気候ジャンプ(氷河期へ) 2012:02:12:08:02:44

2012年2月12日

 先日テレビで広島大学「長沼 毅」准教授が出て気候ジャンプで氷河期の向っていると話していました。ここの所、最強の寒波が日本を襲い、日本海側は豪雪に見舞われ、諏訪湖では4年ぶりに「御神渡り」を観測するなど温暖化の話とは逆の方向に気候が流れているような気がします。
 
 長沼准教授の話によれば、「今、気候ジャンプと呼ばれる急激な気候変動が起きつつある。我々は温暖化にこだわって考えているけれども、地球の歴史からみると、寒冷化が大きなトレンドです。
 地球は10万年の氷期と1万年の間氷期が周期的におとずれており、2012年は氷期の入り口にあたる。 どうなるかというと、 10年間で6?7度気温が下がる可能性がある。平均気温でいうと、東京が札幌並になるくらいだ。
 また太陽の黒点の数は11年周期で増減があるが、いま予想と異なり黒点数が増えていない現象があり、これがきっかけとなって氷期に突入することも考えられる。」

広島大学の長沼 毅 准教授(科学界のインディ・ジョーンズ)
 生物学者(理学博士)。広島大学准教授。専門は、生物海洋学、微生物生態学、極地・辺境等の過酷環境に生存する生物の探索調査。

 極限環境に存在している珍しい細胞を探検する目的で研究者として南極、北極に派遣された経験がある。宇宙飛行士に憧れ宇宙開発事業団(現・宇宙航空研究開発機構)が募集する宇宙飛行士採用試験に応募。最終選考まで残るも落選した(採用者は野口聡一)。

 極地・僻地でのフィールドワークを中心とする研究を行っており、テレビ出演時には「科学界のインディ・ジョーンズ」と紹介されている。
 地球科学全般を研究対象としており、天文学や火山研究、地質学、気象学にも精通している。放送大学教養学部「太陽系の科学('10)」では分担講師と執筆(2/15回)を担当している



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