鳴き龍 2011:12:29:07:45:11
昨日(12月28日)は仕事納めでした。役所も1月3日まで休みです。私の忘年会も昨日で全て終わりました。今日から少しの間体を休めてやろうと思います。
来年は辰年です。昨日通天閣での干支の引継ぎを書きました。今日は日光東照宮で有名な「泣き龍」について書きます。
鳴竜【なきりゅう】
向かい合った平行な壁,または天井と床の間で,拍手など瞬間的な音を出したとき,多重反響を起こし,特有な残響が聞こえる現象で竜がないているように聞こえる。日光東照宮薬師堂の鳴竜(1961年焼失,1966年復元)が特に有名です。
長野県信濃の妙見寺の龍
日光東照宮の薬師堂の龍
日本の東西南北4ヶ所にあった鳴竜(なきりゅう)を「日本四方鳴竜」と称し、東は栃木県日光東照宮の薬師堂、西は京都府の相国寺(しょうこくじ)、北は青森県の竜泉寺(焼失)、南は長野県信濃の妙見寺のものを呼んだと言われている。
(HP信濃の山々参照)
また、西瀬戸自動車道(しまなみ海道)の広島県と愛媛県を結ぶ世界最大級の斜張橋の多々羅大橋で不思議な現象(鳴き龍現象)が確認され話題となっています。
多々羅大橋(たたらおおはし)
日本の瀬戸内海にかかる、広島県生口島と愛媛県大三島を結ぶ斜張橋で、1999年5月1日に完成。三径間連続複合箱桁斜張橋。
干支の引き継ぎ式 2011:12:28:08:00:33
昨日(12月27日)、大阪市浪速区の通天閣で27日、年末恒例の「干支(えと)の引き継ぎ式」があり、今年の「卯(う)」と、来年の「辰(たつ)」にちなんで、ウサギとタツノオトシゴが対面しました。同式は、1956(昭和31)年から続く年末の恒例行事で今年で56回目です。
生後9カ月のウサギを抱えた天王寺動物園の長瀬健二郎園長(60)が「東日本大震災、原発事故、欧州危機、今年は何をやっても兎兵法。なでしこジャパンが世界一とウサギばらし(憂さ晴らし)してくれましたが、全体的にウサギ込んだ(ふさぎ込んだ)一年でした。脱兎(だっと)のごとく逃げだしたいです兎。兎先に失礼。兎さらば」とウサギに代わりあいさつをしました。
続いて、西上雅章・通天閣観光社長(61)がタツノオトシゴ8匹が入ったグラスを持ってタツノオトシゴに代わりあいさつをしました。「雲蒸竜変、燃えよドラゴン、もちろん景気も復興も昇龍のように登り調子にしてみます。昨年のことを忘れ皆さまに、留飲を下げていただき、辰者(達者)な年にしてみせます」と返した。「景気も復興も昇竜のように上り調子にしてみせます。昨年のことを忘れ、皆様に『竜飲』(留飲)を下げていただき『辰者』(達者)な年にしてみせます」と抱負を述べました。
(あべの経済新聞記事 引用)
もうこんな時期です。兎年から辰年に変わります。あと4日です。今年は大変な年でした。来年が素晴らしい年となりますよう祈念します。