ビブリオバトル首都決戦 2011:10:31:06:53:20
今日(10月31日)で早いもので10月も終わります。今年も後2か月となりました。今年は選挙が有ったせいかとても速く感じます。それとも年をとったせいですかね。(65歳)!!
今朝目覚ましにしているラジオの5時AMの、NHKニュースで面白い話題を伝えていました。素晴らしいイベントだと思いましたので紹介します。
ビブリオバトル首都決戦2011
お気に入りの本について5分間で紹介し、どの本が一番読みたくなったかを聴衆の評価で争う「ビブリオバトル首都決戦2011」(東京都など主催、読売新聞社など協力)が30日、東京・秋葉原で開かれ、約1600人の観衆が大学生らによる書評合戦に聞き入った。
活字離れを食い止めようと、大学生や大学院生の参加を募って昨年から始まったイベントで、今年は2回目。昨年の参加者は約80人だったが、今年は倍以上の182人が参加した。この日は全国各地の予選を勝ち抜いた33人が熱弁をふるい、準決勝を勝ち抜いた5人による決勝戦では、西沢保彦著「彼女はもういない」を紹介した北海道教育大3年の杉目美奈子さん(21)が優勝した。
(2011年10月30日21時32分 読売新聞引用)
★ビブリオバトルとは
「ビブリオ」は書物などを意味するラテン語由来の言葉で、「ビブリオバトル」とは、立命館大学情報理工学部の谷口忠大准教授が考案した、ゲーム感覚を取り入れた新しいスタイルの「書評合戦」です。
ビブリオバトラー(発表者)たちが、おすすめ本を持ち合い、1人5分の持ち時間で書評した後、バトラーと観客が一番読みたくなった本、「チャンプ本」を決定します。
首都決戦は、年に一度のビブリオバトルを楽しむ大学生・大学院生の祭典です。全国で開催された予選会を通過したビブリオバトラーたちが集結します。
★ビブリオバトルのルール
ルールはとてもシンプルです。
ビブリオバトラー(発表者)はそれぞれお気に入りの本を持ち寄ります。
ビブリオバトラーは読んだ本について、スライドやレジュメは一切使わず、自分たちの言葉で5分のプレゼンテーションを行い、自分たちの言葉で本の面白さを伝えます。
プレゼンテーション終了後は2?3分間、他のバトラーや観客から質問を受け、本の内容や発表者の思いについて理解を深めます。
最後に会場にいるバトラー、観客全員で「どの本が読んでみたくなったか?」を基準に多数決し、一番読みたくなった「チャンプ本」を決定します。
★ビブリオバトル首都決戦とは
年に一度のビブリオバトルを楽しむ大学生・大学院生の祭典です。
様々な大学から予選会を通過したビブリオバトラーが集い、究極のおすすめ本を書評し合い、みんなが一番読みたくなった究極の「チャンプ本」を発表者と会場の皆さんで選び抜きます。
★全国で予選を開催
2010年度は紀伊國屋書店 新宿南店及び横浜みなとみらい店をはじめ、ビブリオバトルが浸透していた4大学で予選を開催しました。
2011年度は予選エントリーする予選開催団体を公募。各地で予選を勝ち抜いた「大学生+イイ本」が集まって、10月30日に首都決戦を行いました。
新感覚の書評合戦「ビブリオバトル首都決戦2011」(ベルサール秋葉原)は、1600人(座席400人)の大盛況でした。
北は北海道から南は鹿児島まで200人近い予選を勝ち抜いた33人の学生たちがSF、小説、ミステリー、ノンフィクション、科学など分野をとわずじぶんの好きな本をプレゼンで熱戦を繰り広げました。
決勝進出は、以下の5人。
・杉目美奈子さん(北海道教育大岩見沢校)『彼女はもういない』(西澤保彦著)
・坪井遥さん(国際基督教大)の『万物理論』(グレッグ・イーガン著)
・水原未奈さん『赤ちゃんの科学』(マーク・スローン著)
・常川真央さん(筑波大)『子どもが体験するべき50の危険なこと』(ゲーバー・タリー、ジュリー・シュピーゲル著)
・平松和旗さん(東京学芸大)『女の決闘』(太宰治『新ハムレット』より)
★ 優勝者 杉目美奈子さん(北海道教育大岩見沢校)
トークセッション出演者:
・猪瀬直樹(東京都副知事・作家)
・わたせせいぞう(イラストレーター・漫画家)
・東浩紀(批評家・作家)
・谷口忠大(たにぐちただひろ 立命館大学准教授)
ビブリオバトルの考案者、同普及委員会代表理事。
(ビブリオバトル実行委員会 公式HP 引用)
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