老前整理 2011:09:17:07:00:00
昨日(9月16日)TBSテレビ「がっちりアカデミー」と言う番組で「老前整理」について放映していました。元気のあるうちに自分の身の回りの整理をしておこうという内容でした。1年や半年使わなかった衣類や物、私の周りにも沢山あります。特に今ではほとんど着ない衣類は山ほどあります。長いこと見た事の無い書類も山ほどあります。また、箱の中に入れたままの写真も山ほどあります。そろそろ整理をしておかなくては生活がし難くなったなと感じていました。でもなかなか踏ん切りがつかない状況です。
株式会社くらしかる代表取締役の坂岡洋子さん(53)は、インテリアコーディネーターとして高齢者の住宅改修の相談を受けてきたが、「改修以前に、家に物があふれて足の踏み場がない」と痛感した。そこで昨年から、自治体や企業などの依頼で、50歳代以降の人向けに「老前整理」の講座を開いてきました。
受講生から強く感じたのは、「体力、気力、判断力が衰える老後に、たくさんの物を抱え込むことへの不安」でした。老人ホームに移る時やこの世を去る時、家族に迷惑をかけないか。あふれる物につまずいて転倒してしまわないか――。
老前整理によって、こうした不安が消えて身軽になり、死を見据えつつも充実した生活が送れるという。
まず行うのは、片付けたい物や場所、期限を決め、リストに書き出すこと。「2年以上着ていない洋服、1年以上使っていない日用品は捨てる」など、自分なりの基準を必ず作る。
さらに、物を「使う」「捨てる」「保留する」など三つの用途に分類。「保留箱」を作り、判断に迷う物はそこに入れ、半年や1年など自分で定めた期限内に使わなければ処分する。
赤坂クリニック(東京)理事長で精神科医の貝谷久宣さんは「現代社会は物が過剰になり、知らずに依存していることも多い。片付けは、過去への執着や将来への不安を解消し、今を大切に生きることにつながる」と話している。
「老前整理」
遺族の「遺品整理」や、財産相続を連想させる「生前整理」とは異なり、片付けを通して、老いる前に人生を身軽にする大切さを伝えようと、坂岡さんが考案した造語。昨年2月に商標登録し、今年1月には「老前整理」(徳間書店)を出版した。
「老前整理」の鉄則
(1)一度に片付けようとしない
(2)最初から完璧を目指さない
(3)家族の物には手を出さない
(4)片付ける前に収納用具を買わない
(5)「使える物」と「使う物」は違う
(2011年3月10日 読売新聞)引用
(インターネット記事「くらしかる」から転用)
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