2009年12月

本屋大賞

2009年12月 3日

 12月1日に発表の有るユーキャン新語・流行語大賞2009を調べていましたら、ユーキャンが賛同している【本屋大賞】と言う賞が有るのを見つけました。

本屋大賞

「全国書店員が選んだ いちばん! 売りたい本 本屋大賞」とは

【設立の経緯】
売り場からベストセラーをつくる!
本が売れない時代と言われます。出版市場は書籍、雑誌とも年々縮小傾向にあります。
出版不況は出版社や取次だけではなく、もちろん書店にとっても死活問題です。
その状況の中で、商品である本と、顧客である読者を最も知る立場にいる書店員が、
売れる本を作っていく、出版業界に新しい流れをつくる、
しいては出版業界を現場から盛り上げていけないかと考え、同賞を発案しました。

【組織について】
書店員有志で組織する本屋大賞実行委員会が運営しております。
本の雑誌及びWEB本の雑誌はこの活動に対して全面的にバックアップ、協力しています。

【賞の概要】
書店員の投票だけで選ばれる賞です。
「本屋大賞」は、新刊書の書店(オンライン書店も含みます)で働く書店員の投票で
決定するものです。過去一年の間、書店員自身が自分で読んで「面白かった」、
「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」
と思った本を選び投票します。
また「本屋大賞」は発掘部門も設けます。この「発掘部門」は既刊本市場の活性化を狙ったもので、
過去に出版された本のなかで、時代を超えて残る本や、
今読み返しても面白いと書店員が思った本を選びます。

■これまでの大賞作品■ 
各回    年      作品名
第6回 2009年   『告白』
                   著/湊かなえ (双葉社)
第5回 2008年  『ゴールデンスランバー』
                   著/伊坂幸太郎 (新潮社)
第4回 2007年  『一瞬の風になれ』
                   著/佐藤 多佳子 (講談社)
第3回 2006年  『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
                   著/リリー・フランキー (扶桑社)
第2回 2005年  『夜のピクニック』
                   著/恩田 陸 (新潮社)
第1回 2004年  『博士の愛した数式』
                   著/小川 洋子 (新潮社)

   
 

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オリンピック招致活動

2009年12月 1日

 早いもので本日から師走です。1年があっという間に過ぎていきます。特に年令が上がるごとに早くなっていくような気がします。

 11月20日閉会中の常任委員会(総務)で、初めて文化・スポーツ部長より議会に対してオリンピック招致についての説明がありました。

(市長さんが色んな都市を回ってオリンピック招致委員会への協力をお願いしておられるニュースを新聞テレビで見ます。広島市議会へは市長さんから、今まで、オリンピックの話を伺ったことはありません。それよりも理事者から正式な報告は今回が初めてです。)

 先日、オリンピック担当課長・課長補佐級の人事は書きましたが、12月1日付で局長級・部長級の人事が発表されました。

局長級
旧健康福祉局原爆被害対策部長→→財団法人広島平和文化センター常務理事
                                      (平和市長会議・NPT・オリンピック招致検討支援担当)

部長級
旧中区市民部長→→市民局文化スポーツ部長

旧市民局文化スポーツ部長→→市民局文化スポーツ部オリンピック招致検討担当部長

旧経済局産業振興部長→→健康福祉局原爆被害対策部長

旧経済局産業振興部産業立地推進課長→→経済局産業振興部長
                             (経済局産業振興部産業立地推進課長)

旧市民局市民安全推進担当部長→→中区市民部長  

 年度途中で上記のような人事異動がありました。直前まで移動について、本人はもとより担当局長も知らなかった人事だと聞きました。

 結局、うまくトコロテン方式で埋めていったのですが、市民局市民安全推進担当部長・経済局産業振興部長が空白のままです。市民局市民安全推進担当部長は広島市警察(広島市警)が有りませんので、広島県警察との窓口で、市民の安心安全を守るためには非常に大事なポジションです。 特に流川・薬研堀等の繁華街での無料案内所の取り扱いについて、指導を強めるよう県警と協力して指導をした矢先でした。また、経済局産業振興部長は、広島市の産業立地と起業家の育成等どうしてもいるポジションだと思います。

 市の職員さんはそれぞれの職責の中で、4月から3月の年度を単位に仕事をしていると思います。後、12月・1月・2月・3月で、これをやろうと決めて仕事をしてきているはずです。事務引継ぎで何とかなるというものではないと思います。トップの思いだけで、年度途中での人事異動をこのような形で行なうということは、異常な状態だと言わざるを得ません。

 私も広島でオリンピックを開催して欲しいです。(総論賛成)

 しかし、アジア大会開催について修道大学の社会人枠で卒業した大学院の卒業レポートで調べ書きました。その時の準備は相当前から、広島市・議会・県・国の出先機関・国等を巻き込んで知恵を出し合い行なっています。他の大会も見学に行って、招致・運営のノウハウを勉強してきていました。そして招致に成功しました。現在、他のオリンピックを見学に行った職員がいるでしょうか。何も知らない未経験の者が集まり、ワアワアと騒いでいる。(烏合の衆に見えます)

 今のオリンピック招致は、このような人事異動に現れるようにトップの思い付きで行なわれているように思います。どう考えても、本気で招致しようとしているようには思えません。トップのパーフォーマンスに周りが、振り回されているような気がしてなりません。先日も書きましたが、広島市の組織がガタガタと音を立てて崩れてきているような気がします。

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