【地域だより】敬老の日 2011:09:20:06:10:03
昨日(9月19日)は、敬老の日でした。日本の高齢者(65才以上)の人数は2、980万人、日本の総人口の23、3%、です。広島市は23万1、767人広島市総人口(1,175,466人)の19,9%です。約4人に1人が高齢者という事になりました。今年は、団塊の世代の走りです。(昭和21年生まれ)来年からは、団塊の世代の本体が入ってくるので3人に1人は高齢者となるようです。
ヨットの単独世界一周に挑戦していた斉藤実さん(77)が17日、約3年ぶりに横浜港に帰港し、自らが持つ世界最高齢記録を更新ました。当初は無寄港で約10カ月の航海を予定していましたが、チリ沖で嵐に巻き込まれ、マストにひびが入るなど難航しました。転覆の危機も何度かありました。「死んでたまるか。必ず生きて帰るんだ」と自らに言い聞かせて来たとインタビューで言っておられました。
【NEVER GIVE UP】決して諦めない。このことを言っておられました。
一昔前は、「当年(10年)とって」と年を言っていました。現代では「20年とって」と言えるのではないでしょうか。さしずめ私は45歳となりました。人生これからです。
沼田地区で敬老会が6か所でありました。朝10時から13時までの3時間で全ての会場を回りました。
第100回戸山地区敬老会
戸山小中学校体育館で75歳以上招待者417名のうち207名(参加率50%)参加して盛大に行われました。(戸山地区の総人口約2,300人)
戸山地区では明治40年頃から「養老会」と言う名前で始まったそうです。事の起こりは明治22年阿戸村と吉山村が合併しました。どうも村同士の折り合いが悪く、そこで考えられたのが「養老会」だそうです。「長老たちが酒でも飲んで語り合い、気心を知って仲良くやろうじゃないかー」と村役場の発案で始められたそうです。戦中。戦後(昭和19年ー21年)の3年間開催されませんでした。
その当時の看板。昭和29年村役場が村内の書道家・大工さんにお願いして作ったそうです。
「養老会」の養老とは、昔、孝行息子が汲んだ水が酒になった」と言う伝説から名付けられたようです。昭和41年に国の祝日として「敬老の日」が制定され、「敬老の日」と変更されました。
100回を数える敬老会は日本の中でも珍しいのではないでしょうか。日本一歴史のある敬老会だと言っても過言ではないと思います。
・奥畑地区敬老会
奥畑集会所で招待者106名の内63名が参加されました。
・大塚上下地区敬老会
子供たちによる人形劇。地区の老若男女が集まり祝っておられました。
・伴中央地区敬老会(三城田・伴中央・上伴町内会)
・下伴上敬老会(大原・雲願寺・細坂町内会)
・瀬戸内ハイツ敬老会
フォークダンスグループによるフォークダンス(私も踊りの輪に参加しました)
以上六か所の敬老会を回り、お祝いを言わせていただきました。最初にも書きましたが皆様総じてお元気で「二〇年とって」が現実のものとなって来ているような気がしました。
(写真はクリックすると拡大します)
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