地域ブランド戦略サーベイ 2011:10:19:07:03:56

2011年10月19日

日経地域ブランド戦略サーベイ
 日経リサーチが先日、都道府県、旧国名、市・特別区、観光地などの地域名称をはじめ、地域産品の“ブランド力”を把握するための「地域ブランド戦略サーベイ」という調査の結果を明らかにしました。
 隔年調査で、2010年度で3回目。今回の調査結果では「県内評価」と「全国評価」ともにトップだったのが「自然」では北海道、「イベント・祭り」では青森県、「娯楽施設」では千葉県、「歴史・伝統」などでは京都府、「温泉」では大分県、「気候・風土」「住民の気質や人柄」では沖縄県でした。
ご当地グルメの評価はジャンルでわかれる
 一方「ご当地料理」の魅力について、全国評価では北海道がトップ。ただし、県民評価では「讃岐うどん」の香川県が高く、「土産物」では長崎県、「農水畜産物」では宮崎県、「郷土芸能」では沖縄県でした。
残念ながら広島は県市とも高評価は得ていません。 お好み焼き・カキも名産品の10位以内に入っていません。     

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 今回で3回目を迎えた「地域ブランド戦略サーベイ」は、地域ブランドのブランド力やイメージだけでなく、様々な側面からブランドの現状を評価できる調査です。地域ブランドの何が、どのような取り組みが評価されているのか、どのような活動がブランドの接点となっているのかを明らかにし、ブランドの現在の姿を具体的にあぶり出します。

PQの算出の仕方

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特長
1、都道府県や市区などの地域ブランド(地域総合評価編)と、名産品ブランド(名産品編)の2軸でブランド力を明らかにします。  
2、当社オリジナルの地域ブランド力指標(PQ)により日本全国の地域ブランドや名産品ブランドを比較できます。  
3、地域総合評価編は1,140ブランド、名産品編が390ブランドと多くのブランドを測定しています。 
4 地域情報との接点や魅力を感じる点、商品購入や旅行などの経験といったブランド力の背景にある要因も把握できます。   
5、県内評価も測定しているため、地元で魅力や誇りを感じられているか、また県外の評価とどのような差があるのかも分かります。  
6、過去3回分(2010年に加え、2008年、2006年実施分)の調査結果を収録しているので、各種スコアの時系列で比較できます。プロジェクトの成果検証や気になるブランドの推移把握などに活用できます

 

 



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