臨時休校 2010:07:14:06:52:27
今朝(7月14日)も雨です。梅雨末期とは言えよく降りますね。今朝は高速道路等も不通になっています。山陽道や中国道でも雨による不通区間が出ているようです。昨日はほとんどの学校が臨時休校になったようです。朝7時の時点で「警報」が出ていたら臨時休校となるようです。
昨日も裏山が崩れたお宅を訪問しました。大変怖かったそうです。消防がブルーシートを応急的にかけてくれたので事なきを得ました。現在は息子さんの家に避難しておられます。自然現象を相手にしているのでどうにもなりませんが早く明けてくれないか祈っています。
学校の臨時休校の判断規定がありました。
大雨や台風時など気象警報等の発令による広島市立学校の臨時休業(休校)等の措置については、「学校防災マニュアル」(平成12年6月作成)及び「幼児児童生徒の安全確保について」(平成17年7月通知)に基づいて対応しています。
具体的には、台風の場合と大雨の場合で対応が異なっています。
1 台風時の対応
(1)幼稚園、小学校、養護学校
午前6時の時点で警報が発表されている場合は「自宅待機」、午前7時の時点で警報が解除されない場合は「臨時休業」とする。
(2)中学校、高等学校(全日制)
午前6時の時点で警報が発表されている場合は「自宅待機」、午前10時の時点で警報が解除されない場合は「臨時休業」とする。
(3)高等学校(定時制)
各学校の取り決めによる。
2 大雨時の対応
・ 地域により影響度が異なるため、気象情報・警報発表の状況及び避難勧告等の状況及び急傾斜地等の危険箇所の状況も勘案して、予め、自宅待機、臨時休業、始業時間の繰下げ、授業打ち切り又は下校時刻を見合わせる場合の原則を定めておく。始業時刻が8時30分の場合、遅くとも朝7時の時点で臨時休業か否かを決定することとする。
・ このため、朝6時の時点での気象情報及び警報の発表状況を把握し、影響の程度を判断する。
上記のとおり、台風時の対応については、定時制の高等学校を除いては、確認時刻の違いはありますが、統一しています。しかし、大雨時の対応については地域によって天候の影響が異なるため、各学校ごとに予め、自宅待機、臨時休業、始業時間の繰下げ等の原則を定めておくよう通知しております。
なお、このことについては、校長会、園長会において徹底することを指示するとともに、各学校ではすべての児童生徒及び保護者に周知徹底するよう努めています。
(教育委員会給食保健課)→現在は(健康教育課)
ブロッキング現象 2010:07:13:07:26:12
今朝(7月13日)は、昨夜からのどしゃ降り雨が続いています。災害が心配です。今週いっぱい雨が続くみたいです。この夏の冷夏も心配です。
世界でも異常気象が起こっています。ヨーロッパ・中国・米国等異常高温が起こっているそうです。
気象庁発表の6月30日ー7月6日までの世界の気象データによると世界中で猛烈高温が猛威を振るっています!
・ロシア・シベリア東部では5日の最高気温が32度以上(平年比+8度)
・モンゴル・ウランバートルでは1日と4日の最高気温が30度以上(平年比+8度)
・ドイツ・ベルリンでは3日の最高気温が32度以上(平年比+9度)
・ポルトガル・リスボンでは5日の最高気温が39度以上(平年比+13度)
この原因の一つに偏西風に関する「ブロッキング現象」が有るそうです。
● ブロッキング現象
ブロッキング現象とは、偏西風の蛇行が大きくなり、流れが分流してその状態が1週間以上継続する現象のことです。
同じ天候が長く続くことから異常気象の原因ともなります。長波の気圧の尾根をブロッキング高気圧といいます。なお、ブロッキング現象の予測は困難ですが、この予測ができれば、異常気象が予測できると言われています。
今回の異常気象の原因として注目されているのが、「エルニーニョ現象」「北極振動」「偏西風の蛇行」という3つのキーワードです。バンクーバーの暖冬はエルニーニョ現象の影響で南から暖かい風が流れ込んだためと言われていますが、ほかの2つの言葉は聞き慣れません。
北極振動とは、気圧の関係で北極が寒気の蓄積と放出を繰り返すこと。いまは北極圏の気圧が高く、日本を含む中緯度地域に1カ月以上も寒気の放出が続いています。上空5500メートルには偏西風が東から西へ吹いており、寒気はその偏西風で遮断される。だが今年は偏西風が例年になく蛇行し、寒気・暖気が流れ込む範囲が大きくゆがんでいます。
偏西風の流れは通常はほぼ円状をしていますが、今年は大きく曲がっています。そのため、普段は偏西風のルートから外れている場所にも強い影響が出ています。
「偏西風の蛇行には北極振動とエルニーニョ現象の両方が影響していますが、どちらが原因でどちらが結果なのかまだ不明です」。
(気象庁気候情報課)