旅行記4日目 2009:07:29:06:01:54

2009年7月29日

7月22日

 8時30分AM頃から日食が始まります。朝から外はガスがかかって観測できるか心配しました。しかし、8時00過ぎから風が強くなり雲がすごいスピードで流れ、時折太陽が姿を現し始めました。

 8時30分過ぎから太陽の下から欠け始めました。風に流されて雲間から見える太陽が姿を表す度に大歓声が上がりました。9時30分過ぎには、皆既日食となり、辺りは夜のように真っ暗となりました。真っ暗になる前、沢山のツバメの動きがバタバタと異様な動きをしました。そして、ダイヤモンドリングが現れるとホテル前に居た中国の若者が歓声を上げ、輪になって踊りだしました。非常に感動的な場面に遭遇し、私自身心に暖かいものを感じました。

2009日食 131.jpg

皆既日食(9時30分過ぎ)平野議員撮影

20090722k0000e040058000p_size5.jpg

満ち始めのダイヤモンドリング

2009日食 135.jpg

ダイヤモンドリングから少し経った太陽

午後からホテルを引き上げ、車で杭州に移動し、「天元大厦」(Tianyuan Tower Hotel)ホテルに宿泊しました。

P1000403.JPG

「天元大厦」(Tianyuan Tower Hotel)ホテル

コメント(0)

旅行記3日目 2009:07:28:06:06:30

2009年7月28日

7月21日5時AM前(日の出) 

4時50分AM 

 朝日を見に行きました。日の出は5時19分AMです。4時50分に集合して、日の出観察ポイントまで行きました。予報では、60%の確立で日の出が見えるというものでした。小山を登って日の出ポイントに行くと、もう何人かの人が場所取りをしていました。今回の旅行は運が良いのか日の出がしっかりと見れました。山水画の景色の中の雲の間から朝日が出たときは、思わず手を合わしました。周りを見ると中国人までも同じ形で手を合わせていました。

 前日(20日)3時30分PM頃部屋に入って、4時からマッサージを受けました。240元+チップ30元(1円=約16元)でした。そして6時PMから食事を取り、8時PMには全て終わり、部屋に帰りました。することがありません。荷物は下界に置いて軽装で登ってきているので読む本もありません。  テレビは、中国の放送ばかりで全く理解できませんが、カンフーやサーカスの放送を見ていましたが時間が持たず、寝ることにしました。朝までが長いこと何度も目を覚まし時間を見ましたが時間が経ちません。久し振りに長時間寝ました。

9時AM

 黄山の山登りが始まりました。1,600mのホテルから1,800m級の山々を巡る山歩きです。黄山で2番目に高い光明頂と言う山の頂上まで行きました。ほとんどが階段でこんなはずではなかったと青息吐息でやっとたどり着きました。昼食は西海飯店というホテルで食べました。このホテルも歩いてこなければならないホテルで、我々が泊まっている北海賓店ホテルより遠い所(山の上り下りを歩いて約30分)に有りました。

 山を歩いていて驚いたことは、ホテルの資材・食料は麓からゴンドラを使わないで天秤棒に荷物を付けて(約70k)運んでいる荷物運びの人が沢山居ました。荷物の無い我々が死ぬ思いで登っている山を荷物を担いで登る人には驚かされました。彼らの体は、贅肉は全く無く筋肉がすべてのマラソン選手のようでした。この仕事で、月に4万円程度の収入だそうです。

 久し振りに山登り?をして、足の筋肉パンパン・体はヘトヘト参りました。しかし黄山という山の美しさに心は豊になりました。

『黄山』

独立したひとつの山ではなく、70を超える屹立した群峰の総称です。
三大主峰は、
  蓮華峰 (1860m・・・1873m、1864m、1840mとの記述もある)
  光明頂 (1840m・・・1860m、1841mとの記述も)
  天都峰 (1829m・・・1810mも)
で、蓮華峰が最高峰です。
 全山花崗岩でできた切り立った岩山です。花崗岩ですから太古の昔は海底であったということになります。
 黄山は、奇松・怪石・雲海・温泉の四絶で名高いそうです。また、『五岳帰来不看山、黄山帰来不看来』とも賞されています。
 また、奇松のうち、最も姿の美しい松のひとつにはその形から『迎客松』という名が付けられていて、名の通りこの松に誘われての黄山詣でとなったのでした。

登山ルートは4通り。
 多分一番ポピュラーなのが、慈光閣からゴンドラに乗って登る南ルート。
 次が雲谷寺からロープウェイ(旧索道)かゴンドラ(新索道)に乗って登る東ルート。
 その他に西ルートと、合肥方面から太平ロープウェイで登る北ルート。
 南ルートを前山ルート、東ルートを後山ルートとも言っている。

P1000366.JPG 

飛来石

P1000369.JPG

この地図のコースを全て歩きました

P1000364.JPG

このような下り上りの連続でした

P1000348.JPG

荷物を担いで登る作業員(荷物の重みは左右で約70kg)

コメント(0)


Page: <<前のページ  344 < 345 < 346 < 347 < 348 < 349 < 350 < 351 < 352 < 353 < 354