第10回沼田町老連グランドゴルフ交歓大会 2007:09:04:17:00:22
2007年9月 4日
昨日(9月3日)第10回沼田町老連グランドゴルフ交歓大会が、沼田運動広場で開催されました。主催は沼田町老人クラブ連合会で伴・大塚・伴南・戸山の老人会の人達が集まりました。353名ものエントリーがありました。沼田運動公園に4コートを取り、一人3コースを回る方法で競技をされました。 9月に入ったとはいえ非常に暑い日でしたが、皆さん元気にプレイをしていらっしゃいました。沼田地区ではこのグランドゴルフが非常に盛んで、各地域ごとに週何回か練習会をしておられます。それぞれマイステック・マイボール(ステックは、15,000円以上する)持っておられます。小さな村から生まれたグラウンド・ゴルフの誕生秘話?
1. 鳥取県泊村(現在は湯梨浜町)で開発されたいきさつ
当時、泊村では高齢化が進み、健康づくりを重要課題としていました。そのため、文部省の補助事業採決に向けて宮脇三巳村長が国や県へ奔走し、昭和57年に泊村は指定を受けました。そして、教育委員会を中心に、高齢者にふさわしい新スポーツの開発に取り組むことになったのです。
2. 誰が考案したのか
考案組織は泊村教育委員会ですが、企画や原案作成の際は鳥取県内外の14名の学識経験者による専門委員会が、実践活動には村内の老人クラブ連合と体育指導員の皆さんが、多くの協力を寄せてくれました。
3. なぜグラウンド・ゴルフと名づけられたのか
ゴルフ場に行かなくても、地域に密着している学校の屋外運動場(グラウンド)からできるスポーツをイメージし、いつでもどこでもできるスポーツを目指したからです。
4. ルールに「トマリ」が明記された理由
発祥の地が泊村(トマリソン)であることを後生に残すため、「ホールポストの中にボールが静止した状態をトマリという」とルールに明記しました。
5. 1ヶ月の間に国・県・村の協会を設立した
新スポーツ誕生は、県内外に大反響を巻き起こしました。新聞・テレビなどの報道関係によって全国各地に紹介が続き、手紙・電話による問い合わせや泊村への視察団が相次ぎ、また高い評価を受けていました。そのため、用具用品の生産販売体制を確立し、組織的な普及活動を展開する必要がありました。
こうして、開発から1年を経過したばかりの昭和58年7月、泊村、鳥取県、日本グラウンド・ゴルフ協会が次々設立されました。
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