2010 ユーキャン新語・流行語大賞 2010:12:02:07:12:08

2010年12月 2日

 今年も師走の風物詩『2010 ユーキャン新語・流行語大賞』(現代用語の基礎知識 選)が1日、発表されました。年間大賞にNHK朝の連続ドラマ『ゲゲゲの女房』で人気を博した「ゲゲゲの?」が選出されました。選考委員特別賞には日本ハムにドラフト1位指名された早稲田大学野球部主将・斎藤佑樹選手の「何か持っていると言われ続けてきました。今日何を持っているか確信しました…それは仲間です」が選ばれました。
 その年に生まれた、さまざまな言葉のなかで軽妙に世相を表現していた言葉や大衆の目や耳を賑わせた“新語”“流行語”を選ぶ同賞は1984年に創設されました。『現代用語の基礎知識』読者審査員のアンケートから上位60語がノミネートされ、作家・藤本義一氏を審査委員長とした委員会により、大賞とトップテンを選出します。今回、斎藤選手の特別賞は、新語・流行語大賞にとどめておく言葉ではないとしながらも「50年ぶりの早慶優勝決定戦の歴史を証明する言葉」として与えられました。

 トップテンには、わかりやすい時事解説をした池上彰の「いい質問ですねえ!」、国民的アイドルグループに成長した「AKB48」、ヒット商品となった「食べるラー油」などが選ばれています。なお、今年のノミネート語(60)は11月12日に発表されていました。

 トップテンに選ばれた新語・流行語は以下の通りです。

・いい質問ですねえ!    受賞者:池上彰
・イクメン            受賞者:つるの剛士
・AKB48             受賞者:AKB48
・ゲゲゲの?          受賞者:武良布枝(「ゲゲゲの女房」著者)【大賞】
・女子会            受賞者:大神輝博(モンテローザ代表取締役社長)
・脱小沢            受賞者:辞退
・食べるラー油         受賞者:小出孝之(桃屋代表取締役会長兼社長)
・ととのいました        受賞者:Wコロン
・ーなう。            受賞者:梅崎健理(IT界のスーパー高校生)
・無縁社会           受賞者:NHK『無縁社会』制作チーム
・選考委員特別賞      受賞者:早稲田大学野球部主将・斎藤佑樹選手

(Yahooニュース参照)

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八丁座 2010:11:30:07:25:28

2010年11月30日

「福屋百貨店」八丁堀本店8階に26日、新映画館「八丁座」がオープンしました。福屋の映画館といえば子供の頃、日活の封切館で、石原裕次郎・小林旭・吉永小百合等出演の映画を見に行くのが楽しみでした。また、今回映画館となった東洋座は、松竹の封切館で、寅さんをよく見に行きました。懐かしい所に映画館が復活しました。天満屋の本屋、福屋の映画館と中心市街地がようやく元気になろうという息吹が感じられ始めました。
 八丁座 のシートには畳半畳分のゆったりとした幅広シートだそうです。もともと 松竹東洋座 があった場所は八丁座 「壱」(170席) として、広島名画座 があった場所は八丁座 「弐」(70席) として生まれ変わり、小さな劇場ながら八丁座 「壱」 では3D映画の上映にも対応するそうです。

 八丁座について広島経済新聞が詳しく書いていますので転載しておきます。

福屋八丁堀本店に映画館「八丁座」?江戸の芝居小屋をイメージ /広島
 広島市内中心部の福屋八丁堀本店(広島市中区胡町)8階に11月26日、映画館「八丁座」(TEL 082-546-1158)がオープンしました。(広島経済新聞)

 2008年7月に閉館した「松竹東洋座」「広島名画座」跡に「八丁座」をオープンするのは、広島市内で映画館4館を運営する序破急(大手町5)。劇場は江戸の芝居小屋をイメージした。江戸時代の人たちは、不景気でも芝居小屋に行って憂さを晴らして明日も元気で生きようと伝え聞いていることが根源にあるという。

 劇場は「八丁座 壱」「八丁座 弐」の2館。客席の椅子は、家具製作を手がけるマルニ木工(佐伯区湯来町)のオリジナル。スクリーンとの角度や距離感はすべての座席で異なる。メーンシートは、木肘仕様の座席(幅80センチ、列間隔139?142センチ)とソファ総張り仕様(幅85センチ、列間隔139?142センチ)の2タイプ。カウンター席や7人掛けの畳席、車椅子席も用意する。席数は、壱=170席、弐=70席。

 和モダンをイメージさせる館内には、京都東映撮影所に特注で製作を依頼した53張の並びちょうちんをディスプレー。福屋の売り場に直結するチケットカウンター正面「松の廊下」には、京都東映撮影所大道具の美術作品のふすま絵を設置。映画「十三人の刺客」(2010年)にも登場した「大道具美術こん身のふすま絵」は、「映画の現場の魂を映画館に吹き込みたい」と頼み込み譲ってもらったという。劇場の入場扉も、同撮影所大道具美術作品で広島をイメージした「もみじの四季」12枚が連なる。

 エレベーターの隣には、ジェリー・フィッシュ・ドット(小町)がカフェ「茶論 記憶」を出店。有機栽培コーヒーや深蒸し緑茶、フルーツジュース(以上300円)などのソフトドリンクやワイン(480円?)、アイスクリーム(220円)、つまみ、焼き菓子(以上180円)、サンドイッチ(480円?)などを提供する。

 オープン前日のお披露目式には、関係者約380人が来場。広島市出身の美術監督で同館のアドバイザーの部谷(へや)京子さんや映画評論家で八丁座「応援団長」の花本マサミさん、福屋の大下洋嗣社長が登壇。式では映画音楽を使用するこだわりも見せた。

 広島の劇場、出身の美術監督、百貨店、企業がかかわり、「広島力」を集結した八丁座。街中から元気を発信したい一念で、再度、街中に劇場を復活させた序破急の蔵本順子社長は「明日のオープンは船出。広島の話題とシンボルになっていけたら」とあいさつし、そろいの法被を着た序破急のスタッフとともに映画「男はつらいよ」のメロディーに乗せた「八丁座の歌」と踊りを披露。「可愛がって下さい」の文字が入った傘も登場した。

 同館支配人は蔵本健太郎さん。初上映は、10時40分からの「男はつらいよ寅次郎相合い傘」。同日、「ダマー映画祭INヒロシマ」のオープニングセレモニーも開催されました。

 

 

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