七夕 2010:07:07:07:10:41
本日は七夕です。広島地方は天気が良くて天の川が見れそうです。年に1回ぐらいゆっくりと星空を見るのも良いのではないでしょうか?光がありすぎて星の見えない方は、少し田舎へドライブしたらどうでしょうか?
七夕(しちせき、たなばた)は、日本、中国、台湾、ベトナム、韓国などにおける節供、節日の一つです。 旧暦の7月7日の夜のことですが、日本では明治改暦以降、お盆が7月か8月に分かれるように7月7日又は月遅れの8月7日に分かれて七夕祭りが行われています。五節句の一つにも数えられる。古くは、「七夕」を「棚機(たなばた)」や棚幡と表記した。これは、そもそも七夕とはお盆行事の一環でもあり、精霊棚とその幡を安置するのが7日の夕方であることから7日の夕で「七夕」と書いて「たなばた」と発音するようになったとも言われとぃます。元来、中国での行事であったものが奈良時代に伝わり、元からあった日本の棚機津女(たなばたつめ)の伝説と合わさって生まれた言葉です。
(ウィキペディア フリー百科事典)参照
7月7日七夕の夜、天の川を隔てて輝く、 わし座 の1等星アルタイル(牽牛星)彦星と こと座 の1等星べガ(織女星)織姫が 一年に1度だけ逢うことを許された夜...。
このお話は中国で生まれ日本に語り伝えられた伝説です。
こと座べガ 織女(織姫)
わし座アルタイル 牽牛(彦星)
夜空に輝く天の川のほとりに、天帝の娘で織女と呼ばれるそれは美しい天女が住んで居ました。
織女は、天を支配している父天帝の言いつけをよく守り、毎日機織りに精を出していました。
織女の織る布はそれはみごとで、五色に光り輝き、季節の移り変わりと共に色どりを変える不思議な錦です。
天帝は娘の働きぶりに感心していましたが、年頃の娘なのにお化粧一つせず、恋をする暇もない娘を不憫に思い、天の川の西に住んでいる働き者の牽牛という牛飼いの青年と結婚させることにしました。
こうして織女と牽牛の二人は、新しい生活を始めました。
しかし、結婚してからの織女は牽牛との暮しに夢中で毎日はしゃぎまわってばかり。機織りをすっかり止めてしまったのです。天帝も始めはこんな二人の様子を新婚だからと大目にみていましたが、いつまでもそんな有様が続くと眉をひそめざるを得ません。
天帝はすっかり腹を立ててしまい、2人の所へ出向くと、「織女よ、はたを織ることが天職であることを忘れてしまったのか。心得違いをいつまでも放っておく訳にはいかない。再び天の川の岸辺に戻って機織りに精を出しなさい」更に付け加えて...「心を入れ替えて一生懸命仕事をするなら1年に1度、7月7日の夜に牽牛と会うことを許してやろう」と申し渡しました。
織女は牽牛と離れて暮すのがとても辛く涙にくれるばかりでしたが、父天帝に背く事もできず、
牽牛に別れを告げると、うな垂れて天の川の東に帰って行きました。
それ以来、自分の行いを反省した織女は年に1度の牽牛との再会を励みに、以前のように機織りに精を出すようになりました。
牽牛も勿論思いは同じ、働いて働いて...7月7日を待ちました。
こうして、牽牛と織女は互いの仕事に励みながら、指折り数えて7月7日の夜を ...
ところが、2人が待ち焦がれた7月7日に雨が降ると、天の川の水かさが増して、織女は向こう岸に渡ることができなくなります。
川下に上弦の月がかかっていても、つれない月の舟人は織女を渡してはくれません。2人は天の川の東と西の岸辺にたたずみ、お互いに切ない思いを交しながら川面を眺めて涙を流すのでした。
7月7日に雨が降れば...そんな2人を見かね何処からともなくかささぎの群が飛んできて、天の川で翼と翼を広げて橋となり、織女を牽牛のもとへ渡す手助けをしてくれるのだそうです。
本来の七夕は旧暦に祝われたもので、旧暦(2010年は8/16)だと、北東から南西の宵の空高く天の川が流れ、 その両側の岸辺にはべガ(織姫)とアルタイル(彦星)、天の川の川下には、 なかなか会えない2人の間を無情に通り過ぎる、連れない舟人にたとえられる上弦の月がかかり、 中国に古くから伝えられてきた七夕伝説の夜をみることができます。
ベトナムではかささぎの代りにカラスがその役目を務めます。 ベトナムでは7月はカラスが飛び立つ月といい、飛び立ったカラスはそのまま銀河まで行って、 2人の為に橋になってやるのだと言われているそうです。
(インターネット七夕伝説)参照
コンパニオンプランツ 2010:07:06:07:07:18
朝の散歩の時、ある畑に色々な野菜と共に麦がぽつんぽつんと植えてありました。麦が野菜を病害虫から守ってくれるのだそうです。昔からそのような組み合わせがあると聞きました。【コンパニオン・プランツ】と名付けられています。
コンパニオンプランツ
二種類以上の植物を近距離に植えて栽培すると、一方または双方に、生育が良くなる・病虫害が減る、などの効果が現れることがある。「コンパニオンプランツ(共栄作物、共存作物)」とは、読んで字のごとく、そのような共存共栄関係のこと、あるいは、そのような関係にある植物同士のことをいう。具体的には、ウリ科野菜(キュウリなど)とネギ類を混植すると、ウリ科野菜の連作障害から来る「つる割病」が減少することなどが挙げられる。
コンパニオンプランツを利用して野菜類等とハーブ類等をうまく組み合わせて一緒に植えると、病害虫を防いだり、成長を促進したり、収穫量が増えたり、風味や芳香を良くしたり等、様々な良い効果を生み出すと言われている。経験的に言われているものがほとんどで科学的に解明されている例は少ない。しかし、次の様な作用ではないかと言われている。
アレロパシー(他感作用)
植物は、自分の一族を繁栄させるため、その他の生物(植物だけでなく、微生物、昆虫なども)の活動を促進または抑制する物質を放出することがある。この働きを利用すれば、栽培作物の生育を促進したり、雑草の生育を抑えたり、害虫や病原菌の活動を抑制したりできる。
寄主特異性
植物に害をなす昆虫や病原菌は、どんな植物でも寄生できるわけではなく、寄主となる相手はきわめて限定されている。従って、同じ土で、害虫や病原菌が好む植物ばかりを栽培すると、病害虫が喜んで集まってくるため被害が大きくなる。しかし、その中に、病害虫が嫌う植物を混ぜ込むと、病害虫の集まりが悪くなることがある。
極相(クライマックス)
ある土地に生える植物群が、何度も種類を変えながら移ろいゆき、最終的に、その土地に最も適合した安定的な状態に到達する、という考え方を「極相」という。日本で最も一般的な変遷例は、「更地」→「草が生える」→「日光を好む陽樹・落葉樹が生える」→「日陰でも生育できる陰樹・常緑樹が生える」の順とされる。
畑などの耕作地では絶えず人の手が入るので、木は生えないが、除草をせずにいると、さまざまな雑草が生えてくる。そして、長期間に渡って同じ土で同じ作物を作っていると、生えてくる雑草の種類が次第に単純化されて減ってゆき、特定の雑草だけが残る。生き残った雑草は、作物と共存可能な種類であり、除草の必要はない。この状態も、一種の「極相」とされる。
根圏微生物
植物の根の周りの土には、いろんな微生物(根圏微生物)が住んでいる。これらの微生物群は、根から分泌されるさまざまな物質の影響を受け、絶えず増減している。従って、長年同じ土で同じ植物だけを栽培し続けると、特定の微生物だけが異常に増えたり減ったり、という事態が起こる。そうなると、土中の微生物群の多様性が失われて単純化し、病原菌ばかりが増殖するなどして、生育不良・連作障害の原因となる。
性質の異なる二種類以上の植物を同じ土で栽培すると、根から分泌される物質や、根圏微生物の種類が異なるため、土中で特定の微生物だけが増減する、ということがなくなる。微生物の多様性が保たれれば、植えられている植物の生育が良くなったり、病虫害が減ったりする。
バンカープランツ(天敵温存植物)
害虫には、必ず天敵が存在する。この天敵に、好適な住みかや十分な餌を提供する植物を「バンカープランツ」という。バンカープランツに害虫が付くと、それを捕食する天敵がやってきて繁殖し、その結果、栽培作物に付く害虫が減る。いわば、野菜など本命の植物を守るための囮である。
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