ひろしま穴子 2009:06:06:07:07:14

2009年6月 6日

 先日、RCCテレビのEタウンという番組で、あなご(穴子)について放送していました。穴子と言えばやはり、寿司屋を思い出します。特ににぎりの穴子は美味しいですね。鱧(はも)・鰻(うなぎ)・穴子(あなご)は、同じ仲間の魚です。はも・うなぎは非常に食用として有名ですが、あなごはいま一つ有名になっていません。広島の名産品として売り出したらよいのではないかと考えています。

Eタウン

「新ブランドも誕生!広島あなごの美味戦略!!」
 かきと並ぶ広島の特産品、あなご。宮島ではあなご丼は1番人気のメニューと言っても過言でなく、
あなご弁当は広島を代表する駅弁です。しかし年々漁獲量は減り、危機感を持つ漁業者もいます。
 そんな現状の中、新たな養殖方法への挑戦も始まっています。
 廿日市市のあなご漁師・丸本孝雄さん(55)は同市のかき業者の協力を得て、獲れた小ぶりのあなごをかきで養殖しています。かきはむき身にする作業で出る“規格外”のものです。
 150?200匹のあなごを養殖、獲れた時は20?25cmだったものが4ヶ月で40?50cmにまで成長します。
 かきで育つ新ブランドのあなごはすでにいくつかのレストランや料理店に出荷されていて、「身は厚く脂がのって、くせのない甘みがある」と好評です。
 宮島周辺と並ぶあなごの主産地でも新らたな動きがでています。去年11月、豊島大橋の開通で陸続きになった大崎下島!新しい観光の目玉にしようと地元業者が料理店をオープンさせました。ここで使っているのは、豊島のあなごです。
 豊島は広島で一番品質が高いあなごが獲れると言われています。料理店では「最高のあなごを多くの人に味わってもらい、知ってもらいたい」と話しています。
 さらに広島市の水産加工業者は、あなごの新しい贈答品を開発。あなごをめぐる熱い動きが各地で芽生えています。

あなご

 アナゴ(穴子)は、ウナギ目・アナゴ科 (Congridae) に分類される魚の総称。ウナギによく似た細長い体型の海水魚で、食用や観賞用で利用される種類を多く含む。
 マアナゴ、ゴテンアナゴ、ギンアナゴ、クロアナゴ、キリアナゴ、チンアナゴなど多くの種類があるが、日本で「アナゴ」といえば浅い海の砂泥底に生息し、食用に多く漁獲されるマアナゴ(学名Conger myriaster)を指すことが多い。

 体型はウナギに似た細長い円筒形だが、ウナギとちがい鱗がない。
 成魚の全長は30cmほどのものから1mを超えるものまで種類によって異なる。
 夜になると泳ぎだして獲物を探す。食性は肉食性で、小魚、甲殻類、貝類、頭足類、ゴカイなどの小動物を捕食するが、チンアナゴ類はプランクトンを捕食する。
 昼間は海底の砂泥中や岩石のすき間にひそむ。砂泥底に生息する種類は集団を作り、巣穴から頭だけ、もしくは半身を海中に乗り出している。和名の「アナゴ」はこの生態に由来する。
 なお、この様が庭園に規則的に植えられた草木のようであることから、英語ではアナゴ類のことを"Garden eel(ガーデンイール)"ともよぶ。特にチンアナゴ類は体色が多彩なこともあり、観賞魚として人気がある。
                      (アナゴ(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』) 

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一酸化炭素中毒 2009:06:05:06:14:16

2009年6月 5日

 6月2日午後5時50分ごろ、山口県美祢(みね)市秋芳(しゅうほう)町秋吉の山口秋芳プラザホテルで、修学旅行中の大阪府高槻市の松原小学校6年の児童72人と引率の樋口哲夫校長ら教員5人を含む計約80人が宿泊していました。児童を含む22人が病院に搬送され、男性1人が死亡した一酸化炭素中毒事故で、警察はボイラーからの排気漏れが原因とみて排気管を中心に現場検証を続けています。警察は、地下のボイラーから伸びた排気管の2階・3階部分に亀裂があることを確認していて、ここから死亡者や意識不明者が出た3階の客室に一酸化炭素が漏れ出したとみています。旅行は6月2?3日の1泊2日の旅程で、2日朝に新幹線で新大阪駅を出発し、広島市で平和記念公園を見学し、バスで移動して同日夕、現場のホテルに到着しました。3日はカルスト台地の秋吉台を観光し、午後2時ごろ、新山口駅から大阪に帰る予定でした。 (朝日新聞等 参照)

 以上の事件が色々な形で報道されています。私も修学旅行へ生徒の引率でよく行きました。その頃の私の行動から考えると、真っ先に3階で倒れているだろうなと怖い思いを感じました。

 27・28年前を思い出しました。我が家は、冬になると掘りコタツをしていました。その火力は練炭火鉢でした。(安く長時間火力が続く)

 1歳前後だった息子が風邪を引き、妻と息子が1階居間の堀コタツで寝て、私と娘は風邪が移ってはいけないと2階の寝室で寝ました。夜中の3時ごろだったと思います。階段下から妻の弱々しい声がしたような気がして目が覚め、階段の所まで行ってみますと、妻が倒れていました。息を確認すると、虫の息のような弱々しいものでした。顔色はばら色をして輝いているような気がしました。息子はと見に行くと、すやすやと寝息をたてて寝ていました。布団がトンネル状態になり妻の呼吸をしているところにコタツの一酸化炭素が出て来て、それを吸って中毒になったようでした。

 保健体育の時間に救急法を教えていましたが、教科書に書いてある通りの症状が出ていました。 すぐに毛布を体に巻き、体の保温はしっかりとして、真冬なのに、廊下に寝かし窓を開け放し、気道を確保しました。おかげで数時間後には回復しました。もう少し時間が経っていると、二人の子どもを抱えた、父子家庭になる所でした。背筋がゾオーとする話です。

一酸化炭素中毒

 一酸化炭素は、常温・常圧で無色・無臭・可燃性の気体で化学式は CO と表され空気より軽い。

症状
 1時間の暴露では、500ppmで症状が現れはじめ、1000ppmでは顕著な症状が出て、1500ppmで死に至るとされている。
 一酸化炭素中毒を自覚するのは難しく、危険を察知できずに死に至る場合が多い。軽症では、頭痛・耳鳴・めまい・嘔気などが出現する意識はあるが徐々に体の自由が利かなくなり一酸化炭素中毒を疑う頃には 、また、高い濃度の一酸化炭素を吸った場合には、自覚症状を覚えることなく急速に昏睡に陥る。
 この場合、高濃度の一酸化炭素をそのまま吸い続ける悪循環に陥り、やがて呼吸や心機能が抑制されて死に至る。
 ヘモグロビンは一酸化炭素と結合すると鮮紅色を呈するため、中毒患者はピンク色の「良い」顔色をしているように見える。

                            フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』参照

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