秋の七草 2011:09:29:06:38:56
2011年9月29日
「春の七草」は有名ですが「秋の七草」はあまり知られていません。春の七草は食用(七草粥)にしますが、秋の七草は眺めて楽しむ草花だそうです。万葉集で山上憶良が詠んだのが始まりとされています。ゆっくりと野山を歩き、草花を眺める余裕が欲しいものです。
「春の七草」と違い、「秋の七草」に直接何かをする行事は特にはありません。秋の、野の花が咲き乱れる野原を「花野」(はなの)といい、花野を散策して短歌や俳句を詠むことが、古来より行われていました。秋の七草は、それを摘んだり食べたりするものではなく、眺めて楽しむものとされています。
山上憶良が詠んだ以下の2首の歌がその由来とされている(2首目は旋頭歌)。
・秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花(万葉集・巻八 1537)
・萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花(万葉集・巻八 1538)
「朝貌の花」が何を指すかについては、朝顔、木槿(むくげ)、桔梗、昼顔など諸説あるが、桔梗とする説が最も有力である。
我が家の庭には、「ふじばかま」と「ススキ」は有ります。
(フリー百科 ウキペディア引用)
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