赤水現象 2009:08:14:06:59:20
昨日(8月13日)住民の方より、2年くらい出なかった水路の水が大量に出て、それも真っ赤な水が出ています。見に来てください。と言う連絡を受けました。行ってみますと長いこと出ていなかった水路に赤い水(鉄サビのような色)が溢れんばかりに流れていました。
8月12日8時PM頃から急に始まったそうです。それまで水の無かった水路から音を立てて大量の赤い水が流れ出したのでびっくりされまた、気持ち悪かったそうです。警察・消防にも連絡をされたそうです。
私に連絡があり、安佐南区役所に連絡を取り農林建設部の管理課と環境局環境保全課の職員が見に来てくれました。
結果は、問題はないということでした。赤水と言うことで市内あちこちに起こっている現象で自然現象だそうです。赤い水は有害性は無く稲や野菜にも害は無いそうです。また、すぐ側に大原台の下水処理跡地がありますので、下水道局にも調査をしてもらいましたが異常有りませんでした。
この水路は私の子どもの頃から、鉄分を含んでいました。小川の底は、何時も赤い色をしていました。また、私の家の井戸水にも鉄分が含んでいたらしく、ポンプの蛇口には木綿の袋がかけてあり、少し時間が経つと赤くなっていました。
しかし、この水路は、大原台団地の下を通っており、急に水が出だしたので、気持ちの悪い思いをしました。大雨で団地の底に水がたまり、それが流れ出てやがては崩れてくるのではないかと心配しました。
広島市のホームページを参考に掲載しておきます。
赤水現象について(環境局 エネルギー・温暖化対策部 環境保全課 水質係)
不法投棄?それとも自然現象?
○梅雨時の降雨の合間や大雨が降った後などに、水路や河川に流れる赤褐色の水を見かけたことはありませんか?
今まで現れなかった場所において突然発生することから何かを不法投棄したのでは?」とか
「何か分らないので気持ちが悪い」といった情報が本市に多数寄せられています。
ほとんどが自然現象です
○それらの赤褐色の水は、ほとんどの場合、団地造成地の水抜き管や擁壁の隙間からの浸出水であり、鉄分を多く含む水の流出によるものです。それらは「赤水」とか「かなけ水」と呼ばれています。
どうして色が着くの?
○「赤水」や「かなけ水」は、地下水中に生息する鉄を酸化させるバクテリア(鉄バクテリアと呼ばれる)の働きにより、赤褐色の水酸化第二鉄が沈殿し浸出水が着色することにより発生します。
場合によっては、浸出水が流入した水路や田んぼが赤褐色に染まることもあります。
魚や田んぼへの影響はありますか?
○水酸化第二鉄の沈殿物の魚への影響はありません。また、田んぼに流入した水酸化第二鉄も鉄分の濃度は自然界で見られるレベルであり、稲作等への影響はないと考えられます。
赤水現象発生地点(平成17年度?21年度通報分)
No 発生箇所 No 発生箇所 No 発生箇所
1 安佐北区落合一丁目 12 安佐北区落合南二丁目 23 東区牛田早稲田四丁目
2 東区牛田東一丁目 13 安佐南区山本五丁目 24 安芸区矢野東四丁目
3 安佐北区安佐町小河内 14 佐伯区美鈴が丘西一丁目 25 東区牛田早稲田四丁目
4 安佐南区祇園三丁目 15 安佐北区大林三丁目 26 佐伯区湯来町白砂
5 安佐南区沼田町伴 16 安佐南区大塚東一丁目 27 安佐北区亀山南三丁目
6 安佐南区長楽寺二丁目 17 安佐南区長束西五丁目 28 安佐南区沼田町伴瀬戸上
7 安佐北区落合南二丁目 18 安佐南区沼田町伴 29 安佐南区山本五丁目
8 西区己斐本町一丁目 19 佐伯区五日市町石内 30 西区山田町36 番地
9 安佐北区可部町勝木 20 安佐北区安佐町筒瀬 31 佐伯区八幡が丘二丁目
10 佐伯区五日市町下河内 21 佐伯区五日市町石内 32 安佐南区上安六丁目
11 西区井口台二丁目 22 安佐北区安佐町後山 33 安佐北区口田五丁目
現地の写真を載せておきます。
大原台団地の下を通って流れ出る水路(2年くらい水は無かった)
大量の水のため道路にまで溢れた跡
畑・田んぼに入った鉄分を含んだ水
上が大原台団地。この下を通って水路がある。
すぐ側にある、大原台団地下水処理跡地(建物・地下タンクも残っている)
すぐ側にある昔からの水路
緊急地震速報 2009:08:11:06:21:38
今朝(8月11日)、タイマーで目覚ましに使っているラジオで5時AMの時報を聞き、ニュースを聞いていると突然、【ブアン ブアン ブアン】というようなチャイム音が入り「緊急地震速報」をお知らせしますと言う放送が飛び込んできました。静岡県・伊豆諸島に震度6弱の地震が起こり津波注意報が発令されたと言う緊急放送でした。緊急放送を初めて経験しました。一般放送は全てカットしてそのニュースを繰り返し放送しています。現在6時30分ですがテレビでも、そのニュースばかりやっています。
先日、8月9日午後7時56分頃、東海道南方沖を震源とする地震があり、東京都千代田区や宇都宮市、千葉県市原市などで震度4を記録したほか、東北から近畿、四国にかけた広範囲で震度2以上を記録しました。 震源の深さは約340キロ、マグニチュードは6・9と推定されています。 と言う地震が有ったばかりで、東海沖地震の前触れのような気がしていました。台風9号が近付いて気圧が変わって、引き金を引いたかなと思いましたがそのような大規模なものではなさそうです。テレビでもその地震とは違うと言っています。また、今回の地震による被害もあまり無さそうで少し安心しました。
緊急地震速報(NHK)
2006年8月1日より試験的・限定的な発表が行われてきましたが、2007年10月1日の「一般向け」速報の提供開始が決定された。
気象庁が地震直後の小さな揺れをとらえて大きな揺れの前に震度や震源などを予測して情報を発表するものです。
気象庁は、最大震度5弱以上の強い揺れが予測された場合に、震度4以上が予測される地域を広く一般に発表します。
NHKは、テレビとラジオのすべての放送波で速報します。
テレビでは、新しく制作したチャイム音と共に地震が起きた場所と強い揺れが予測される地域を地図と文字で伝えます。また、ラジオでは通常番組を中断し、チャイム音に続いてテレビと同じ内容を音声で速報します。
地震は、P波と呼ばれる小さな揺れのあと、S波と呼ばれる大きな揺れが来ます。緊急地震速報は、このP波をとらえ、地震の規模や震源地を予測し、大きな揺れのS波が来る数秒から数十秒前に発表するものです。気象庁は、震度5弱以上と予測された時発表します。
ただ、震源の近くでは、情報が間に合わないこともありますし、予測震度で、プラスマイナス1程度の誤差があるといった技術的な限界もあります。
しかし、わずかな時間を生かして地震の被害を減らすことができるものと期待されています。
利用活用の心得
緊急地震速報を見たり聞いたりしたあと、強い揺れが来るまでわずかな時間しかありません。
身を守ることを第一に、落ち着いて行動することが大切です。