2010年3月
予算特別委員会 採決
本日(3月25日)は予算特別委員会の結論を出す日です。長い長い委員会でした。どうしてもこの予算を通して欲しいという熱意と誠意の無感じられない態度の市長でした。次に挙げる項目が議案を修正する候補に挙がった議案です。事業仕分け等で地方議会のチェック機能を無さを批判されています。広島市議会はきちっとしたチェック機能を果たそうと連日議論をしました。
一昨日下記の議論となりそうな議案の中から3点修正案を提出しました。
○2020オリンピック招致検討事業 (市民局)
・基本計画の策定等 2,297万8千円
・2020オリンピック招致検討委員会の運営 85万7千円
・2020オリンピック招致検討事業支援 186万3千円
合計で2,569万8千円
○折り鶴の保存・展示(市民局)
840万1千円
(折り鶴ミュージアム(仮称)のあり方の検討)
○2020年までの核兵器廃絶を目指した取り組みの推進
・ ロシア諸都市での平和市長会議への賛同・協力要請(9月)おい
683万2千円
・ AFSインターナショナル・ピースホーラム等への参加(10月)
(アルゼンチン・ブラジル)
814万7千円
全ての飛行機はファーストクラス
残念ながら、予算案は1本の議案として提出されているため1項目でも賛同の得られない項目があると修正案全てが否決となってしまいます。そのため旧市民球場解体費は多くの賛同が得られず修正案に盛り込めませんでした。
市民が非常に盛り上がっている旧市民球場解体は早急すぎるという意見(連休の間たくさんの電話・ファックスをいただきました)を何とかしなくてはと議論を重ねた結果、苦肉の策で単独議案となっている【旧広島市民球場条例の廃止について(都市活性化局)施行日 平成22年4月1日】を否決するための反対討論をすることにしました。
結果と詳しい説明は後日にします。
議論となりそうな案件
○2020オリンピック招致検討事業 (市民局)
・基本計画の策定等 2,297万8千円
・2020オリンピック招致検討委員会の運営 85万7千円
・2020オリンピック招致検討事業支援 186万3千円
合計で2,569万8千円
○「子ども条例の制定にむけた取り組み」(子ども未来局)
336万1千円(パンフレット作成やシンポジウム開催等)
(今回条例制定の議案提出を時期尚早と見送った)
○広島駅新幹線口地区の整備の推進(都市活性化局)
保留床取得資金の貸付
40億円
(保留床管理法人ー大和システムに無利子で貸し付ける)
○旧市民球場の解体費(都市活性化局)
(1期ー広島そごうよりの部分・4期に分ける)
1億3,800万円
(市が現在描いている公園構想ありきで進めていて、市民の賛同を得ていない)
○旧広島市民球場条例の廃止について(都市活性化局)
施行日 平成22年4月1日
○白島新駅の整備(道路交通局)
2億1,694万3千円
(白島新駅の構造的な問題・広島市の交通体系等整理されていない
○折り鶴の保存・展示(市民局)
840万1千円
(折り鶴ミュージアム(仮称)のあり方の検討)
○2020年までの核兵器廃絶を目指した取り組みの推進
・NPT再検討会議への出席(4?5月)
766万4千円
・ ロシア諸都市での平和市長会議への賛同・協力要請(9月)おい
683万2千円
・ AFSインターナショナル・ピースホーラム等への参加(10月)
(アルゼンチン・ブラジル)
814万7千円
全ての飛行機はファーストクラス
イカナゴの釘煮
昨日(3月23日)、神戸の友達から春の便り「イカナゴの釘煮」を送ってきました。この友人は子どもの頃からの友人で毎年この季節になると送ってきます。家族で季節を美味しくいただいています。
昨夜、友人にお礼の電話をかけました。丁度友人は大阪で何人かと飲んでいたらしく上機嫌で、「春の便りありがとう」と言うと、「【いかなご、高校野球、桜】で春は終わりよ」と神戸の春を感じさせてくれました。
神戸市では神戸いかなごくぎ煮名人認定試験 を行なって季節感を盛り上げておられます。
試験内容
・イカナゴの生態、漁業、調理、文化を中心に幅広い知識(選択式)
・くぎ煮のレシピ(記述式)
瀬戸内海に春を呼ぶ魚・イカナゴ(玉筋魚・いかなご) 瀬戸内海沿岸では2月下旬頃からイカナゴ漁が始まります。イカナゴは春を呼ぶ魚として知られ、明石海峡で操業するイカナゴ漁は瀬戸内海の春の風物詩として地元に定着しています。
この時期注目されるのは、イカナゴの幼魚、体長3?4cmほどのシンコ(新子・生後数ヶ月の当歳魚)で、このイカナゴのシンコを使って当地方の名産になっているくぎ煮を作ります。
イカナゴの漁期は2月下旬から3月下旬までのほんの短い間しかなく、この時期に捕れたイカナゴをクギ煮(佃煮)にして保存食としています。
イカナゴの釘煮
神戸と播磨地方の名産 いかなごの釘煮
イカナゴのくぎ煮は神戸名物となっており、兵庫県の播磨・明石、神戸・垂水、淡路島北部の地方では、各家庭でイカナゴのくぎ煮を作ります。特にイカナゴのくぎ煮の発祥地、神戸市垂水区の垂水漁港に近い商店街や魚屋さんでは、この時期イカナゴ一色に染まるほどです。
商店街などでは『イカナゴ』祭りを催し、くぎ煮発祥の地としてアピールしています。
イカナゴのくぎ煮は、基本的に醤油、砂糖(ザラメ)、みりん、生姜を使って甘辛く味付けしますが、各家庭によって味付けが異なり、鰹と昆布のだし汁、酒、山椒、水飴、ゴマなどを追加したり、さらにレモンやハッサクなどの柑橘類を入れたり、最近ではピリ辛のクギ煮と称して鷹の爪を加える事も多くなったそうです。伝統の味も時代の流れに乗りそれぞれに進化し各家庭の味の特徴を出しているようです。
いかなご発祥の地は神戸
イカナゴのくぎ煮の発祥地は神戸市垂水区と言われています。
そもそもイカナゴは醤油煮(佃煮に近いもの?)として瀬戸内海沿岸地方に古くからあったものらしいのですが、それを佃煮として完成させ、くぎ煮と名付けたのが垂水の漁業関係者だと言われています。
名前の由来はイカナゴの炊きあがった姿が『折れ曲がった古くてさびた釘』に似ているところから名付けられたそうです
イカナゴ
イカナゴはスズキ目イカナゴ科で、日本各地に生息していますが移動性の少ない魚です。体長は15?25cm。体は円筒形で細長く腹びれがありません。動物性プランクトンを主食としています。名前の『かな』が糸という古語に由来し『糸のように細長い魚』と言う意味があります。イカナゴは水面を長い群(玉)になって泳ぐ性質がありそのため漢字では『玉筋魚』と書きます。
イカナゴのシンコ(下)とフルセ(上)
春まじか
昨日(3月22日)は、久し振りに完全休養日でした。家の周りをぶらぶら散歩したりゆっくりとした時間を過ごしました。
昨年あまり生らなかった柿の木に厚い皮とコケがたくさん付いていました。その上、カイガラムシの殻がたくさん付いていました。柿の木の皮を草削りで削ってみると下から茶色の木の幹が出てきました。やり始めたら止めれなくなり、完全では有りませんが2本の木を削ってしまいました。木のために本当に良いことかどうかはよく解りませんが、ある人から木が呼吸をし難くなっているから、何年かに1度は削ったほうが良いと聞きました。今年の収穫はどうでしょうね?
皮を削った柿木
現在咲いている家の周りの花です
裏庭の杏の花が見事に咲いています。今年は沢山実が生るといいな!
木瓜(ぼけ)の花
馬酔木(あしび)2月頃から長く咲いています
その他、水仙・木蓮・すみれ・ムスカリ(紫)等色んな花が咲き始めています。春がすぐそこまで来ていますね。