9月1日 2009:09:02:07:18:18

2009年9月 2日

 昨日(9月1日)から9月です。8月はあっという間に終わりました。今年は夏があったかな?蒸し暑い日はありましたが、夏らしい日はあまり無かったような気がします。

昨日9月1日

・防災の日(日本)
1923年9月1日午前11時58分に発生した関東大震災を忘れることなく災害に備えようと、1960年に制定。

・二百十日(にひゃくとおか:日本、2002年・2003年・2004年)
立春から数えて210日目の日。台風襲来の時期であるため、農家にとっての厄日である。

・おわら風の盆(富山県富山市八尾地区、9月3日まで)
 

 「おわら風の盆」富山で始まる 北陸路に秋の訪れ(日経ネット)

 北陸路に秋の訪れを告げる「おわら風の盆」が1日、富山市で始まり、編みがさをかぶった男女の踊り手が街並みを流し歩く様子に観光客らが見入った。

 立春から二百十日目の「風の厄日」に、田畑を荒らす風を鎮め、災害を防いで五穀豊穣(ほうじょう)を願う伝統行事。3日までの3日間、夜を通して踊り明かす。

 哀調を帯びた胡弓(こきゅう)や三味線の音色が響く「おわら風の盆」、10何年か前、妻と行きました。思い出されます。夏の終わりの何か忘れたような、何か寂しい雰囲気を思い出します。もう一度ゆっくり行きたいと思っています。

風の盆.jpg

●「風の盆」とは
 暴風を吹かせて農作物に災厄をもたらす悪霊を、「二百十日」に歌や踊りで鎮める行事というのが通説のようです。けれども、八尾町は、養蚕や紙などの交易で栄えた町で、農作物に依存する割合は大きくありませんでした。
 二百十日の風害の厄を除き、豊作を願うというのは、風俗壊乱・安眠妨害だとして警察から差し止められていた経緯もあるのではないでしょうか。
古くは「回り盆」と言っていたようです。歌や踊りで町を練り回るからです。
「回り盆」といい、「風の盆」といい、「盆」という言葉を含んでいるのは、「盂蘭盆」(うらぼん)との関係があるからだと考えさせます。
 太陰暦の「盂蘭盆」は、太陽暦では8月7日から9月6日の間になります。
「二百十日」は立春から数えて二百十日目で、太陽暦では9月1日(希に8月31日)になり、「盂蘭盆」と「二百十日」は時期的に重なります。
 また、「盂蘭盆」から続く魂祭の最後の行事が「風の盆」、という考えもあります。

 現在の「おわら風の盆」は、日本古来の祖先信仰の「魂祭」、中国の『盂蘭盆経』の「盂蘭盆会」、豊作祈願の「習俗」、それらが結合したものだと思います。
 若衆や娘たちの踊りが不文律のようになっているのも、地域共同体の宗教行事であった名残のように思います。
                                               (インターネット参照)



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