紫外線 2011:07:12:06:56:44

2011年7月12日

 昨日(7月11日)で東北地方も梅雨明けしました。日本全国平年より10日以上早く梅雨入りし、梅雨明けしました。夏本番です。半月づつ季節が早く流れているような気がします。秋が早く来るんですかね?

 梅雨が明けると太陽の季節です。一時期のフロンガスで南極のオゾン層が破壊され紫外線が地球に多く降り注いでいると言われています。紫外線の健康への影響 は、紫外線に長時間さらされると、皮膚、目、免疫系へ急性もしくは慢性の疾患を引き起こす可能性があると言われています。その紫外線が梅雨が早く開けたことで、今年は量が大変多く、健康への影響が懸念されています。 

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 紫外線は短い波長の電磁波で 地球を覆っている大気圏で拡散しやすい性質を持っています。太陽が頭上近くにあるということは 紫外線が地球に向かって 垂直に入ってきているということになります。垂直に入るということは 大気圏を通る距離が短いということになり したがって拡散する量が少なく 地上にたくさんの紫外線が届くということになります。

 夕焼けが赤く見えるのは 太陽の光が斜めから大気圏に入ってくるため 大気圏を通る距離が長くなり 紫外線の拡散する量も多くなり その結果 長い波長の赤系の電磁波だけ地球に届くということなのです。夏至を中心に4月後半から8月後半までが 総じて紫外線が強いという認識で 紫外線対策の必要があります。

 南半球の方が 紫外線の量が多いという報告が ここ数年問題となっています。フロンガスによるオゾン層の破壊が進んで南極でオゾンホール(成層圏でオゾン濃度が極端に低い部分)が 発見されています。本来 オゾン層のおかげで有害な紫外線(UV?BやUV?C)を遮断しているのですが オゾン層破壊のため 有害紫外線も検知されるようになっているとのことです。

 オーストラリアでは 子供の通学に 紫外線予防の帽子着用が条例で義務付けられるようになりました。屋外での体育の授業も制限があるとのことで 海水浴もままならぬ状況になっているそうです。他国の話ではなく、地球規模の話です。地球全体で有害紫外線の量が 少しづつ増えていると考えたほうが正しいようです。

   (発行システム研究会ホームページ引用)

 私は、28年間体育の教員をしていましたので顔や手にシミが沢山あります。仕事をしてきた証として気にもしていませんでしたが、これが進むと皮膚ガンに移行する可能性があると指摘されました。また、目は、サングラスをかけて授業をすると言うことは、とんでもないガラの悪い行為として見られていました。おかげで、目がとても弱って来ています。(パソコンのせいもあるかな?)

 特にオゾン層が破壊され有害な紫外線が降り注いでいます。この夏、アウトドア活動をするときはしっかりとした紫外線対策をしようと思います。



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