ザ広島ブランド 2012:02:16:07:03:48

2012年2月16日

 平成24年2月15日(2012年)、「ザ、広島ブランド」の第5回認定産品が決定しました。今年度は豊かな自然に恵まれ、四季折々の旬の食材が豊富な広島で親しまれている「味わいの一品」 11品と脈々と受け継がれた伝統と、全国的にも定評のある「ものづくり」の技術から生み出された「匠の銘品」2品でした。 
 このたびの認定により、認定産品は食品54品、工芸品等9品の合計63品となりました。
 
第5回認定産品

食品 11品

  ・こもち昆布       株式会社 ヒロツク 
 
 ・しゃもじかまぼこ  有限会社 堀水産
 
 ・広島菜漬(安藝菜)  株式会社 山豊
 
 ・広島かきめしの素  かきめし  有限会社 珍味処 なかむら
 
 ・かきめし   三島食品 株式会社
 
 ・芳醇 天然かけ醤油   川中醤油 株
 
 ・レモスコ    ヤマトフーズ 株式会社 
 
 ・牡蠣まるごとせんべい   有限会社 マルイチ商店
 
 ・桐葉菓   株式会社 やまだ屋 
 
 ・本格芋焼酎 達磨 紅あずま25度   中国醸造 株式会社
 
 ・広島レモンサイダー   広島県果実農業協同組合連合会 
 
工芸品等 2品
 
 ・洋かつら:医療用ウイッグ(オールハンドメイド)   株式会社 クスノキ 
 
 ・伝統的工芸品 広島仏壇   広島宗教用具商工協同組合

 毎年この時期に発表しています。市民への認知度が低いような気がします。また、全国的な認知度は全く無いような気がします。何か方法を考えなくてはいけないのではないでしょうか。広島市のアンテナショップはどこにあるのでしょうか。市としてのアンテナショップは有りませんが、本通りの「夢プラザ」ですかね。(運営 財団法人 広島県市町村振興協会 )

 選考方法についても良く解りません。市民の人気投票とか色々な宣伝の仕方があると思います。毎年選定をしていくと将来はどうなるのでしょう?周りにある広島の商品は全て「ザ広島ブランド」になってしまうのではないでしょうか?素朴な疑問が湧いてきます。

 

 

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 2012:02:14:07:28:28

2012年2月14日

 今年のウナギは、極度の不漁で価格が高騰しています。すでに、うな丼・うな重等が200円くらい値上がりしています。原因を調べてみました。
 
 養殖ウナギの「原料」になる稚魚(シラスウナギ)が今年は極度の不漁で、取引価格が 過去最高レベルに高騰していることが関係者の話で分かりました。このままでは3年 連続の不漁という「過去にない状況」(水産庁)になる可能性が高いと言われています。養殖ウナギや かば焼きなど製品の値上げも既に始まっており、経営難の業者が出ることも心配されています。 異例の事態を重視し、水産庁は近く自治体関係者や研究者らを集めた対策会議を開くそうです。

 水産庁や漁業関係者によると、今年も九州や四国、近畿など主要産地でのシラス ウナギの漁獲量は極めて低レベルで、極度の不漁といわれた昨年同期に比べても 半分以下の地域がほとんどになっています。水産庁によると、09年に24.7トンだったシラスウナギの推定漁獲量は10年が9.2トン、11年が9.5トンと2年連続の不漁でした。今年も極めて低レベルで、昨年同期に比べても半分以下の地域がほとんどになっています。
04年に全国平均でキロ当たり25万円余り だった取引価格は、11年に85万円以上に上昇し、今年は200万?250万円にまで 高騰しています。

 ウナギの稚魚・天然の‘シラスウナギ’の捕獲量が減少していると言われています。数年前、ヨーロッパウナギは絶滅に危機に瀕している種として「レッドリスト」入りしました。原因は乱獲だったそうです。ワシントン条約でヨーロッパ‘シラスウナギ’の国際取引には厳しい規制が出来ました。

  ウナギの大消費国は日本、世界の食用ウナギの70%は日本が消費しています。2010年の日本のウナギ消費量は約73,850トン、其の内、中国産が41,340トン、台湾産が11,728トン、日本産は20,778トン。(内・天然ウナギ245トン)
 
 ウナギの種類は沢山ありますが、食用となるのは世界で4種類です。ニホンウナギ、ヨーロッパウナギ、アメリカウナギ、オーストラリアウナギ、日本以外の国での食べ方様々だが、殆ど‘ぶつ切り’にして食べているようです。
 
 中国で良くウナギを食べていますが、‘ぶつ切り’のウナギの料理で、‘白身魚’の一種としか言えません。大して美味ではないし、聞かなければウナギとは判らないくらいです。蛇も‘白身魚’同様に食べる国です。本当にウナギがどうか???
 
 「ウナギの蒲焼」は、日本食文化の逸品の一つだと思います。「ウナギの蒲焼」は、どの国も真似できない‘芸術品’だと思います。
 
 ウナギの養殖は、鮭の養殖とは異なります。産卵させ、卵を孵化し、稚魚を養殖して放流する方式なら、量産が見込まれます。ウナギの場合は、産卵場所が判りません。未だに生態が謎とされている。養殖するには‘天然の稚魚’を捕獲して育てるしかないので、捕獲量は自然任せです。稚魚の漁獲量が減っては、為す術が有りません。
 
 何故、シラスウナギの量が減少したか? 解っていません。ドジョウは自然環境の変化に敏感と言われますが、ウナギも似たような魚だと思います。人間界に何かを訴えているのかも知れない?
 
 ヨーロッパウナギの場合、稚魚乱獲が大きな原因であると言われていますが、ニホンウナギの場合は、「ニホンウナギの生存域・回流域の自然環境が変わっている」のが原因ではないでしょうか。ウナギは何を訴えているのでしょうか???
 
 ウナギ好きの人は、値上がりする前に、大目に食い溜めしておいた方が良いかも…。マグロと言い、ウナギと言い、住みにくい時代になって来ました。次はイワシやアジでしょうか?

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