の空が明るくなってきています。

 秋分の日と言えば、昼の長さと夜の長さが同じになると言われてきました。昨日(23日)の広島の日の出日の入りは次の様で昼と夜の長さが同じではありませんでした。

広島(広島県)
2009年9月23日(水)  日の出 5:59  日の入り 18:06

同じになるのは9月27日です。

広島(広島県)
2009年9月27日(日)   日の出 6:01  日の入り 18:01

なぜこのようなことが起こっているかは、次の様な理由からです。

昼夜の長さ
 秋分の日の太陽光の当たり方。秋分では太陽は赤道上にあるため、天文的な位置関係からは昼夜の長さが等しくなるように思えるが、
実際は違う。春分と同様に、秋分では昼夜の長さがほぼ同じになる。『暦便覧』では「陰陽の中分なれば也」と説明している。
しかし、実際には、昼の方が夜よりも長い。日本付近では、年による差もあるが、平均すれば昼が夜よりも約14分長い。

これは、次の理由による。

大気差
 大気による屈折で太陽の位置が実際より上に見えるため、太陽が上に見える角度の分、日出が早く、日没が遅くなる。屈折は太陽が地平線に近いほど大きくなる。国立天文台では、太陽が地平線付近にある時の、その角度を35分8秒と見積もっている。ここから計算される日出・日没の時間の差は約2分20秒である。

太陽の視角
 太陽の上端が地平線と一致した時刻を日出あるいは日没と定義しているため。これにより、太陽の半径の分、日出が早く、日没が遅くなる。ここから計算される日出・日没の時間の差は約1分5秒である。

日周視差
 太陽の距離÷地球の半径は有限なので、視差により、0.7秒日の出が遅く、0.7秒日の入りが早くなる。

秋分のずれ
 1日の間にも太陽の黄経は変わるため、秋分が1日のいつかにより昼夜の長さに差が出る。この効果は昼夜の長さを最大で±1.1分変える。ただし平均には影響を与えない。 これらを合わせると、日出は、太陽の中心が地平線から上がるより3分25秒早く、日没は、太陽の中心が地平線より沈むより3分25秒遅くなる。したがって、秋分の日の昼の長さは約12時間7分、夜の長さは約11時間53分である。そして、実際に昼夜の長さの差が最も小さくなる日は秋分の4日程度後になる。
 秋分を含む日には、太陽は真東から上って真西に沈む。赤道上の観測者から見ると、太陽は正午に天頂を通過する。
 北極点または南極点の観測者から見ると、秋分の太陽はちょうど地平線と重なるようにして動き、上ることも沈むこともない。

                            フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』参照



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