光化学スモッグ 2010:07:28:07:16:30

2010年7月28日

 近年、昔懐かしい光化学スモッグが増加中だそうです。症状が熱中症と似ているので注意をして欲しいと言われています。注意しなくてはならないのは、暑い日なのに空気が霧が出たみたいによどんでいる。目や喉がチカチカする。咳が出る等だそうです。対処の仕方は熱中症は、風通しの良い涼しい所で体を休める。光化学スモッグでは、外気を遮断した室内で冷房等で体を休める。だそうです。
 
 1970年7月18日、東京都杉並区でグラウンドで体育の授業を受けていた多数の女子高生が、目の痛みや頭痛を訴えて倒れ、病院に運ばれた。その原因が光化学スモッグと判明する。この、日本で最初に注目された7月18日は、「光化学スモッグ」の日とされている。

 この光化学スモッグ、1970年代には猛威をふるっていたので、30?40代の人のなかには、子どもの頃「光化学スモッグ注意報」発令で、屋内に入るよう指示された記憶がある人もいるのでは?しかし、80年代以降は沈静化。人々の記憶から遠ざかっていた公害が、ここ数年、関東地方を中心に再発している。2004年は、22都府県で延べ189日の注意報発令があり、393人の被害の届け出があった。注意報発令日は、千葉県が28日で最も多く、次いで埼玉県23日、東京都と茨城県が18日となっている。被害者は東京都、福島県、千葉県の順だった。

なぜ、再発するようになったの?
 70年代は、高度成長期以降に発生したさまざまな公害が社会問題になった時期。 この頃までに、日本は汚染物質を排出する工場や自動車が急激に増えた。 その後、工場の大気汚染物質の排出については、規制が進み、光化学スモッグも発生しにくくなっていった。 しかし、自動車の排気ガスについては、規制されたものの、十分な改善がされていなかったと指摘する声もある。 再発の原因としては、紫外線の増加、ヒートアイランド現象の影響、地球温暖化問題でも注目されるオゾン問題が関連しているとする。

こんな症状が出たら要注意!

目の主な症状…目がチカチカする、目が痛い、涙が出る
呼吸器の主な症状…喉が痛い、咳が出る、息苦しい
その他…吐き気、頭痛、失神、手足のしびれなど
喘息などのアレルギーを持っている人は、アレルギー反応が悪化する場合もある。

 症状は、目や呼吸器系が中心で、一過性のものがほとんど。屋外にいた場合はすぐ室内に入り、水で目を洗ったり、うがいをしよう。そして、涼しい部屋で安静にするのが望ましい。屋内にいる場合も、窓を閉めること。
 
光化学スモッグが発生中とわかったら……
・ なるべく屋外へ出ない
・ 屋外にいる場合は、屋内に入る
・ 窓やカーテンを閉める
・ 体調が悪い人は、なるべく屋内で休む
・ 自動車の運転は控える
などの点を心がけよう。夏はこれからが本番。とくに暑い日は、光化学スモッグに注意することをお忘れなく! 
 
光化学スモッグ発生の原因
 光化学スモッグは、工場・事業所や自動車などから大気中に排出された、窒素酸化物や炭化水素、 揮発性の有機化合物などが、紫外線を受けて光化学反応を起こして二次的汚染物質を生成することにより、発生する。 このとき生成される物質のうち、酸化性物質のオゾン、アルデヒド、パーオキシ・アセチル・ナイトレート、 過酸化物などの総称を光化学オキシダントという。
 
【発生しやすい条件】
・ 日中の最高気温が25度以上
・ 午前9時以降の日照時間が2時間半以上
・ 無風、または弱い風
・ 地表と上空1,000mの気温差が7度以上
・ 夏型の気圧配置で等圧線の間隔が広い

                      (インターネットhealthクリック引用)

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オリンピック招致パート3 2010:07:27:07:50:43

2010年7月27日

 広島市の公表したオリンピック関連必要経費を少し長くなりますが掲載します。申し添えておかなければならないのは広島市は2003年(平成15年)に財政非常宣言を出しています。現在も解除されていません。また、09年の市債(市の借金)残高は、9,652億円となっています。その内アジア大会の実質残高は247億円もあります。広島市の一般会計の当初予算は約5,500億円です。東京都は約6兆6000億円です。
 このように数字を並べてみますと我々の出した再議前の結論が正しいと思いますがいかが考えられますか。

1、大会招致経費
  招致活動に係わるPR経費等
  2016東京   150億円(世界選考)自治体負担金 100億円(他は寄附金等)
  2016福岡    40億円(国内選考)自治体負担金  20億円(他は寄附金等)
  2012ロンドン  55億円      内訳不明

2、大会運営経費(支出)
 競技施設(仮設)
  東京    699億円
  福岡    570億円
  ロンドン  475億円
 選手村(仮設)
  東京    165億円
  福岡    261億円
  ロンドン  249億円
 メディアセンター(仮設) 
  東京     60億円
  福岡     63億円
  ロンドン   52億円
 大会運営費
  東京    223億円
  福岡    270億円
  ロンドン  213億円
 パラリンピック
  東京    136億円
  福岡    179億円
  ロンドン  164億円
 その他(情報システム、輸送、広告、宣伝等に係わる経費)
  東京  1,811億円
  福岡  1,507億円
  ロンドン1,654億円
 合計
  東京    3,094億円
  福岡    2,850億円
  ロンドン  2,807億円
 
 大会運営経費(収入)
 テレビ放映量
  東京    729億円
  福岡    684億円
  ロンドン  684億円
 スポンサー
  東京    1,092億円
  福岡    1,098億円
  ロンドン  1,169億円
 ライセンス
  東京    123億円
  福岡     63億円
  ロンドン  105億円
 チケット
  東京    777億円
  福岡    550億円
  ロンドン  565億円
 資産売却
  東京     38億円
  福岡    255億円
  ロンドン  202億円
 その他(寄附金等)
  東京    335億円
  福岡    200億円
  ロンドン   82億円

 合計
  東京    3,094億円
  福岡    2,850億円
  ロンドン  2,807億円

3、大会関連経費(支出)
 競技施設(恒久施設)
  東京  2,269億円
  福岡    630億円(市負担293億円)
  ロンドン1,046億円
 選手村(恒久施設)
  東京    898億円
 メディアセンター(恒久施設)
  東京    151億円
 選手村・メディアセンター(恒久施設)
  福岡    570億円
  ロンドン  475億円
 交通インフラ
  東京      0億円
  福岡    427億円
  ロンドン  13,135億円
 その他(電気通信インフラ、港湾整備等に係わる経費)
  東京    527億円
  福岡  2,740億円(市負担分423億円)
  ロンドン  423億円

 合計
  東京    3,845億円
  福岡    4,864億円(市負担分970億円)
  ロンドン  18,006億円
  開催都市負担分が判明しているのは福岡のみ

4、必要経費【支出合計】
 大会招致経費
  東京    150億円
  福岡     40億円
  ロンドン   55億円
 大会運営費
  東京    3,094億円
  福岡    2,850億円
  ロンドン  2,807億円
 大会関連経費
  東京    3,845億円
  福岡    4,864億円
  ロンドン 18,006億円

 合計
  東京    7,086億円
  福岡    7,754億円
  ロンドン 20,868億円
 

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