ヒグラシ 2011:08:09:07:15:42

2011年8月 9日

 近頃朝起きる前に「ヒグラシ」が大きな声でよく鳴きます。「カナカナカナ」 家のすぐ側で鳴いています。その声で目が覚めるほど大きな声で鳴きます。遠くで聞く「ヒグラシ」の声は物悲しく夏も終わりだなと感じさせますが、耳元で鳴かれるとうるさく感じます。しかし、あの小さな体でよくあんな大きな音が出るものだと感心します。

 朝4時ごろから6時ごろまで「ヒグラシ」が鳴き、その後は「ミンミン蝉」「あぶら蝉」が1日中鳴いています。そろそろ、「ツクツクホウシ」が鳴き始めます。今年は蝉が鳴くのが遅かったような気がします。その代り今を盛りに鳴いています。

 蝉の鳴き声を聞くだけで暑く感じるのは、私だけでしょうか。「ヒグラシ」について調べてみました。

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ヒグラシ(Tanna japonensis)
 カメムシ目(半翅目)・セミ科に属するセミの一種。日本を含む東アジアに分布する中型のセミで、朝夕に甲高い声で鳴く。

 日本ではその鳴き声からカナカナ、カナカナ蝉などとも呼ばれる。漢字表記は蜩、茅蜩、秋蜩、日暮などがあり、秋の季語にもなっている。

特徴
 
成虫の体長はオス28-38mm、メス21-25mmほど。オスの腹部はメスよりも明らかに太くて長く、オスメスの区別がつけ易い。また、オスの腹腔内は大きな共鳴室が発達しているためほとんど空洞で、光が透けるほどである。体色はほとんど赤褐色だが、頭部の複眼付近、前胸の縁と背面中央は緑色をしている。ただし体色は個体群によって変異することがあり、山地のものはより黒っぽくなる傾向がある。

生態
 日本では北海道南部から奄美大島(原名亜種。亜種イシガキヒグラシは下記参照)の広範囲に生息する。日本以外では中国大陸に分布(朝鮮半島には分布しない。かつて記録されたことがあったが、現在 は誤記録とされる)。広葉樹林やスギやヒノキの林に生息し、北海道から九州北部では平地から山地まで見られるが、九州南部以南ではやや標高の高い山地に生息する。

 俳句では秋の季語とされ、晩夏に鳴くセミのイメージがあるが、実際には(地域にもよるが)成虫は梅雨の最中の6月下旬頃から発生し、ニイニイゼミ同様、他のセミより早く鳴き始める。以後は9月中旬頃までほぼ連日鳴き声を聞くことができる。

鳴き声
 オスの鳴き声は甲高く、「キキキキキ…」「ケケケケケ…」「カナカナカナ…」などと聞こえる。標準的な聞きなしとしては「カナカナ」が使われる。日の出前、または日の入り後の薄明時によく鳴くが、曇って薄暗くなった時、気温が下がった時、または林内の暗い区域などでは日中でも鳴く。夕方の日暮れ時に鳴く(稀に夜中の2時ぐらいにも鳴くことがある)ことから、「日を暮れさせるもの」としてヒグラシの和名がついた。また奄美大島産は鳴き声が本土産と多少異なるが、後述のイシガキヒグラシほどではない。

 朝夕に響く声は涼感や物悲しさを感じさせ、日本では古来より美しい声で鳴くセミとして文学などの題材にも使われてきた。テレビ番組などでも「夏の夕暮れ」を表す効果音としてこの鳴き声がよく用いられる。しかし間近で聞く声はかなり大きく、遠くで聴く「物悲しい」印象とは異なるともいう。
              (フリー百科 ウキペディア 引用)



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