中秋の名月 2011:09:13:04:11:16
昨夜(9月12日)は、中秋の名月でした。広島地方はよく晴れて美しい月が見れました。しかし、残暑が厳しくて月見と言う気分になれませんでした。今年は十五夜よりも十三夜の月の方が月見の気分が出るのではないでしょうか。旧暦八月十五日が十五夜、旧暦九月十三日が十三夜だそうです。古来この二日を月を愛でてお祝いをしたそうです。
2011年の十五夜は9月12日(月)、十三夜は10月9日(日)
2012年の十五夜は9月30日(日)、十三夜は10月27日(土)
2013年の十五夜は9月19日(木)、十三夜は10月17日(木)
2014年の十五夜は9月8日(月)、十三夜は10月6日(月)
13日朝3:30頃撮影 早く目が覚め撮りました。あまり良い写真ではありませんでした。
十五夜(芋名月)
「中秋の名月」は旧暦八月十五日の月のことを指しますが、「仲秋」は旧暦の八月を言い、七・八・九月を秋とし、それぞれを初秋・仲秋・晩秋と呼んだことから、八月の十五夜月を「仲秋の名月」や「中秋の名月」と称するようになりました。
「中秋」と「仲秋」の意味は違っても、「中秋の名月」と「仲秋の名月」は同じ八月十五日の月を指す同じ意味になります。
十五夜は名月とも呼ばれ、古来から観月の好時節(絶好期)とされ、月下に酒宴を張り・詩歌を詠じ・すすきを飾り、月見団子・里芋・枝豆・栗などを盛って、神酒を備え月を眺めて楽しんだと言われています。
十三夜(豆名月・栗名月)
旧暦九月十三日に行う月見の行事です。
旧暦の毎月十三日の夜を「十三夜」と言いましたが、九月十三日の夜は特別で、古くからこの夜、月を観賞する習慣がありました。
十三夜は新暦で、おおよそ十月中旬から下旬にあたり、八月の十五夜「仲秋の名月」に対し「後の月」とも言われます。
また、十五夜を芋名月と言うのに対して、豆名月や栗名月とも呼びます。
十五夜と同じように供え物をして祝いますが、丁度旬の大豆や栗が主役で、その他に月見団子・柿なども添えました。
十三夜の月祭りは元来日本固有の風習(秋の収穫祭の一つとして)と考えられいて、十五夜のように中国から伝来したものではないと言われています。
古くは醍醐天皇の時代、延喜19年(919)の九月十三日に、観月の宴が催されたのが始めだとも言われ、広辞苑には「宇多法皇がこの世の月を無双と賞したことによる」と記されていますが、はっきりしたことは分かっていません。
また、旧暦八月十五夜の月見をして、九月の十三夜の月見を行わないことを、片月見と言って嫌う風習がありました。
十五夜の月見を行った後は、翌月に必ず十三夜も月見をして祝うものだとされました。
十五夜には他人の畑の作物を無断で取っても良いとされる所がありますが、十三夜にも同様な風習が各地にあったようです。
例えば長崎県の津島では、この夜の月を豆名月と呼び他人の畑から大豆を取っても良いとされていたそうです。
また長野県には、この夜の天気で来年の農作物の出来を占う風習も残されています。
(インターネット「Harvest Moon in mid-autumn」)引用
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