H24年度予算(地元関係) 2012:02:10:06:59:07

2012年2月10日

 来年度(平成24年度)の予算の中に、かねてから要望のあった、広島高速道路の割引をするための社会実験をする予算が盛り込まれたいました。前回の社会実験は実験だけに終わりましたが、今回の社会実験でよい結果を得て本格実施になればと思っています。

   H24広島高速道路の料金割引社会実験について(案)
背景
 平成15年度に渋滞緩和を目的として広島高速道路等において料金割引の社会実験を実施した。渋滞緩和に一定の効果はあったものの料金収入の減収分の補填が必要となることから本格実施には至らなかった。
 それから約8年が経過し広島高速道路をはじめとする道路整備や新たな企業、住宅の立地等が進み、本市における人の動きや物の流れは当時と比べ大きく変わっていると考えられる。
 こうした中で、広島高速道路は整備計画路線延長29kmのうち、約8割にあたる延長22.1kmが供用し、残る路線の早期の整備を進めるとともに、これまでの「つくる」から今後は「つかう」視点を重視し、広島高速道路がより利用されることで一般道の渋滞緩和に寄与し、物流、企業活動を活性化することが求められている。

目的
 市中心部と郊外部を結ぶ高速1号線と高速4号線の通行料金を割り引くことにより、通勤時間帯に平行する一般道の渋滞緩和効果や経済活動、交通の大動脈である山陽自動車道とのアクセス向上による物流・企業活動の活性化への効果を検証する。
 ・平成25年度の全線供用時に行う料金設定時の料金割引の検討用データを収集する。

実施内容(案)
(1)実施期間 平成24年10月から11月の2ヶ月間(予定)

(2)対象路線 高速1号線及び高速4号線(いずれも両方向)

(3)対象日 平日のみ

(4)対象車両 ETC利用の全車種

(5)割引内容 割引による効果を検証するため時間帯や割引率を月ごとに変え実施する。
    割引パターン
?朝夕の通勤時間帯(6ー9時、17時ー20時)に
 公社実施の時間帯割引10%に+10%上乗せし、9ー17時のオフピーク時に20%の割引を導入し、6ー20時に20%の割引とする。

ー9ー17時のオフピーク時に10%の割引を導入し、6ー20時に10%の割引とする。

                    通常料金10%  20%
 高速1号線 広島東・福田⇔間所 350円 320円 280円
              馬木⇔間所 250円 230円 200円
              温品⇔間所 100円  90円  80円
 高速4号線      沼田⇔中広 400円 360円 320円

 

H24当初予算案の内容
 広島高速道路公社の料金収入への減収補填(最大見込)  3,700万円
 効果計測(交通実態調査、利用者実態調査)           600万円
 広報費(横断幕、ポスター、ちらし)                  100万円
 ETCシステム改良費(公社委託)                  1,600万円 
                                    計 6,000万円

                                    
                                              広島市道路交通局道路部道路計画課
                                                                        高速道路整備担当

 その他地元関連分

 ・西風新都の都市づくり
   西風新都都市づくりの全体計画の見直し 2,300万円
   西風新都内幹線道路整備 5億1,470万円
   外環状線(石内地区) 3億9,470万円
   内環状線(伴地区)  1億2,000万円

 ・住居表示実施  2,263万9千円
   予備調査を行い基本計画を策定する
  対象地区
   沼田町大字伴・大塚
  対象世帯
   6,800世帯
  事業期間
   平成24年度ー30年度

 ・伴南児童館の整備
   整備スケジュール
    H24年度 実施計画
    H25年度 建設工事
    H26年度 開設

 ・基盤整備事業 1億1,087万円
   沼田町戸山 中王地区ほ場整備



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