0,0%ビール 2010:09:26:07:58:49
この夏、ノンアルコールビールがよく売れたそうです。以前飲んだことがありますがあまり美味しいとは感じませんでした。それを飲むくらいならウーロン茶を飲んだほうがよいと感じていました。その当時のビールはアルコール分0,0%ではありませんでした。現在出ているビールは各社0,0%となり爆発的に売れているそうです。各社ともアルコール扱いにならないので、利益率もよく力を入れている商品だそうです。調べてみました。
ビールテイスト飲料
ホッピー(アルコール分0.8%)ビールテイスト飲料とはビール風味の発泡飲料のことで、ビアテイスト飲料とも呼ばれる。ノンアルコール飲料の一種。日本の酒税法で酒として扱われない、1%未満のアルコールを含む商品もある。
沿革
日本でビールが高級品扱いだった大正末期に代用品としての「ノンアルコールビール」(ノンビア)が流行したことがあったが、技術や材料の不足で質の悪い物が多く流通していた。その影響で誕生したのがホッピーであり、当初の成り立ちから質にこだわったノンアルコールビールの立場であったが、発売開始した頃は戦後の物資不足の影響でビールの代用飲料として、ホッピーを焼酎で割って飲む方法が自然発生したことから、ホッピーは焼酎割り飲料として認知度が上がったため、ビールテイスト飲料とは別にアルコール飲料に類似した立場で扱われることが多い。
日本国内でそのまま飲むスタイルの商品はしばらく大きな動きがなかったが、1986年に新感覚の大人向け飲料として宝酒造から「バービカン」が発売されたが、ビールほどのコクや深みが無いために不評を買い、長らく細々と売られていた。
しかしながら、2003年に道路交通法が改正され、飲酒運転への罰則が強化されたことなどから需要が増し、サントリーの「ファインブリュー」を皮切りに大手ビール会社も次々と市場に参入。キリンビールが発売した「モルトスカッシュ」がヒットするなど話題にもなった。
過去には運転中の車上で飲むシーンを放映したCMが、上記の通りアルコール分を微量ながら含んでいる指摘を受け放送を取りやめた経緯があり、実際にも飲用の直後に道路交通法に基づくアルコール検査を受けるとトラブルになる恐れがあることから、運転中もしくは運転直前に飲用するのは避けるべきとの声があった。
そんな中、世界で初めてアルコール0.0%を実現した。アインベッカーが日本で発売。ビールと原材料が同じの完全なノンアルコールビールである。 2009年の9月以降よりキリン、アサヒビールやサントリー、サッポロビールもこれに追従してビールテイスト飲料の新商品を発売した。
■アサヒ ポイントゼロ
・味はビールに近い
・ノンアルコールビール特有の金属味が気になる
・100mlあたりのカロリー:22kcal
■キリン フリー
・苦みがキリンのビールを彷彿とさせる
・後味も気にならない
・100mlあたりのカロリー:18kcal
■サッポロ スーパークリア
・比べて呑むとまるで水
・ビールとしてではなく甘くない清涼飲料水としていいかも
・販売価格が128円と、他よりも10円安い
・100mlあたりのカロリー:8kcal
■キリン 休む日のAlc.0.00%
・甘みを感じるビール味、すこしねっとりした感じ
・しじみ900個分のオルニチンが休肝意識を刺激してくれる
・100mlあたりのカロリー:18kcal
銘柄 50音順
・アインベッカーアルコールフリー0.0%(アインベッカー、ドイツ)
・イスターク(アルパナッシュ、イラン) - アルコール分0.00%。フルーツフレーバーのテイストもある。
・ウエストエンド・エクストラライト(サウスオーストラリアンブリューィングカンパニー、オーストラリア)
・オールフリー(サントリー) - アルコール分0.00%、カロリーゼロ、糖質ゼロ。
・キリンフリー(キリンビール) - アルコール分0.00%
・キリン休む日のAlc.0.00%(キリンビール) - アルコール分0.00%
・クラウスターラー(クラウスターラー、ドイツ)
・ゲステル(アイシュバウム、ドイツ)
・スーパークリア(サッポロビール) - 2009年9月30日よりアルコール分0.00%にリニューアルした。
・ダブルゼロ(アサヒビール) - アルコール分0.00%、カロリー0kcal(100mlあたり)
・テキサスセレクト(サンアントニオビバレッジ、アメリカ)
・バービカン(日本ビール)- 以前は宝酒造が販売していた。2009年12月15日にパッケージデザインと麦芽100%で日本初アルコール分0.000%を達成した中味にリニューアル。
・バクラー(ハイネケン、オランダ)
・ビットブルガードライブ(ビットブルガー、ドイツ)
・ファインゼロ(サントリー) - アルコール分0.00%
・ブローリー(サウスオーストラリアブリューイングカンパニー、オーストラリア)
・プロシュテル(カイザードーム、ドイツ)
・ポイントゼロ(アサヒビール) - アルコール分0.00%
・ホッピー(ホッピービバレッジ) - アルコール分0.8%
・ホップの香り(サンガリア) - アルコール分0.00%
・ホルステンノンアルコール(ホルステン、ドイツ)- アルコール分0.03%で、缶に書かれた名称は「炭酸飲料」となっている。
・レーベンブロイアルコールフリー(レーベンブロイ、ドイツ)
お彼岸 2010:09:24:07:02:02
昨日は、9月23日「お彼岸」でした。「寒さ暑さも彼岸まで」と言う言葉が、今年のようにぴったり合う年は珍しいと思います。昨日の朝1時AM過ぎの温度が26,5℃、昼の2時PM過ぎの温度が22,1℃となったそうです。朝の散歩の時はとても蒸し暑く雨が降り出し途中で引き返しました。8時AM頃から北風が吹き出し温度がどんどん下がって来るのを体感しました。こんな季節の変わり目を体感するのは初めての様な気がします。
お彼岸と言えば「おはぎ」を思い出します。私は9月3日生まれで、子どもの頃、誕生日にはおはぎを必ずと言っていいほど作ってもらっていました。沢山作ってもらって近所の友人に列を作ってもらい配っていました。懐かしい思い出です。「おはぎ」「ぼたもち」と呼び方があります。調べてみました。
おはぎとぼたもちの違い
おはぎとぼたもちは基本的に同じもので、違うのは食べる時期だけなのです。では、ぼたもちとおはぎをこう書くと「牡丹餅」「お萩」。
ぼたもちは、牡丹の季節、春のお彼岸に食べるものの事で、あずきの粒をその季節に咲く牡丹に見立てたものです。
おはぎは、萩の季節、秋のお彼岸に食べるものの事で、あずきの粒をその季節に咲く萩にに見立てたものです。
夏と冬にも別名があります。
・夏のおはぎは「夜船」
おはぎは、お餅と違い、餅つきをしません。杵でつかないので、「ペッタン、ペンタン!」と音がしません。具体的には、もち米とお米を混ぜて炊き、すりこぎで半つぶしにするのです。ペッタンペッタン音がしないので、お隣さんなどからするといつついたのか分かりません。漢字で書くと
→ 搗(つ)き知らず → 着き知らず、となり
夜は船がいつ着いたのか分からないことから「夜船」となったようです。
・冬のおはぎは「北窓」
おはぎは餅つきと違い、杵でつかないのでペッタンペッタンと音がしない。だから、いつついたのか分からない、までは同じです。ここからの変化が違います。漢字に注目です。
→ 搗(つ)き知らず → 月知らず、となり
月の見えないのは、北の窓なことから「北窓」となったとのことです。
春の「ぼたもち」
夏の「夜船」
秋の「おはぎ」
冬の「北窓」
美しい風情の日本語がこんな身近なおはぎに隠されています。
美味しそうな「おはぎ」
ことわざ 「ぼたもち」という言葉が使われることわざは多く、日本人の生活や意識に密着した食べ物であったことがうかがえます。
・棚から牡丹餅
努力することなしに予期しない幸運がまいこんでくること。「たなぼた」と省略することもある。「開いた口に牡丹餅」ともいう。
・牡丹餅で腰打つ
幸運が向こうから舞い込んでくること。
・牡丹餅の塩の過ぎたのと女の口の過ぎたのは取り返しがつかない
・牡丹餅は米 辛抱は金
日本のことわざや言葉の使い方は色々有って面白いと思いました。「たなぼた」についても違う解釈がありました。
*横浜市保土ヶ谷区のホームページの「ハナモモ便り 区長の部屋 」にはこのような話が載っていました。
若い頃に先輩職員から聞いた話です。
「『棚ぼた』の本当の意味を知っているか?」と先輩。
「努力しないで、牡丹餅が食えるというラッキーな話でしょ」と私。
先輩「いやいや、牡丹餅が食えるのは、棚の下に自分が居るからだ。遠くから、食いたいなと眺めていても、牡丹餅は飛んでは来ない。棚の下に行く努力をしろ」と。