【地域だより】子ども会連合会 2010:03:29:07:14:57

2010年3月29日

 昨日(3月28日)、一昨日と「伴東学区子ども会連合会」・「伴学区子ども会連合会」の総会が沼田公民館でありました。

 両連合会とも、子ども会育成会の育成者である、単位子ども会保護者と役員の方々が集まり総会を行ないその後、「育成者指導研修会」を行なわれました。皆さんの挨拶の中で、単位子ども会に子どもが入会してくれないという悩みを話しておられました。私の子育ての時代には、全員入るのが常識でしたが現在はそうはなっていないようです。1番の理由は、役員になると忙しくなるのでいやだという親の思いだそうです。子育ての中で、集団遊び・異年齢集団で活動することは子どもの成長にとって非常に大切なことだと思いますが、親の思い(エゴ)で参加していないようです。学校・子ども会・地域・家庭が連携して子育てをすることで、バランスの取れた成長が望めると思います。連合会も考えて行事を少なくしたり、色々と工夫を凝らしておられますが効果が薄いようです。

子ども会連合会の歴史と設立目的等調べてみました。

 広島市子ども会連合会は、昭和29年(1954)に広島市児童読書グループの有志によって発足しました。
 昭和55年(1980)に政令指定市昇格にともない区制(7区)になり、これ機に広島市子ども会育成協議会連合会が結成され、昭和60年(1985)に広島市と五日市町が合併して佐伯区となり、8区体制(区子連)となっています。

 昭和29年、戦後10年は、混乱復興の時期で食糧難で食べるのにキュウキュウとしていました。その時代は、ややもすれば家庭と学校の間にあって忘れがちな子どもの問題を取り上げて、子どもたちを守ろうとする動きが、子ども会のはじまりです。

 広島市児童読書グループの団体指導者が参集したもので、昭和30年「広島子ども会育成協議会」という名称で正式に発足しました。

 この年、広島市全体の子どもたちが参加し「第一回子ども祭り」(のちに文化祭となる)が開かれました。この行事には27団体が存在していた中18団体の子どもが参加しました。

 昭和30年ごろ『地域の子ども会育成』の始まりです。
 まだ、学校の校庭も自由に利用できずに、遊び場も少ない状況でした。市全体の子ども会が参加し、初めてのスポーツ行事「第一回ソフトボール大会」が開催され、観音小学校グランドで行われました。
また、この年に機関紙「子ども会だより」が発行されました。

 昭和34年、「広島市子ども会連合会」と改称されました。加入団体は一人当り月額50円の会費を納入することになり、子ども会バッジも作成されました。

 昭和35年女子のドッジボール大会が開催され、男子ソフトボール大会とともに男女スポーツ行事が行われるようになりました。昭和36年ごろに、「楽しい12ヶ月」という子ども会活動の手引書が作成されました。

子ども会連合会(区子連)
 子ども会の役割と目的

1、子ども達にとって遊びは学びである→ 幼?時より人と人との交流を、上級生と下級生が一緒になって遊ぶことで体験し、家庭や学校では学ぶことのできない社会性を習得します。

2、 子ども会活動を通して育成者が成長する→ 私たち大人は地域の子ども達を立派な日本人に育てる責任があります。子ども会活動は、子どもを仲介とした育成者の活動です。

3、子ども会活動を通してコミュニティを活性化する→ 若い保護者にとって子ども会活動は地域活動の入門です。子ども会の子どもを主役・中心においた活動は、地域において他団体の協力が得られ易くコミュニティの活性化に大きく寄与しています。
 区子連は、19学区子ども会育成協議会(連合会)(学区子ども会)が加盟し組織され、学区間の連絡調整と5つの部会にわかれて区全域を対象とした事業を行っています。学区子ども会は、町内会・自治会の中に結成される単位子ども会が小学校区ごとに加盟し組織されています。

                  (子ども会連合会・単位子ども会ホームページ参照)

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例年この時期には沼田公民館の桜が満開になっているのに今年はまだ2分咲きぐらいです。毎日寒いですね



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