視察 東京臨海広域防災公園 2012:02:05:07:06:12
1月31日(火)
空路東京に入り、最初の視察地、2010年7月にオープンした「東京臨海広域防災公園」に行きました。
東京臨海広域防災公園は、首都直下地震等の大規模な災害発生時に、現地における被災情報のとりまとめや災害応急対策の調整を行う「災害現地対策本部」等が置かれる首都圏広域防災のヘッドクォーター及び広域支援部隊等のベースキャンプ、災害医療の支援基地として、東扇島地区(川崎市)の物流コントロールセンターと一体的に機能する防災拠点施設です。
事業にあたっては、平常時の活用も考慮して、都市公園事業により国土交通省と東京都が役割分担を行い整備をしました。
(1)平常時には関係機関が連携して防災に関する情報交換や各種シミュレーション・訓練など、発災時に備えた活動を行う場
(2)広く国民がさまざまな体験・学習・訓練を通じて、防災への関心を高め、実際に災害に対応できる知識や知恵、技術、自助・共助の心を習得する場
(3)臨海副都心の都市集積・集客性を生かした魅力ある空間 とするものとして整備をおこなっています。
国営公園の面積は6.7ha、都立公園の面積は6.5haであり、合計13.2haになります。
防災施設の特徴
・建物全体を免震装置の上に配置(通信専用アンテナ塔を含む)
・中央防災無線(地上系及び衛星系)で全省庁及び全都道府県と接続
・映像伝送(東京・埼玉・神奈川・千葉)、テレビ会議、ヘリテレ映像の取込みも可能
・非常用電源(自家発電)
発電力1,000kVA×2基(灯油式、無停電装置により自動的に切替え)
燃料90,000?貯蔵、3日間連続運転可能(燃料追加で7日間まで連続運転可能)
・要員の休養スペース等
食糧、飲用水(ペットボトル)等を、7日分を目標に備蓄を計画
・他に飲用系約6トン、シャワー・散水系約133トン 合計139トンを貯水槽2系統に分置
災害時には内閣府所管の「現地対策本部」となるため、上記の機能を備えています。
災害対策本部となる部屋
体験コーナーに入りました。
『東京直下72hTOUR』(体験施設 無料)国土交通省
受付で、まずニンテンドーDSを一人ひとつ渡されました。それを持って、エレベーターに乗り込むと……ここから大地震の体験ツアーが始まりました! クイズは子ども向き(小学3ー6年生対象)と大人向きのどちらかをセレクトでき、大地震直後の被災した街を歩きながら、次々とクイズに答えていくというツアーとなっている。ただ、わかって入ったはずでも、突然、暗くて知らない街に迷い込んだ感覚を持ちました。これが実際の現場なら、どんなに怖いことだろうと思いました。。
私の得点は、少し怪我をするが生き残れる60点でした。
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