宮島 岩惣 2012:02:24:07:35:48

2012年2月24日

  昨日(2月23日)久し振りに宮島に行きました。長いこと行っていなかったので宮島はずいぶん変わっていました。商店街には人がたくさん集まり活気に満ちていました。「平清盛」ブームのせいですかね。
 友人の知り合いの「岩惣」に行きました。岩惣は格式のある古い旅館で建物も、天皇陛下の泊まられた「はなれ」をはじめとして「新館」「本館」とあります。。新館には「若宮温泉」という温泉もありました。

 岩惣

 安政元年(1854年) 岩惣の初代であります岩国屋惣兵衛は、厳島神社の管絃祭(旧6月17日)の前後一ヶ月間に立つ市の賑わいに着目し、奉行所より紅葉谷(現在のもみじ谷公園)の開拓の許可を受けました。そしてもみじ川に橋をかけ、渓流に茶屋を設けて道行く人々の憩いの場としました。それが 岩惣 の始まりです。
岩惣 という名も、この岩国屋惣兵衛の名前にちなんで名付けられました。その後、四季折々に千客万来の賑わいは続き、旅館形式になったのは、明治になって間もなくでした。それ以来現在まで続いています。

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                     正面玄関

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           大広間の舞台に管弦祭のふすまが有りました。

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新館5階より大鳥居が見えます。大イチョウの木の葉が落ちてるのでこの時期だけ見えるそうです

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             5重の塔もよく見えました

若宮温泉
  明治十八年に掘った井戸水を一部の水まわりに使っておりましたが、先々代女将は「ここの水は肌がツヤツヤするのよ」と、申しておりました。もしや、と思い調べてみたところ、地下わずか5メートルの水源ながらラドンを含んでいて、温泉を発見しました。源泉の辺りを若宮ヶ原と呼んでいた事から「若宮温泉」と名づけられました。
 



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