ロック・・わんこの島・・ 2011:07:29:07:21:35

2011年7月29日

 昨日(7月28日)、久し振りに午後が暇になったので映画を見にゆきました。「ロック・・わんこの島・・」と言う映画を見ました。この映画は2000年三宅島の噴火で全島避難の時の犬と一家の愛情物語です。東北大震災の起こった今年、この映画を上映する意味はあると思いますが火山噴火と言う大自然に対しての全島避難と福島原発事故によろ避難は違うと思います。

 映画は犬のロックと芯少年の成長の記録と別れと再開を繰り返した中で、芯とロックが絆で結ばれていると言うストリーです。感動モノの映画ですが周りのエピソードが多すぎて少しピントがぼけて映画が長く感じました。最後に盛り上がる4年ぶりにロッキーとの再会のシーンでしたがロックを飼っていた里親の気持ちを考慮に入れていない描き方には疑問を持ちました。

 期待をしていたほどに作品ではありませんでしたが、映画館の腰掛けで2時間余りのんびりとした時間を過ごしました。

ロック・・わんこの島・・ 

 2000年8月三宅島大噴火で引き離された一匹の犬と飼い主。「めざましテレビ」の“きょうのわんこ”が取材した、犬のロックと飼い主の実話を題材に、犬との交流を通じて家族の絆を描いた奇跡と感動の物語。監督は、映画『冷静と情熱のあいだ』など、感動ドラマの名匠・中江功。主人公の父・松男には、「海猿」シリーズや「ROOKIES・卒業」など大ヒット映画への出演が続き、大きな存在感を魅せる佐藤隆太。さらに、麻生久美子や倍賞美津子といった映画界を代表する実力派俳優陣が、ロックと芯の温かくもたくましい家族を演じる。(作品資料より)

三宅島の大噴火

 平成12年8月、東京都三宅村(三宅島)の雄山で大規模噴火が起き、噴煙が上空1万5千メートルに達した。火山弾や火砕流の被害が出たため、9月2日に全島避難が指示され、約3900人が島外へ避難。避難指示は17年2月1日、4年5カ月ぶりに解除された。
             (ロック・・わんこの島・・公式サイト引用)

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ペットボトル症候群 2011:07:28:07:38:11

2011年7月28日

 この夏の猛暑と節電の影響で水分補給の必要性が盛んに言われています。その事で清涼飲料水の取りすぎの悪影響が出ているそうです。特に糖分と炭水化物の取りすぎで急性の糖尿病になる例が増えています。若い層に多くそれを「ペットボトル症候群」と名付けています。

ペットボトル症候群
 スポーツドリンク、清涼飲料水などを大量に飲み続けることによっておこる急性の糖尿病である。糖尿病性ケトアシドーシスの症状となった若い人達の多くがペットボトルで清涼飲料水を飲んでいたことから「ペットボトル症候群(清涼飲料水ケトアシドーシス)」と名付けられた。1992年5月に、聖マリアンナ医科大学の研究グループが報告した。

 市販飲料の多くには、100mlあたり10g(グラム)程度とかなり多く糖質が含まれている。スポーツドリンクにはたいてい100mlに6g程度の糖分が含まれている。ペットボトル飲料の普及とその手軽さから、知らず知らずのうちに過剰な糖分を摂取することになる。20代から30代の若者に多い。

 これを普段水代わりとして飲んでいる場合、1日に2L程度飲むと仮定すれば120ー200gもの糖分を摂ることになる(熱量にして470ー780kcal)。120gの砂糖は1個当たりの重量が3.5 ー 4g程度の角砂糖で換算すると約30個、ハンバーガーショップ等で多く使われている2gのスティックシュガーだと60本分となりスティックシュガーの袋詰め商品一つ分を摂取していることになる。

 ペットボトル症候群の正式名称は、「ソフトドリンク(清涼飲料水)・ケトーシス」。継続して大量にジュースなどの清涼飲料水を摂取することで、血糖値が上昇。血糖値を一定に保つホルモンのインスリンの働きが一時的に低下してしまう。

 インスリンが欠乏するとブドウ糖をエネルギーとして使えなくなり、脂肪などを分解する。その際に「ケトン体」と呼ばれる代謝成分が増え、血液が酸性に傾く。「意識がもうろうとしたり、倦怠(けんたい)感があったり。昏睡(こんすい)状態に陥ることがあります」と、大阪府内科医会会長で、ふくだ内科クリニック(大阪市淀川区)の福田正博医師は説明する。

 糖分の過剰摂取で血糖値が上がると、それを薄めようとしてさらに水分を欲して喉が渇く

▽尿の回数も増える

▽喉の渇きに任せてさらに甘い飲み物を飲む

 という悪循環に陥る。福田医師は「危険なのは夏場に中高生が部活動で水代わりに大量に清涼飲料水を飲んだり、毎日2ー3リットル飲んでいたりするような場合。突然倒れる場合もある」と警告する。

 福田医師によると、インスリンの投与などの治療によって、症状は比較的早期に治まるケースが多い。しかし、注意が必要なのは肥満体型の人。糖尿病予備軍と呼ばれる人たちはインスリンの働きが悪く、よりリスクが高まるという。

 患者の多くは10ー30代の男性。「人前であまりがぶ飲みしない女性より男性の方が圧倒的に多い」と福田医師。検査で血糖値が高く出た人に事情を聞くと、連日何本もペットボトル飲料を飲むケースが目立つという。

 ただ、ペットボトル症候群への理解はあまり高くない。6月、海洋深層水の加工飲料水などを製造・販売する「赤穂化成」(兵庫県赤穂市)が中学生以下の子供を持つ母親533人を対象に実施した調査では、94・6%が、熱中症対策として「水分補給の必要性」を感じていたが、71・1%が「ペットボトル症候群を知らなかった」と答えていた。

 福田医師によると、一般的な清涼飲料水は1リットル当たり100グラム前後の糖分が含まれていると考えられる。角砂糖1個が5グラムとすると、「1リットルの清涼飲料水をがぶ飲みすると、角砂糖20個をかじっているのと同じだと思ってほしい」。

 また、スポーツ飲料やフルーツ果汁の入った野菜ジュースなどにも糖分は入っており、「絶えず糖分を意識して、商品の裏に付いている成分表示を確認する習慣を持ってほしい」と福田医師。お茶など糖分の入っていない飲み物や、ミネラルウオーターにレモンを搾るといった工夫を呼びかける。

                (7月12日(火)産経新聞引用)

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