桜まつり 2012:01:20:07:23:49

2012年1月20日

 沖縄では明日から「桜まつり」が開かれるそうです。沖縄の桜は「ソメイヨシノ」ではなく「ヒカンザクラ」と言う種類です。

沖縄の桜は「緋寒桜」
 バラ科サクラ属サクラ亜属の落葉高木。北上して行くソメイヨシノのサクラ前線と違い、沖縄の桜は北から開花して、南下して行きます。北部の本部町や名護市が琉球寒緋桜(かんひざくら)の名所です。

 ヒカンザクラ群 ヒカンザクラ系 「彼岸桜」と間違えられるので「寒緋桜」ともいう。一見紅梅を思わせる濃いピンク色。

   寒緋桜~1.JPG

 寒緋桜は、花芽が夏ごろに作られていて、それから休眠状態に入るのですが、一定期間寒さにさらされてから目覚めてくるらしいので、沖縄でも比較的寒い日の多い、山とか北部から咲き始めて、だんだん寒い日の少ない南部の平地に向かってくるらしいです。山で言えば、ソメイヨシノは低い所から開花が始まり頂上へと向かいますが、ヒカンサクラは頂上から低い所に降りてくるそうです。
ですから、北部の今帰仁あたりからだんだん名護にかけて咲き始め、少ししてから、那覇の与儀公園の桜が咲き始めます。

2012年沖縄の桜関連イベント2012

第34回 本部八重岳桜まつり
期間: 2012年1月21日(土)ー2月5日(日)
場所: 八重岳頂上広場(本部町)
 本島北部の本部半島にある、標高453mの八重岳。その山道沿いに植えられた、4000本もの緋寒桜(ヒカンザクラ)が、いっせいに開花するのが1月中旬。道路わきからせり出した枝はアーチ状にしなり、美しい桜のトンネルができあがる。裾野から山頂近くまで車で行くことができ、ドライブスポットとしても人気。山の中腹には公園もあり、駐車スペースも随所にあるため、車を停めて散策することも。また、隣接する伊豆味集落では、この時期ミカン狩りが旬だ。

   本部.jpg

     緑とピンクのコントラストが美しい。ヒカンザクラの並木道が約4?続く

第5回 今帰仁グスク桜まつり
期間: 2012年1月21日(土)ー2月5日 ライトアップ 18:30ー21:00
場所: 今帰仁城跡(今帰仁村)

第50回 名護さくら祭り
期間: 2012年1月28日(土)ー1月29日(日)
場所: 名護中央公園、さくら公園ほか(名護市)

なはさくらまつり2012
期間: 2012年2月8日(水)ー2月12日(日)
場所: 与儀公園(那覇市)

第6回 やえせ桜まつり
期間: 2012年1月29日(日) ライトアップ 1/20ー1/29
場所: 八重瀬公園(八重瀬町)

 

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ライフコミュニケーションサービス 2012:01:19:07:00:45

2012年1月19日

 インターネットでNECBusiness Solution Newsが送られてきています。その記事の中の興味ある記事を見つけました。岐阜県白川町のAndroid(TM)搭載タブレット端末「LifeTouch(R)」を活用して独居世帯の安否確認や見守りなどを行うシステムです。白川町の人口は1万人弱です。広島市とは比較になりませんが面白いシステムなので興味を持ちました。

 白川町は独居世帯に対する見守りサービスとして、これまで、社会福祉協議会等による電話連絡や民生委員による訪問など、福祉対策を行ってきました。このたび、福祉対策強化の一環として、本システムと町内に整備された地域ネットワーク(光ケーブル)をベースに、独居世帯と自治体が「LifeTouch」の画面上で日々の連絡をとり、自治体の負担軽減をしながら一層きめ細やかな見守りを実現します。
 本システムは、2012年1月末から35世帯で利用が開始され、順次、独居世帯への見守りサービスのさらなる展開を計画しています。

   ライフタッチ.png

白川町のシステム利用概要は次の通りです。

 独居世帯に「LifeTouch」を配布。自治体から「朝食を食べたかどうか」などの見守りメッセージを独居世帯の「LifeTouch」に定期的に送信。各世帯は「LifeTouch」の画面上のボタン(「はい」「いいえ」他)に触れるだけの簡単操作で様子を知らせることが可能。


 日々のやり取りのデータは、世帯単位や全世帯の軸で自動集計・グラフ化が可能。自治体は、この集計データから各世帯の変化・兆候や、全体の傾向を素早く捉え、新たな施策に結びつけることが可能。


 従来の人を介したお宅訪問に加え、「LifeTouch」画面全体に写るテレビ電話を利用することで、顔を見ながらのコミュニケーション頻度を高め、より手厚いサービスを実現。


 「LifeTouch」画面上のボタン配置色合い・文字サイズのカスタマイズを行い、IT環境に不慣れな独居世帯(高齢者世帯)にやさしい操作を実現。端末に触れるだけの簡単操作で、好きな写真などの自動表示も可能。1機能あたりの価格は840万円だそうです。

   イメージ図.png

「ライフコミュニケーションサービス」は「LifeTouch」などのタブレットを活用し、以下の機能を提供します。

見守り機能
 テキストや音声メッセージによる「お元気伺い」の安否確認機能。複数の手段により、より最適な見守り環境が構築できる。また、ワンタッチで緊急通報ができる機能もオプションとして追加可能。


テレビ電話機能
 高齢者でも扱いやすいシンプルな機能と操作で利用できるテレビ電話機能。音声とカメラ映像により、顔と声を確認しながらの様子伺いなど、細やかなコミュニケーションが可能。


電子回覧機能
 従来の回覧板に代わり、行政からの情報をテキスト・音声・動画・画像などで各端末に一斉配信。通常のメールとは異なり、重要情報としてポップアップ表示されるため、情報が埋もれることなく素早く分かりやすく伝達できる。また、災害情報等の緊急情報の場合は、緊急音(サイレンのような音)と同時に表示が可能。


買い物支援機能
 外出することなく、地域各店舗が登録した商品を注文できる機能。タブレット端末上での簡単操作で、自宅に居ながらにして日用品等の注文が出来るほか、商品の登録も各店舗で簡単に行えるため、特売品なども随時出品出来るなど、買い物支援を通じた地産地消の促進による地域活性化も期待できる。


タブレット端末管理
 自治体などに設置した管理システムから、各タブレット端末の利用者情報や稼働状況の一元管理が可能。また、ファームウェア等の端末ソフトウェアや設定ファイルの更新なども、管理システムからアップロードできるため、利用者は煩雑な端末管理が不要。

           (NECBusiness Solution News引用)

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