母 大往生 2011:11:25:07:25:57

2011年11月25日

 11月24日、1:50AM母は息を引き取りました。90歳と約5か月でした。

 今年3月7日(月)、朝4時ごろ自分の部屋の便所の前で倒れていました。下から声がすると妻が気が付きました。その日、救急で市民病院に行きそのまま入院となりました。検査の結果、「肺の扁平上皮癌」「心臓の動脈瘤」「甲状腺の異常」と診断されました。

 医者との話で、年齢も年齢なので治療は難しいという結論となり、癌の告知はしないで甲状腺の異常を治療するという事で入院をしました。癌の進行はステージ4でした。約1か月の入院で家庭で治療をしなさいという事で、4月12日退院をし、自宅でリハビリを兼ねての生活をしました。家に帰ったのが大変うれしく、ほとんどの事が自分でできるようになりました。「家がええ、家がええ」と口癖のように言っていました。病院では、ほとんど何も出来なかったのに、自分自身で家に居るためにはと、ものすごい努力をして普通の生活が出来るようになりました。執念だったような気がします。

  9月ぐらいまでは、調子もよく週1回のデイサービスにも出かけていました。9月に入り退院から半年過ぎているので再検査を受けました。3月の検査から肺の癌が3倍に増えているとの診断でした。

 11月に入り調子が悪く呼吸も苦しくなり、市民病院から紹介された「緩和ケアー」の病院に入院をしました。最後は苦しみましたが、入院をして20日間でした。最後の1週間は、喉の痰と咳との戦いでした。

 よく戦いました。24日0時過ぎに病院から連絡が有り駆けつけ、最期を看取りました。最後は「ウー」と大きな息でこときれました。90年の大往生でした。母に感謝しながら今日のお葬式を終えたいと思います。



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