スポーツ 2011:08:05:07:56:01
サッカー元日本代表の松田直樹さんが4日、34歳で死去されました。ご冥福をお祈ります。
松本山雅のチームドクターで、信州大病院の百瀬能成医師によると、JFLにはメディカルチェックの規定はないが、同FCではJリーグの規定に沿って、血液検査、心電図、負荷心電図、頭部と胸部のCT(コンピューター断層撮影)などの検査を実施しています。今年1月に松田選手も検査を受けたが、異常はありませんでした。
「本人はたばこも吸わず、通常の生活をしていた。当日の天候・気温を考慮しても脱水症状は考えにくい」と言われています。
心筋梗塞は、心臓に栄養や酸素を送る血管が詰まる病気で、通常は高血圧や高脂血症、糖尿病、肥満、喫煙などが原因で起き、40?50代以降で発症します。松田選手の場合は、このいずれにも該当せず、榊原記念病院の伊東春樹副院長(循環器内科)は、「珍しいケース」と話しています。
サッカー界では現役のトッププロ選手が心臓疾患で急死する例が少なくありません。
2003年6月のコンフェデレーションズカップでは、カメルーン代表のフォエ選手が試合途中で心臓発作を起こし、28歳で死去した。04年1月にはハンガリー代表のフェヘル選手も試合中に急死するなど、プレー中の突然死が相次ぎました。
一連の事件を受け、国際サッカー連盟(FIFA)は国際オリンピック委員会(IOC)の提案を受けて再発防止に乗り出した。突然死の要因には先天的な心臓の弱さがあるとみて、06年のワールドカップ(W杯)ドイツ大会の前には出場選手全員の心臓検査を義務づけました。
悲劇はその後も続いています。07年にはまだ22歳だったスペイン1部リーグ、セビリアのプエルタ選手がゲーム中に倒れ、3日後に死去。09年にも当時、中村俊輔選手(現J1横浜)が所属していたエスパニョール(スペイン)のハルケ選手が、合宿中に心不全で急死しました。ホテルの部屋で意識のない状況で発見されたが、手遅れでした。(共同)
(読売新聞 8月4日(木)引用)
サッカー界だけでなく、元カープの選手で巨人軍のコーチだった木村拓也さんも練習中に急死しました。現役活動中に相当無理をして、心臓に負担をかけていたのではないのでしょうか。
私も一時期スポーツ心臓で心臓肥大と言われたことがあり、その心臓を少しづつ運動をしながら小さくしていかなければならない時期がありました。早く診断をしていただいたおかげで、現在では心電図にも異常は出ていません。適度なスポーツをすることは健康に良いとされていますが、個人個人で適度が違うので考えてしなくてはならないと思います。
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