視察 札幌市 2012:02:07:07:59:12

2012年2月 7日

2月2日(木) 札幌

 視察3日目です。札幌ドームに行きました。

札幌ドーム
 施設は札幌市が所有し、札幌市と道内財界各社が出資する第三セクター・株式会社札幌ドームが運営管理を行っている。

 日本プロ野球の1軍公式戦を行うドーム球場としては最北に位置し、サッカー用天然芝グラウンドと野球用人工芝グラウンドの併用が可能。また、日本における唯一の完全屋内天然芝サッカースタジアムで、天然芝サッカー場移動方式「ホヴァリングシステム」を世界で初めて採用した。

 主にプロ野球パシフィック・リーグの北海道日本ハムファイターズ、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)コンサドーレ札幌のホームスタジアムとして使用されるほか、コンサートやスキー、自動車レース・ラリーの国際大会などでも使用される。過去にはプロ野球マスターズリーグ・札幌アンビシャスも本拠地として

構造:地上4階地下2階
 掘り下げ式に作られており、アリーナ面が地下2階となっている。
 収容人数:53,845人(フィールドに人を入れた場合)
 固定客席数41,484席(サッカー場)・40,476席(野球場)、フィールドシート202席(野球時のみ)、ファミリーシート50席(野球時のみ)、車椅子用席117席、貴賓室・特別室・記者席など。

使用料
 イベント1回につき観客数2万人まで800万円。それ以上は1人につき400円が加算される。従って入場者数が4万人を越えると使用料は1600万円超となる。また、貴賓室など諸室の使用料も別途加算される。スタンドを使わない場合は基本使用料20万円であり、一般市民でも多少奮発すれば草野球などを楽しむことができる。

付帯設備
  駐車場:1,351台(身障者用駐車場を含む)
  バスターミナル:48バース
  タクシープール:48台
  駐輪場:自転車206台、バイク112台
  屋外サッカー練習場:天然芝1面、人工芝1面
  ここではコンサドーレも定期的に練習やサテライト、ユースチームの試合に利用している他、市民参加規模の大会、練習(フットサルも可)に幅広く利用されている。
  なお、天然芝の練習場は悪天候(雨天・積雪など)の場合、芝生の生育・保護のため使えない。人工芝については天候に関わらず常時使える。また、現在はナイター設備が無いので日中のみの利用となる。

ドーム完成までのあゆみ
 札幌市には以前から、東札幌(現在の札幌コンベンションセンター一帯)にドーム球場・「ホワイトドーム(仮称)」の建設構想があった。しかし、政治汚職事件で逮捕者が出たことによる資金的な問題から、この構想は一時立ち消えになっていた。

 1992年、札幌市が2002 FIFAワールドカップの開催候補地として名乗りを挙げると、新たに建設するサッカースタジアムをホワイトドーム構想とリンクさせる案が浮上し、1996年1月には野球やサッカーなどを多目的に利用できるドームスタジアムとすることに正式決定した。翌年の設計コンペには9つのグループが参加し、東京大学名誉教授の建築家原広司らのグループが提案した、サッカー用の天然芝を空気圧で浮上するステージに乗せてドームに出し入れする「ホヴァリング・ステージ」方式が採用された。農林水産省北海道農業試験場・甜菜試験農場の跡地で1998年に着工され、2001年に完成。総工費は約422億円。

追伸

 朝の散歩に札幌市場外市場まで歩きました。雪のないシーズンに歩いたことが有るので迷わないで行けると思ていました。雪道だったので迷い1時間半も歩いてしまいました。

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             歩道は雪の壁の中にありました

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             気温は氷点下9,7度でした

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          札幌ドーム展望台より札幌の中心街


 

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視察 函館市 2012:02:06:07:18:09

2012年2月 6日

 2月1日(水) 函館市

 函館市では「函館観光基本計画」に基づき、市民、企業、行政及び観光客との協働による、「自由・自主・自立・自律・自発の観光文化都市づくり」の基本方針のもと、平成27年開業予定の北海道新幹線や、観光を取り巻く環境の大きな変化を見据えつつ、各種事業を展開されていました。
 平成16年から平成25年までの10か年を計画期間としてまた、平成25年の観光入込客数を650万人とする目標を立てて次のような基本理念を立てられました。

【観光文化のあるまち・函館】(住むこと、訪れたことが「自慢」できるまつづくり)
1 自由の「観光文化都市」づくり
 全ての人に自由な活動の機会を提供できるまちづくり
 ・観光客も、市民も…全ての人に観光都市・函館を楽しんでいただけるよう、受入環境などを整備します。

2 自主の「観光文化都市」づくり
 自らがまちの魅力を発見・発掘し、語れるまちづくり
 ・市民との協働による観光資源の発見・再構築・創出などを通じ、地域が一体となって函館観光の魅力を高めます。

3 自立の「観光文化都市」づくり
 常に観光振興を意識し、経済的な自立を目指すまちづくり
 ・観光振興による一層の経済波及を目指すため、さらなる観光客誘致に努めるほか、観光資源・サービスの付加価値を高めます。

4 自律の「観光文化都市」づくり
 まちの「負」に気づき、「正」へと転換・発展していくまちづくり
 ・函館観光の問題点を正面から見据え、全市民が協働してその解決に向けた取り組みを展開していきます。

5 自発の「観光文化都市」づくり
 ずっと住んでいたい・また行きたいと思えるまちづくり
 ・市民に「愛される」まち、観光客にとっては「あこがれ」のまち…身近な空間の美化などを通じて、そんなまちを創出していきます。

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              函館山(ホテルの部屋から)

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   箱館奉行所は、日本の北辺防備の拠点として設置された江戸幕府の役所です。
 当初は箱館山の麓に置かれましたが、内陸の地に移転が計画され、その外堀となる五稜郭と共に1864年(元治元年)に完成しました。
 1868年(明治元年)戊辰戦争最後の戦いとなる箱館戦争の舞台となり、旧幕府脱走軍降伏2年後の1871年(明治4年)に解体されました。 地上に存在した期間はわずか7年。
  2010年(平成22年)、可能な限り建築当時の材料・工法を使用し、庁舎の1/3の規模を復元。幕末から明治維新にかけてのピンと張りつめた時代の空気が感じられる貴重な歴史遺産の空間です。

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 五稜郭タワーは、五稜郭築城100年を記念して1964年12月(昭和39年)に旧タワー(高さ60m)が建造されました。旧タワーは市民や観光客の皆様の目を通して、41年間に渡り親しまれてきましたが、新タワー完成によりその使命を新タワーに託し、2006年6月に解体されました。
 
2006年4月1日にオープンした新タワーは、高さ107m(避雷針?)。

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