心筋梗塞 2011:08:04:08:39:44
2日の練習中に急性心筋梗塞(こうそく)で意識不明の重体に陥った元日本代表DF松田直樹(34)=松本山雅=は、一夜明けた3日も意識は戻らず、依然、危険な状態が続いていいます。2日は一時心肺停止となったが、現状は微弱ではあるが心臓の鼓動は戻っている。ただ、循環機能は人工心肺で維持している状態です。この日、午前中には病院から家族に容体説明があり、「昨日の説明と変わらなかったそうです。非常に危険な状態であります」と、松本山雅の大月弘士社長は明かした。というニュースが流れています。一流のスポーツ選手が突然かかった心筋梗塞です。
心筋梗塞は冬に多い病気だと言われていましたが、夏の水分不足にも大きな原因があるようです。水分が不足して血液がドロドロとなり血栓ができやすくなり心臓の冠状動脈が詰まりその部分から先が壊死してしまうのだそうです。
心筋梗塞について調べてみました。
心筋梗塞
血液の流れがストップして、心筋が懐死してしまう状態のことを言います。
血管が詰まった状態になるので冠動脈から心筋に血液が流れることはなく、発作が出ると冷や汗が出て、死の恐怖を伴った激しい胸の痛みが襲ってきます。心筋はその細胞の特徴から、一度壊死すると元の状態に治癒することはできません。
ここ最近では日本では年間に15万人の発症数を数えています。男性は60歳代前半、女性なら70歳代に最も増加する事が統計上明らかになっています。
この病気のもっとも恐ろしいのは心筋梗塞を発症した人の3割から4割は死にいたるということです。
。高い致死率の重篤な疾病であり、半数以上が筋梗塞を起こしてから2時間以内に死亡するという、危険な病気です。また早い段階での処置が大切で、発症してから病院到着以前に死亡してしまうケースも多く存在します。
心筋梗塞の患者さんたちの9割以上の人が共通していることがあります。心筋梗塞が発症する前に狭心症という前触れの発作を経験しているのです。
狭心症とは、冠状動脈が動脈硬化で狭くなり血液の供給が少なくなり、心筋が酸素不足を起こします。この状態が一時的に起こり、痛みを生じる場合を狭心症と言います。
心筋梗塞も狭心症と同様冠状動脈の動脈硬化を原因のするものです。したがって狭心症の、動脈硬化、高血圧症、高脂血症、糖尿病、肥満、たばこ、タイプA行動パターンなどの危険因子を取り除くことが対策となるのです。
また、狭心症で治療を受けている人が、狭心症の発作の頻度が急に増えてきたとき、安静時にも発作が起こるようになったときなどは特に心筋梗塞の前触れとなるサインだと考えて、専門医に相談しましょう。
その他にも前兆といえるいくつかの症状があります。思いあたり心配の方は、早めの受診がとても大切です。
[心筋梗塞の前兆として考えられること]
■ 胸の痛み
■ 左手小指の痛み
■ 左肩、背中の痛み
■ 吐き気・むかつき
■ 冷や汗、のどをゼイゼイ鳴らす
■ ED
■ 歯の痛み
敵愾心が強く、大声で、同時に2つ以上の仕事をこなし、常に時間に追われ、食事の時間も早いという比較的にアグレッシブな行動をとる性格の人を「タイプA行動パターン」といって、こういう人たちは狭心症や心筋梗塞を起こしやすい人とされています。
一方それとは正反対の「タイプB行動パターン」は、動脈硬化からくる心臓病にかかりにくいといわれています。 性格との関係は、多くの循環器の専門医では一致した考えでありますが、それを裏付けるデータはまだ確立されていないのが現状です。
(インターネット 心筋梗塞ホームページ引用)
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